ネクソンが提供する、スマホ・PC向けのクロスプラットフォームMMORPG『V4』(ブイフォー)。2020年9月24日に日本でのサービスインを迎えたばかりのタイトルだ。
『V4』でいまいちばん注目されているのは、サーバー間の壁を越えて最大600人のプレイヤーが競い合う、超大規模のフィールドボスコンテンツだろう。
加えて、公式サイトでは2種類の大規模レイドが予告されている。“聖物”を目的地まで運ぶサーバー対抗戦“聖物争奪戦”と、全サーバーのプレイヤーが挑む“ワールドボス”だ。ワールドボス戦では、貢献度1位の参加者が所属するサーバー全体に恩恵が与えられる。
ボスへの攻撃役や聖物の運搬係といった中核を担うのか。あるいは、敵の妨害を阻止するのか。はたまた自由気ままに他サーバーにちょっかいを出すのか。大規模レイドでどのような役割を楽しむにせよ、実装までにキャラクターを強化し、準備をしておきたいところだ。
今回は『V4』のゲーム内容を紹介するとともに、やがて来る大規模コンテンツに備えて準備しておきたい内容を解説。育成やバトルのコツなど、大規模コンテンツで英雄になるための基礎情報からお届けしたい。
とにかく“煩わしさ”がないのが『V4』!
まずは『V4』がどのようなゲームなのか、解説していこう。ひと言で表すと、画面左側の仮想レバーと画面右側のボタンで操作するアクションMMORPGだ。
“次元の扉”が開いた影響で異次元の脅威・悪魔たちが世界に悪影響を及ぼす中、プレイヤーは“悪魔狩り”の隊長として、個性的な仲間たちとともに悪魔討伐の旅を続けていく。これが基本的なストーリーとなる。
ここまでは最近増えているスマホMMORPGとも似ているが、それらとは少々異なる。メインストーリーも完全放置での進行できるほどにオート機能が充実しているほか、強化システムはシンプル。煩わしさが徹底して排除されており、徹底的にストレスフリーなのだ。
キャラクターは細かいことを考えずに選んでオーケー
ストレスフリーな特徴は最初から実感できる。本作ではキャラクターメイキング時に、以下の6種類の職業を選択可能。
- 戦闘中に獲得したエネルギーを一気に爆発させる魔法使い“マジシャン”
- 巨大な槌を振るい、HPが減るほどに力が蓄積して暴走状態になれる“ウォーロード”
- 太刀と小太刀を駆使し、印を刻んだ相手に弱点攻撃を叩き込む“ブレイダー”
- 剣と盾で守りを固め、戦闘時間が長引くほど強烈な技をくり出す“ナイト”
- 二丁拳銃と長銃を持ち、10種のスキルを切り替えながら立ち回る“ガンスリンガー”
- 小柄な少女ながら大砲と一体化した斧を振るい、近・中距離の攻撃を使い分ける“アクスラー”
見ての通り、職業はいずれもが“アタッカー”。サポーターやヒーラーといった概念がないのだ。細かいことを考えず、外見や攻撃方法の好みで選択すればオーケー。
デイリーミッションに追われないゲーム設計
少し話が飛ぶが、MMORPGに限らず、プレイヤーはスマホゲームの“義務感”に対して不服に思うのではないかと考えている。
多くのゲームでは、“これくらいのアイテム収集を毎日続けるくらいが最適”などの目安として、日課(デイリークエストなど)が用意されている。だが、プレイヤーには忙しい日もあれば、ゲーム内で別のことを楽しみたい日もある。そうしてデイリークエストをサボると損をした気分になってしまう。
『V4』にもデイリーミッションやウィークリーミッションはあるが、オート進行を設定してしばらく放置すれば、気付くと終わっている。ストレスを感じる暇がない。
昨今のMMORPGではクエストをつぎつぎと受託してストーリーを進めていくのが一般的だ。
一連の流れを戦闘も含めてオートで進めてくれるタイトルは増加傾向にある。だが、たいていはクエスト完了の報告のためにボタンをタップ(クリック)する必要があり、そこでオート進行が止まってしまう。
『V4』ではクエストの完了報告や戦闘、さらに新たなクエストの受託まで、すべて自動で進行してくれる。さらに初見の会話パートですら、設定で早送りにすることが可能だ。
ただ、筆者としては本作のメインストーリークエスト“盟約の旅路”は、スキップせずに内容を楽しんでほしい気持ちもある。同じ盟約に所属するイブリン、ミリア、カッセル、ラッツという4人の悪魔狩りの仲間たちがいずれも個性的で、会話や戦闘をともにすると、愛着が湧いてくるのだ。
時間がない人は放置でスキップしてもいいし、ストーリーをじっくり楽しんでもいい。『V4』では全体にわたって“好きに遊んでいい”という自由さが充満している。
“取引所”をうまく活用しよう
戦闘やメインクエストとは関係ない部分でも、たとえばプレイヤーがレアアイテムを出品する“取引所”も独特だ。レベル60から解放される取引所は、価格設定に最低金額などが定められておらず、完全に自由な市場となっている。
取引所で利用できるのは、ゲーム内通貨の“ゴールド”ではなく、課金通貨の“レッドジェム”。無課金のプレイヤーでも、こつこつアイテムを売ってレッドジェムを得れば課金アイテムを購入できる。フィールドプレイでレアアイテムをゲットできれば、取引所を通じて一気に大量のレッドジェムを獲得することも可能だ。
基礎を強化して大規模レイドに備える
ここまでの紹介で、『V4』が自由に遊べるMMORPGであることはわかってもらえたかと思う。続いては育成の基本を解説しよう。
【キャラ育成と大規模レイドへの備え】
- メインストーリー“盟約の旅路”を最後まで楽しむ
- “エリア討伐”でアイテム収集
- “潜在能力解放”でキャラクターを強化
- “悪魔討伐”と“ネームド討伐”でレア装備を入手
- “夢幻の隙間”でスキルブックを狙う
- フィールドボスで大規模戦の予行練習
- 連携を練習するならギルドに加入
まずは横道にそれずにメインストーリーを楽しむことをオススメしたい。適度に装備が集まり、キャラ育成の準備が整うからだ。各項をひとつずつ解説していこう。
レベリングと装備集めは“盟約の旅路”から
レベリングは“盟約の旅路”(メインストーリー)のクエストをこなしていくのがいちばん早い。理由はシンプル。獲得経験値が圧倒的に多いからだ。現在は6幕まで実装されており、これをすべて完了させるまでは、ほかのレベリング手段には目を向けなくても大丈夫。
盟約の旅路では進行度に応じてさまざまなアイテムを入手でき、中には強力なレア装備も含まれている。6幕を最後までクリアーできれば、現段階で最高レアリティの防具を確実に入手可能。まずはふつうのRPGとしてストーリーを楽しもう。
ただし、盟約の旅路クエストでは、4幕あたりから敵が非常に硬くなる。幸い攻撃力はさほどではないので、回復ポーションを使用しつつ長時間殴り続ければ負けることはないが、5幕や6幕ともなるとポーション代がとんでもないことに。ゴールドのムダ遣いは厳禁だ。
また、硬い敵を60体も倒すような時間がかかるクエスト内容も増えていく。放置できるタイミングをうまく活用したり、他プレイヤーがワールドチャットで募集しているパーティーに参加することで、手早く済ませるといい。
なお、盟約の仲間といっしょに戦うクエストはインスタンスバトル(通常のフィールドとは異なる特殊な空間で戦う)となるので、ほかのプレイヤーからは助けてもらえない。ここばかりは独力で突破しよう。
最近のゲームでは“戦闘力が推奨値に達していないとクエストが受けられない”といった仕様も見受けられるが、本作にはないため、戦闘力が低くても上記のゴリ押し攻略が可能だ。さらに“攻撃速度+10%”などの強力な効果がある食べものも併用すれば案外なんとかなる。
筆者の周囲には、無課金・低戦闘力でも盟約の旅路を全クリアーしたというプレイヤーはけっこういる。
食べものは“よろず屋”にゴールドを支払って買えるが、かなり高い。とはいえ、本作では強化などにゴールドは使うものの、ポーション代ほど多くはかからない。ストーリーはゴールドをつぎ込んで早く突破するもよし、別の強化で準備を整えてから挑んでゴールドを節約するもよしだ。
できる範囲で“エリア討伐”をこなそう
ワールドマップには戦闘エリアが表示されている。エリア名をタップするとメニューが表示され、1日1回“エリア討伐”を受注可能だ。承認ボタンを押して受注すると、そのエリアで敵を一定数倒すというクエストが発生し(自動進行可能)、達成すると報酬が得られる。
エリア討伐では、ゴールドはもちろん、強化素材の“刻印石”や“霊魂の欠片”をかなり多く得られる。低ランクのエリア討伐でも食べもの入手できたりと、かなりお得なコンテンツだ。
ただし、高ランクのエリア討伐は時間がかかってポーションを浪費しがち。ポーションを使わなくても済むくらい簡単なエリア討伐を、毎日好きなだけ、できるだけやっていこう。
また、高ランクのエリア討伐は“仲間”に任せるのがオススメ。本作では盟約の仲間NPC以外にも、“契約書”などのアイテムからランダムで仲間NPCを得ることができる。
中にはエリア討伐を任せられる仲間もいる。承認ボタンの横にある“仲間討伐”ボタンで討伐に派遣できるのだ。
自力と仲間によるエリア討伐を合わせれば、かなりの数の刻印石と霊魂の欠片が手に入る。このふたつを使った強化はレベリングについで効果が大きい。
メインメニューの“魔石刻印”から刻印を行なって基本能力を伸ばす。霊魂石は装備にはめ込んでステータスを強化できるアイテム。これをさらに強化していこう。
エリア討伐で敵を倒すと“痕跡”が集まっていく。一定数溜まったところで、メインメニューの“モンスター調査”から各敵ごとに“痕跡分析”をすると、ゴールドなどの報酬を獲得狩野。また、魔石刻印のようにキャラクターの基本能力値が上がっていく。
毎日違うエリアの討伐をこなしていけば、自然と多くの種類の敵を倒していくことになり、痕跡集めも進んでさらに強くなれるわけだ。
余った装備で“潜在能力解放”
エリア討伐などをくり返していくと、いらない装備が溜まっていくかと思う。捨てたり売ったりするよりも、メインメニューの“潜在能力解放”につぎ込むのがオススメだ。
とはいえ、注意点もある。魔石刻印、霊魂石についで、キャラクターの能力を大きく伸ばせるコンテンツではあるのだが、じつは余った装備には“アイテム収集”というコンテンツでも使いどころがある。
潜在能力解放でおもに使うのは“魔力のネックレス”。最初のうちは余った装備もここで使い、ある程度ゲームに慣れてきたら、アイテム収集で使わなかったものをこちらに回すといいだろう。
“悪魔討伐”と“ネームド討伐”で装備を狙う
ソロで手軽に最強ランクの紫装備(英雄等級の装備)を狙えるコンテンツが“悪魔討伐”と“ネームド討伐”だ。
悪魔討伐というコンテンツでは、ミッション達成などで得られる“パトラの魔眼”を消費することで強力な悪魔と戦える。どの場所からでも即スタート可能だ。
また、クエスト一覧に毎日3回発生するネームド討伐クエストでは、世界各地にいる強力な名のあるモンスターを倒し、報酬を得ることができる。
このふたつは、いずれもインスタンスバトルとなるため、ほかのプレイヤーと共闘できないソロコンテンツとなる。しかし、敵の強さはさほどではないため、推奨戦闘力を満たしていなくても大丈夫。ポーションでのゴリ押しも有効だ。
どちらかというと、注目はすぐに戦闘に入れる悪魔討伐。ネームド討伐は序盤は報酬が微妙だが、毎日こつこつ進めていくと、紫装備が手に入る可能性が出てくるうえ、出現する敵は悪魔討伐よりも格段に弱い。移動に手間を感じないようなら挑戦する価値はある。
“夢幻の隙間”でワンチャン狙い
NPC吟遊詩人のいる場所から入れる、1日に滞在できる時間に限りがある別次元のフィールド。それが“夢幻の隙間”だ。装備の強化素材や、貴重なスキルブックなどが手に入る。
スキルブックはスキルの習得や強化に使うアイテムだ。基本的なスキルブックは盟約の旅路などで入手できるが、夢幻の隙間では、盟友の旅路では獲得できない超強力なスキルブックもドロップする。
夢幻の隙間の各フィールドには1~2時間ずつしか滞在できないものの、全フィールドの滞在時間を毎日使い切るのは現実的ではない。入手可能なアイテムを確認し、狙った場所で放置狩りをするといいだろう。アイテムドロップ率がアップする“祝福のポーション”なども、ここが使いどころだ。
フィールドボスに挑もう!
ここまではキャラクターの育成・強化のための準備を紹介してきたが、やはり大規模レイドに備えるとなれば、それに準じたコンテンツで慣れておきたいところだ。最適なのが、“フィールドボス”との戦いだ。
画面左上のフィールドボスアイコンをタップすると、世界各地に1日1回(1チャンネルごとに1体)、特定の時間に出現するフィールドボス情報を確認できる。出現地域名の横にある虫メガネボタンから出現位置も確認でき、足跡ボタンでその位置へ自動移動もできる。
フィールドボスを狩るプレイヤーたちは、10~15分くらいから出現場所で待機している。そのため、ボスはあっという間に数の暴力で倒されるので、1日1回、特定のボスに狙い撃ちで待機し挑むといいだろう。
フィールドボス戦にはより高レアリティーの魔石を手に入れてキャラクターを強化したり、紫装備の入手を夢見たりといった楽しみがある。とはいえ、何より楽しいのは大人数でワイワイ戦うお祭り騒ぎだ。
将来の大規模レイドに近いものを体験したい場合は、強力な敵や豪華なドロップアイテムが設定されている別次元フィールド“ルナトラ”に出現するボスに挑むといいだろう。
ルナトラは多くの地域が“無法地帯”。PvPを仕掛けることが可能だ。ボスによっては、出現時間と別サーバーのルナトラフィールドに侵入できる次元解放時間が重なっている。ほかのプレイヤーによる妨害に対応しつつボスと戦うことになるので、大規模レイドの予行練習にもってこいなのだ。
ギルドに入っておこう!
大人数での連携が重要と感じたなら、ぜひギルドにも入ってほしい。活発なギルドはメインメニューから確認できる“ギルド募集板”のほか、ギルドレベルが上がって所属人数枠が増えるたびにSNSで募集をかけている。
加入するだけでも獲得経験値ボーナスなどの恩恵があるほか、ギルドダンジョンなどの独自コンテンツやギルドコイン(ギルドミッションで入手)でしか手に入らない報酬なども存在する。大規模レイドに備える意味でも、情報交換や連携ができるギルドンバーは心強い存在になってくれるだろう。
いまさら聞けない? 育成&立ち回りのコツ
これまで紹介した育成と強化の基本を毎日マイペースに続けていけば、将来の大規模レイドへの備えは十分に整うだろう。それとは別に、意外と見落としがちな便利機能やコツなどについても紹介する。
拠点メニューを忘れず活用
画面右上の家のような形のボタンを押すと、最寄りの拠点へ移動する選択肢が出る。これらの拠点へ一瞬でワープできる“拠点移動スクロール”は拠点のよろず屋で安価にて購入できるので、気軽に利用しよう。
また、ワールドマップで別エリアの拠点をタップすると、画面右上に家マークのボタンが小さく表示される。ここからスクロールでワープすれば移動時間を大幅に短縮できるぞ。
なお、特定の位置をピンポイントで記憶し、その場所にワープできる“位置移動スクロール”も存在するが、入手にかかる対価がかなり大きいので、乱用は控えたい。
拠点への移動後は、家ボタンの左にあるNPCリストボタンで、その街で受けられる“住民依頼(いわゆるサブクエスト)”や、商人NPCを確認できる。住民依頼はエリア討伐ほどではないが金策にもなり、商人NPCの居場所へはリストから自動移動を行える。
戦闘不能から復帰するときも、NPCリストは便利。戦闘不能になると、しばらくの間は獲得経験値90%減の弱体効果を受けてしまうほか、装備の一部が破損して一時的に使えなくなることがある。そのまま24時間が経過すると消滅するが、これらの症状は街にいる回復師が治してくれるのだ。
装備強化は慎重に
装備をスクロールで強化していく際、“安全”を通り越して“破壊”の段階に達すると、装備強化の失敗時にけっこうな確率で消滅する。回復師も修理できない、完全な消滅だ。
装備の消滅に備えて、危険域の装備強化に挑む際には、危険域一歩手前まで強化した同じ装備を確保しておくことをオススメする。
また、メインメニューの“装備工房”からは、装備に能力値ボーナスを追加する“魔力付与”と、特性付き装備から特性を取り出して移植する“装備特性”を行なえる。
魔力付与は材料となる“魔力が宿った古書”が比較的入手しやすいので、長く使いそうな装備に1回ずつ施しておくといいだろう。特性付き装備はなかなか手に入らないので、こちらは序盤はあまり気にしなくてもいい。
採集は仲間に任せよう
本作には採集や採掘、鍛冶や錬金といった、ギャザリングとクラフティングのコンテンツも用意されている。これらのレベルを上げると、多少能力が強化されるものの、盟約の旅路が終わるまではノータッチでも問題ない。
本格的に手をつけるなら、材料の収集は最初に仲間になってくれるイブリンたちに任せるといい。短時間のローテーションで、大量の素材を集めてくれるぞ。
範囲攻撃はときには控える
本作では盟約の旅路の戦闘などで、複数の敵と同時に戦う場面が多く、範囲攻撃が有効に見える。だが、6幕以降や夢幻の隙間の戦闘では、ヘタに範囲攻撃を撃つと複数の敵にターゲッティングされてしまい、あっという間に倒されることもある。
高レベルの狩り場に行く際にはあえて範囲攻撃をすべて外し、単体攻撃だけで立ち回ることも重要だ。スキルを入れ替えたり、スキルブックで増やせる各スキルの“追加効果”の選択で調整しよう。
“転属”を忘れずに!
キャラクター強化手段のひとつに、特定の能力と獲得経験値量が増える“召喚獣(いわゆるペット)”と、移動や攻撃速度がアップする“乗り物”がある。これらや仲間キャラクターは、課金やイベント報酬などで入手できる特定のアイテムからランダムで入手可能だ。
ここで重要なのが“転属”だ。重複した仲間、召喚獣、乗り物はストックされる。同じレアリティのものを3つ揃えると、一段階上のレアリティのものに変化するのだ。
乗り物による攻撃速度アップはずば抜けて強力。最高レアリティにもなると、攻撃速度+100%というとんでもない数値を叩き出す。こつこつと転属を繰り返し、紫の乗り物の獲得を目指してほしい。
行き詰まったらサブキャラ育成もアリ
本作では1アカウントにつき、最大4人(課金により最大6人)のキャラクターを作成できる。同一アカウントのキャラクターは、仲間、召喚獣、乗り物、レッドジェムの所有状態を共有しており、倉庫を通じてアイテムを受け渡せる。
盟約の旅路後半で行き詰まりを感じたら、サブキャラクターで気分転換を図るのもいいだろう。サブキャラクターで稼いだゴールドで“アイザックの生命力の秘薬”を買って倉庫に入れるなど、メインキャラクターの支援も行える。
サブキャラクターはメインキャラクターとは職業を変えるのもアリだが、一気に育てるなら同じ職業がベター。倉庫を通じて装備を貸し出せるからだ。
意外と忘れがちな“交換所”
メインメニューから確認できる“交換所”では、各コンテンツで入手できるコインをアイテムに交換してもらえる。コインはいつの間にか貯まっているので、ときどき交換できるものを確認しよう。
乗り物や召喚獣など、便利なアイテムを入手するチャンスも用意されているので、見逃さないように! なお、ギルドコインだけは交換所ではなく、大きな街にいるNPCギルド商人が報酬と交換してくれる。
『V4』はコンテンツ量が多いゲームだ。今回紹介した要素も一部に過ぎない。とはいえ、こういった育成のコツは、今後アップデートでゲームが進化していっても、基本的な部分は活用できるだろう。最高のキャラクターを育て上げ、600人の中でひときわ輝く英雄へと昇り詰めてほしい!