『魔女の泉3』序盤のストーリーやキャラクターなど新情報が公開。“人形召喚”を含むゲームシステムも

2020.10.07 19:30

　スタジオアートディンクは、同社のゲームパブリッシングブランド“G CHOICE”の第1弾タイトルNintendo Switch用魔女育成RPG『魔女の泉3 Re:Fine ー人形魔女、『アイールディ』の物語―』の新情報を公開した。

　本作は2015年に有料モバイルアプリとしてリリースされ、累計170万ダウンロード以上を記録している。2020年12月17日（木）発売。価格は3980円［税抜］。

以下、リリースを引用

魔女の泉３ Re:Fine　―人形魔女､『アイールディ』の物語―のストーリー

　軍や勇士による「魔女狩り」を逃れ、人里離れた深い森の奥にひっそりと隠れ暮らす、ひとりぼっちの魔女「アイールディ」…

　物言わぬ人形だけが友だちだった孤独な少女が、ある日、森の洞窟で冒険好きな人間の青年アドリアンと出会ったことから、神族と人間の未来を左右する大きな運命の歯車が動き出す…

魔女の泉３ Re:Fine　―人形魔女､『アイールディ』の物語―

序章　霧の森でアドリアンとの出会い

　霧の森は霧が濃く視界を遮る人間が立ち入らない森。その霧の森に住むアイールディは大切な友達であるリトルエミリアを目覚めさせるために、生命力を求めて旅立つ。

　行く手を阻むイノシシと戦い勝利し、生命力を手に入れたアイールディは家に帰りリトルエミリアに生命力を注ぐ。

　生命力を得たリトルエミリアと再び霧の森の奥へと旅立つと行く手を阻むゴーレムが出現。アイールディはリトルエミリアと魔術を駆使しゴーレムを撃破する。

　更に旅を進めるアイールディは霧の森の奥にある霧の洞窟でアドリアンの出会う。アドリアンとの旅が始まったアイールディ。

　その先には数々の戦闘が発生するが突如アドリアンがいなくなる・・・。

　独り旅を続けレフガドの泉の根に到達したアイールディの前に立ち塞がるのは霧の森のボス「レイモンド」。

　レイモンドを攻略するとアドリアンが捕らえられたことを知るアイールディ。アドリアンを助けるために歩みを進めるアイールディは退役軍人ヘクターと出会うのだが・・・

魔女の泉３ Re:Fine　―人形魔女､『アイールディ』の物語―の遊び方

ストーリーは展開が大きく分岐するマルチクライマックスシナリオを採用

　ストーリーが進行するとアイールディの運命を左右する選択を迫られます。その選択によって物語は大きく変化し、それぞれ全く異なるクライマックスへと向かいます。

修練とアイテム生成で強化することで、ステータスがどんどんアップします。

　各種トレーニングや勉強・研究などの修練を行い、戦闘ドロップやフィールドワークで集めた素材でアイテム生成を行う事で、ステータスがぐんぐんUPします。効率よく自分好みのキャラクターに育て上げることができ、どんどんインフレしていく強さを実感できる爽快なゲーム性です。レベルアップに無駄な戦闘などありません。

人形召喚にて戦闘や移動をサポートしてくれます。

　シリーズ中で本作だけの特徴として「人形召喚」があります。孤独な魔女アイールディは生命力を集めて人形に命を与えることができ、命を得た人形をフィールド上やバトル中に召喚することができます。人形ごとの特徴で様々なサポートを受ける事ができます。人形は動物型や人型、小型のものから大型のものまであり、コレクションをしたり、お気に入りの人形と共に冒険を楽しむことができます。

『魔女の泉３』登場キャラクター情報

アイールディ　CV:高野麻里佳

　シューベト地域内、霧の森に住む魔女。静かで口数の少ない性格。社会生活になれていないせいでたまに突飛な行動をすることもあるが、心根は素直で優しい。人形に命を注いで動かす能力を持つが、まだ未熟なため、たまに失敗作を作ることも。頭の上には失敗作人形の「フェイリア」を乗せて歩く。

フェイリア

　アイールディの作った人形の一つで、失敗作。大量の魔力を注ぎ込んだが少量の魔力しか溜まらず、不完全な人形として生まれた。そのせいで生命力の源となる魔力を注入し続けないとすぐに死んでしまう。いつもアイールディの頭の上に乗ったまま微量の魔力を吸い取り続けている。

アドリアン　CV:野島裕史

　シューベト領主の息子。住民を配慮する母エステルと町を守る勇士時代を送った父リーガルの意志を受け継ぎ、大陸の人々のことを思う青年として育つ。小さい頃から学業だけでなく剣術にも才能があったが、母が重い病にかかってからは病を癒すための「生命の石」を探す探検に全力を注いでいる。父親のリーガルは、多方面で才能を持つアドリアンが次期領主としての学びを疎かにして探検に出ることが気に入らないらしい。探検の途中、アドリアンは霧の森の洞窟でアイールディに出会うことに。

ヨハネス　CV:菅沼久義

　バベリア国王の命でデルカル大陸に派遣された使者。リアート村の平民出身で常に弱者たちの立場に立って考える。「デルカル大陸を助けたまえ」と国王に命じられ、大陸を取り巻く状況を解決するための方法を探す。魔女狩りを主導する領主のリーガルに敵対的。エステルと一緒に、シューベトのあるべき姿とデルカル大陸の未来について語り合うことが多く魔女狩りやリーガルの迫害から神族たちを守るために努力している。

リーガル　CV:増谷康紀

　シューベトの領主。若い頃、平民出身の勇士時代を送りながらシューベトのために多くの活躍をし、町の人々から人気を得た。彼のシューベトを思う気持ちと町を守る勇気が認められ、領主の娘であるエステルと結婚しシューベトの領主となる。しかし、シューベトのことだけに執着しすぎた結果リーガルはシューベトを守るという目的で力で他の村を圧迫し始める。大陸の実権を握る教皇には好意的な態度を見せるが村と村の関係を重要視するエステルとは対立することが多い。

エステル　CV:大空直美

　シューベト領主の妻。父の後を継ぐシューベトの領主であったが、リーガルと結婚してからは彼に領主の座を明け渡した。優しくて穏和な性格で、町のことを愛し他の村との関係も気にしている。そのせいで、シューベトの政策を決めるにあたり反対の立場をとろうとするリーガルとぶつかり合うことが多い。魔女狩りが始まったころに謎の病にかかり、家から出られずにいる。