前回(第4回)の日記はこちら

最初のマイルストーン

 番組の途中(元素についての話ね)ですが、最初の区切りに到達したのでそちらのご報告をさせていただきます。

 『原神』は各キャラクターのレベルとは別に、“冒険ランク”というプレイヤーそのものの経験を現した尺度が存在する。この冒険ランクを上げることが『原神』の序盤の目的であり、これを育てることでさまざまな要素がアンロックされてゲーム環境が充実していく……という作りになっているのである。要するに、冒険ランクを上げないことには文字通り、

 「何も始まらない」

 わけで、充実したテイワットライフを送りたい人は漏れなくランク上げ作業に入らないといけないのである。そう法律で決まっているのだ。

 冒険ランクを上げる方法については……機会があれば書きたい。ていうか、俺が知りたい。

 ここでは、プレイ開始から2日目にしてようやく最初の区切りである冒険ランク10に到達し、待ちに待っていた“あること”ができたおっさんのヨロコビの声をお伝えする。

5キャラを求めて

 そう、ついにたどり着いたのだ。序盤のマイルストーンに。

1

 プレイ開始直後は、

 「冒険ランク10とか、余裕で初日に到達できるよな^^」

 と思い、ダラダラとゲームをしていたんだけど、ただ戦闘をくり返しているだけでは冒険ランク用の経験値はいっさい入らず、無為無策な1日を過ごしてしまったんだよね(苦笑)。冒険ランクを上げたければ任務やら依頼やらをマメにこなし、マップに散らばるワープポイントの解放とか宝箱をガンガン開けるなどの行動が必要だったんだよなーーー!!

 まあでもいいわ。

 無事に冒険ランク10にはなれたんだからさ。

 ナゼ俺は、ここまで冒険ランク10にこだわっていたのか? その理由は……いわずもがな、↓こちらであります!!

2

 そうです!!

 『原神』の全世界事前登録者数1000万人(!)達成記念の賞品として、なんと祈願(ガチャね)で使える“出会いの縁”が10個ももらえるのじゃぁぁぁあああ!!w

 これがあれば……↓このガチャの10連をもう1回回すことができるのである!!!

3

 当日記の3回目で、「初心者応援祈願の10連をやって、★4の香菱(シャンリン)を手に入れた!」と書いたけど、じつはこのガチャは20回が上限で、10連のチャンスは2回のみとなっている。そして今回、冒険ランク10のご褒美として出会いの縁を10個もらえたので、晴れて2回目のチャレンジに進出することができた、ってわけだ。

 では、さっそく回してくれよう。

 俺は堪え性がない性格をしているので、この手のアイテムは手に入れた瞬間にすべてパァーッと使ってしまうのである。

 狙いはもちろん、最高レアリティーの★5キャラだ。それもできれば……現環境で最強クラスと伝え聞く風使いのウェンティか、雷使いの刻晴(こくせい)という女子が欲しい!!!

 参ります!!! まずは……↓この写真を見てもらいたい。

5

 一瞬だけ捉えられた、まばゆいばかりのガチャの演出である。これまで見たものに比べると明らかにド派手で、流れ星の色も黄金な気がするんだけど……。

 はたして、祈願からまろび出てきたのは……!!

4

 「うお!!!!!!!」

 一瞬、「★5きちゃぁぁああああ!!!!www」と叫びそうになったけど、よく見ればこの“フィッシュル”という女子は★4のようだな。

 それでも!! うれしいことにはかわりはない!!

 いまはとにかく、いろんな状況に対応できるようキャラの数をそろえたいのだ。★4だろうが★3だろうが、来てくれるだけでうれしいよおじさんは!!

 しかし……!!

 今回の祈願は、これで終わりではなかった。

 なんと……フィッシュルの余韻冷めやらぬ画面に表示されたのは……!!!

6

 「え!!!!!!!」

 俺の心臓が、4秒ほど止まって死んだ。こここ、この女子は……!!! 初めて見る子だけど……★の数が5個もあって、その名は……!!

 「コクハルきたぁぁああああ!!!!!」

 いや、刻晴(こくせい)だけどwww まあ名前はどっちでもよくて(よくないけど)、とにかくガチャ運がないことで有名なこの俺が、いきなりドラフト1位の最強クラスキャラを引いてしまったんですよぉぉぉおおお!!!!www

 おかげで、プレイのモチベーションが2000%くらい爆上げされたわ。俺は、刻晴と生きてゆく!! この雷のかわいこちゃんと、ともに歩んでいくのだぁぁあああ!!!

7

 そしてこの刻晴、実際に使ってみると……噂にたがわぬ強さでして!!!

 以下、次回!

大塚角満(おおつか かどまん)

元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。2017年に独立。編集部時代から現在に至るまでゲームエッセイを精力的に執筆し、『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』、『折れてたまるか!』など、多数の著作がある。