スーパーマンやバットマン、ワンダーウーマンなど、映画などでもおなじみのアメコミの人気キャラクターを擁するDC。そのDC史上最大規模となる世界同時オンラインイベント、“DCファンドーム(DC FanDome)”が、日本時間2020年8月23日(日)午前2時より開催される。
当初、8月23日のみでの実施を予定していた“DCファンドーム”は、コンテンツ内容拡大にあたり、8月23日と9月13日の2日間にわたる二部構成に変更。6つのエリア(バース)のうち、第一弾にあたる“DCホール・オブ・ヒーローズ”を8月23日に配信。第二弾は、“DCファンドーム:ディスカバー・マルチバース”と銘打たれ、“DCウォッチバース”、“DCキッズバース”、“DCユーバース”、“DCファンバース”、“DCインサイダーバース”の5つが配信されることになった。日本オリジナルの番組も、9月13日の配信となったようだ。
とにかくプログラムがてんこ盛りの“DCファンドーム”だが、ゲームファンにぜひとも注目していただきたいのは、新タイトルの発表。“ワーナー・ブラザース モントリオールでの新作ゲームを発表”と“新作ゲーム「Suicide Squad: Kill the Justice League(原題)」速報!”のプログラムが行われることが明らかにされている。ワーナー・ブラザース モントリオールといえば、『バットマン:アーカム・ビギンズ』なども開発元としておなじみ。『Suicide Squad: Kill the Justice League(原題)』は、『バットマン:アーカム』シリーズなどで、おなじみのロックステディ・スタジオによる久々の新作となる。
“ワーナー・ブラザース モントリオールでの新作ゲームを発表”は、8月23日午前2時25分から、“新作ゲーム「Suicide Squad: Kill the Justice League(原題)」速報!”は同午前9時10分から配信を予定。その日は、それぞれ数回の配信を予定しているので、都合のいいタイミングで視聴してみてください。
■“ワーナー・ブラザース モントリオールでの新作ゲームを発表”
8月23日午前2時25分~、10時25分~、18時25分~
■“新作ゲーム「Suicide Squad: Kill the Justice League(原題)」速報!”
8月23日午前9時10分~、17時10分~、
8月24日午前1時10分~
さて、そんなわけでアメコミファンならずとも、極めて楽しみな“DCファンドーム”なのだが、配信を控えてワーナーさんから大きな荷物が届いた。開けてみると、中には“DCファンドーム仕様”の箱が……。
「おお!?」と思い、有無を言わさず開いてみると、中には“DCファンドーム”のTシャツとキャップ、『レジェンド・オブ・トゥモロー』のアトムのPOP!のフィギュア、そしてDCキャラを描いたイラストが……。
びっくりして問い合わせてみると、こちら“DCファンドーム”の開催を記念して、世界中の一部の関係者に送られた特別キットであるとのこと。“DCファンドーム”開催に向けての景気づけ(?)のようなものかも……。ちなみに、海外の方にとってはこの手の贈り物はおなじみのようで、ゲームメーカーからの趣向を凝らしたメディアキットなどがよく贈られてきたりする。
で、このキットでいちばん目を引くのがファインアート。こちら、サインを見るにアートデザインはジム・リーが担当している模様。ジム・リーと言えば、DCコミックスの共同発行人にしてチーフ・クリエイティブ・オフィサー(CCO)。まさにアメコミ界の巨人だ。下には、ジム・リーの鉛筆によると思われる手書きのサインとシリアルナンバーが。それにしてもジム・リーのサインとは貴重な!
ちなみに、欄外には“PART 2 OF 3”との記載があり、おそらく3枚でひとつのグラフィックになると思われる。完成形を見てみたいような気もするが、お持ちの方はどこかにいらっしゃらないだろうか……。
なお、ジム・リー関連では、“ジム・リーによるポートフォリオ・レビュー- DCスーパーヴィラン ファンアート”が8月23日5時35分~、13時35分~、21時35分に配信予定。こちらは、DCのスーパーヴィランをテーマにしたファンアート作品を、ジム・リー氏がプロの目で批評する番組となる。気になる方はぜひ。
何はともあれ、特別キットで気分も盛り上がり、“DCファンドーム”への臨戦態勢(?)もばっちり! キャップとTシャツを着て、放送に臨むことにしよう。