CD PROJEKT REDのオープンワールドアクションアドベンチャー『サイバーパンク2077』の配信番組“Night City Wire”の第5エピソードがYouTube公式チャンネルで配信され、来月に発売が迫った本作の新たな情報が公開された。
なお公開された映像はYouTubeの字幕機能に対応しており、日本語での視聴が可能となっている。
『サイバーパンク2077』(PS4)の購入はこちら (Amazon.co.jp) 『サイバーパンク2077 コレクターズエディション』(PS4)の購入はこちら (Amazon.co.jp)新ゲームプレイ映像公開&キアヌの収録風景も
まず今回は、最新のゲームプレイトレイラーが公開。CD PROJEKT REDの日本公式Twitterでは、日本語吹き替えのバージョンも配信されている。ナレーションで世界観やゲームシステムの概要なども紹介されているので、どんなゲームかまだ把握していない人はひとまずこの映像から見てみるといいだろう。
また本誌では本日未明に最新プログラムを約16時間プレイした上でのプレイリポートを別途掲載しており、独自の紹介映像も公開中。そちらも合わせてチェックしてみて欲しい。
ノリノリでモーキャプするキアヌ
そして謎多きキャラクター“ジョニー・シルバーハンド”と、彼を演じるキアヌ・リーブスに迫った映像もそれぞれ新たに公開されている。
中でも後者はキアヌへのビデオインタビュー形式になっており、モーションキャプチャーや3Dモデル作成のためのフェイスキャプチャーの収録風景などもふんだんに見られる。
開発スタッフの説明によると、登場シーンは普通の長編映画の数本分になり、そのための収録は「数回のモーションキャプチャーと20数回のレコーディング」と長時間にわたるものだったとか。
ちなみに映像では、伝説のロッカーという設定のシルバーハンドらしくキャプチャー用の小道具のギターをかき鳴らしてみせたり、撮影の合間に冗談交じりにサービスをしてみせたりするキアヌが見られるのだが、噂通りすげぇいい人そう。
各吹き替え言語の音声に合わせてアニメーションを調整するシステムを採用
演技まわりでは、本作で採用されているソフトウェア“JALI”についてのビデオも興味深い。これはカナダのトロントを本拠地とするJALI Researchによる技術で、多言語の音声に合わせて顔のアニメーションのリップシンクを調整できるというもの。
本作では全部で10言語に音声対応するのだが、本来であればその全言語全キャラクターの全セリフデータに合わせてアニメーションパターンをいちいち作るのは膨大な作業になる。それをこの技術のプラグインによる自動生成とパラメーターの調整で対応しているというわけだ。
公式サイトによるとプラグインは3DツールのMAYAに対応しており、大手商用ゲームエンジンのアンリアルエンジンとUnity向けの開発も進行中の模様。
グライムスやニーナ・クラヴィッツ、日本のナマコプリなどが変名で楽曲提供
オープンワールドゲームで特に重要な要素のひとつが、音楽を通じてその世界を表現するサウンドトラックだ。ゲーム中にはBGMだけでなくロックスター・ゲームスの『グランド・セフト・オート』シリーズのようなラジオシステムなども存在し、収録曲は全部で150曲以上に至るそう。
近未来設定に合わせて、実在の音楽アーティストによる提供曲に作中世界のアーティストとしての変名が与えられているのもユニークなところ。たとえばグライムスであれば“Lizzy Wizzy”、ヒップホップデュオのRun the Jewelsは“Yankee and the Brave”、テクノDJのニーナ・クラヴィッツは“Bara Nova”、日本のナマコプリは“Us Cracks”という塩梅。
なおセレクトされた楽曲を収録した2枚のサントラアルバムが、それぞれ12月11日と18日(日付は海外基準)にiTunesほかでリリース予定。また今回の配信に合わせて6曲のオリジナル曲がYouTubeで公開されている。
Our official EP with 6 tracks of the original score is now available on our YouTube channel and a variety of stream… https://t.co/tZv2RFAiBQ
— Cyberpunk 2077 (@CyberpunkGame)
2020-11-20 05:02:57
楽曲でトラブらないための配信者向け機能も
ゲーム中で実在アーティストによる曲が流れる事自体は珍しくないが、それで時折困るのが、ゲーム配信時などに配信フリーではない曲が映像にのってしまって広告収入の権利などが失われてしまうケース。
本作では権利的に配信しても問題ない曲のみに限定するモードが存在し、家庭用ゲーム機の機能を使って直接配信する場合などは自動的に切り替わるという。この機能はPC等でもオプションから設定可能で、任意にオンオフが可能とのこと。
GOGアカウントに繋ぐことによるゲーム内特典も
そしてゲームに元々付属するデジタル特典以外に、購入した各プラットフォームのアカウントとCD PROJEKT直営のプラットフォームであるGOG.comのアカウントにリンクすることで、ゲーム内で利用できるジャケットなどのアイテムが入手できるそう。
RPG『ウィッチャー』シリーズなどCD PROJEKTの他作品を所有している場合はさらに入手アイテムが増えるそうなので、該当しそうな人は検討してみては。
#サイバーパンク2077 を購入された方にはもれなく、豪華デジタル特典が付いてくる!(プラットフォームやバージョンを問わず)
さらにhttps://t.co/GLrmBbECoMアカウントと接続することで、クールなゲーム内報酬も… https://t.co/iadWDiG1qt
— CD PROJEKT RED Japan (@CDPRJP)
2020-11-20 02:28:35