Blizzard Entertainmentが、開発中のアクションRPGシリーズ最新作『ディアブロIV』の最新情報を公開した。今回はスキルツリー周りの新たな方向性について解説するものとなっている。
【ディアブロIV】
四半期アップデート-2020年9月 のお知らせです。
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— Blizzard日本公式アカウント (@blizzard_jp)
2020-09-30 10:22:01
まずフィードバックを受けて新たに構築中のスキルツリーは実際に樹木状に広がっており、地面から上の樹の部分がスキルとスキルアップグレード、根の部分がパッシブスキルという構成に。
これは、レベルアップによって得たスキルポイントをまず樹の部分に使ってアクティブスキルのアンロックや強化を行い、その過程で得たパッシブポイントでパッシブスキルを得ていくという形になる。
またソーサレス固有のシステムとして“エンチャントメント”が紹介されている。これはアクティブスキルをスキルスロットに入れて使う代わりに、エンチャントメントスロットに割り当てて特殊効果を得るというもの。
開発中アイデアの例として、アクティブスキルとして使う場合は指定した場所に隕石を落とすメテオスキルが、エンチャントメントとして使う場合は指定が効かない代わりに定期的に隕石が降ってくるという。
なおバーバリアンには武器セットを入れ替えられる“アーセナル”という固有システムがあり、ドルイドも同じく固有システムを開発中とのこと。
そのほか、現状ではキャラ性能における装備アイテムへの比重が大きすぎるため、よりキャラクター側のビルド構成が影響をもたらせるようにしたいという意向や、(クリアー後の)エンドゲームでの成長要素として『ディアブロIII』のパラゴンシステムよりも深い、より各クラスに根ざしたシステムを提供したいといった意向が示されている。
根本的な部分を入念に調整している様子が伺えるため、まだまだ完成は遠そうな気がしないでもないが、来年2月にオンライン版として行われる自社イベント“BlizzCon”での続報も期待したい。