2020年12月7日、マーベラスより発売中のNintendo Switch、プレイステーション4用ソフト『天穂のサクナヒメ』について、制作をおこなったえーでるわいす・なる氏がツイート。ゲーム内では、太陽の傾きをまともに計算しており、夏場に比べて冬場は昼の時間がかなり短くなっていることが明かされた。

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 ツイートでは、春夏秋冬の日照時間をシミュレートしていると思しきモデル図が約30秒の動画で示され、“Summer”では6時から18時ごろまで明るいが、“Winter”になると8時ごろにようやく明るくなり、16時ごろにはもう日が傾いてしまう様子が見て取れる。

 『天穂のサクナヒメ』は、農業シミュレーション要素と横スクロールアクションを組み合わせたゲーム。お米を育て、収穫することで主人公・サクナの能力がぐんぐん上がっていく。探索時は横スクロールアクションでダンジョンを探索したり敵を倒したりすることになるが、夜になると敵が凶悪に強くなるので、明るい昼のほうが進めやすい。

 「農林水産省の公式サイトが攻略情報になる」と言われるほどリアリティーを意識した農業要素が注目される本作だが、太陽の傾きに関してもここまでこだわって作られているというのは驚き。折しも冬至(2020年は12月21日)が近づき、めっきり日が短くなっている今日このごろ、ゲーム『天穂のサクナヒメ』でも季節の移り変わりを楽しんではいかがだろうか。

 続いて行われたツイートでは、「ちなみに気温は長野県をモデルにしてます。攻略に役立ててください」とコメント(道理でゲーム内気温がけっこう肌寒いと思った)。気象庁のリンクが貼られ、長野県における年間の平均気温、最低/最高気温などがまとめられた表を見ることができる。