総当たりのリーグ戦を経て、トーナメント進出チームが決定
ナワバリバトルNo.1のチームを決める“第5回スプラトゥーン甲子園”。地区大会を勝ち抜いた全10チームによる全国決勝大会が、ついにスタートした。本日(2020年8月15日)行われたDAY1では、10チームが甲リーグと乙リーグのふたつに分かれて、総当たり戦を展開。全試合がベストバウトと言えるほどの激戦を経て、DAY2のトーナメント戦に進む8チームが決定した。早速、DAY1の結果を振り返ってみよう。
※10チームの特徴などは下記の記事をチェック!
甲リーグ:ほぼ横一線の接戦となる中、“たぴおかよもぎあいす”の戦術がひと際光る
甲リーグの順位と結果
1位:“たぴおかよもぎあいす” 3勝1敗
2位:“四神乱舞” 2勝2敗(“GGBoyZ”との直接対決に勝利したため、2位)
3位:“GGBoyZ” 2勝2敗(“えびチリソース”との直接対決に勝利したため、3位)
4位:“えびチリソース” 2勝2敗
5位:“月下雷鳴” 1勝3敗
盤石の試合運びを見せ、1位で突破したのは“たぴおかよもぎあいす”だ。この日は、相手の注意を引きつけるキャンピングシェルターソレーラに、後方から相手を抑え込むスプラスコープコラボ、そして動き回って塗り広げるL3リールガンふたりという戦術を徹底。息の合った戦いかたがピタリとハマり、相手の打開を許さず3勝を挙げた。
2位から4位までは、すべて2勝2敗という拮抗した展開に。2位の“四神乱舞”は、猛攻に耐えつつ終盤で勝ち切るという、らしさ溢れる戦いを見せた。前回王者の“GGBoyZ”は、やや消極的な戦いかたで最初の2戦を落とすも、3戦目で攻撃的な立ち回りに切り替えてからは、さすがの戦いぶり。3位に入って3連覇への望みをつないだ。4位の“えびチリソース”は、この日も持ち前の意外性を発揮。好調で他チームを圧倒した“たぴおかよもぎあいす”を最終戦で撃破し、全勝での1位通過を阻んだ。
5位の“月下雷鳴”は、“四神乱舞”戦で相手の守りを崩して勝利をもぎ取るも、やや自分たちの戦いかたができず、惜しくも敗退となった。
乙リーグ:それぞれの強みが発揮される中、大きく戦術を変えた“どんぐりーず”が好結果を残す
乙リーグの順位と結果
1位:“どんぐりーず” 3勝1敗(Anotherとの直接対決に勝利したため、1位)
2位:“Another” 3勝1敗
3位:“Crown Hunt” 2勝2敗
4位:“〆る者達” 1勝3敗(DetonatioN Gamingとの直接対決に勝利したため、4位)
5位:“DetonatioN Gaming” 1勝3敗
1位の“どんぐりーず”は、地区大会ではリーダーのNうら うらちゃん選手が持つホットブラスターカスタムを軸としていたが、この日は戦術を大きく変更。リーダーがL3リールガンDとN-ZAP85を使い分けるなど、より柔軟な戦いを見せ、3勝を挙げた。リーダーが“流れが来ている”と語ったとおり、勢いに乗り続けて試合を制していった。
2位の“Another”は、エンガワ河川敷での強さが光った。プロモデラーRGふたりがひたすら塗り広げ、ノーチラス47とクーゲルシュライバー・ヒューが攻撃を担当する完全な分業制で、相手を圧倒する。3位の“Crown Hunt”は後半戦で苦しんだが、最初の2戦できっちりと自分たちの戦いかたを展開し、手堅く勝利していた。“〆る者達”は、粘り強い戦いを見せたもののあと一歩が足らず、勝ち星は伸び悩む。しかし、その1勝を初戦の“DetonatioN Gaming”から挙げていたことが決め手となり、4位に滑り込んだ。
5位の“DetonatioN Gaming”は、“Crown Hunt”戦では持ち味のすさまじい攻撃力で勝利したものの、ほかの試合をわずかな差で取りこぼしてしまい、敗退という結果に。
第5回甲子園のNo.1チームが決まるDAY2は、明日13時にスタート!
明日(2020年8月16日)のDAY2は、DAY1を勝ち抜いた8チームがトーナメント戦で激突する。トーナメントの組み合わせは以下のとおりで、1回戦から楽しみな対戦カードばかり。頂上決戦にふさわしいアツいバトルが続出することだろう。第5回甲子園のNo.1チームが決まる瞬間を、ぜひ見届けてほしい!
DAY2のトーナメントの組み合わせ
・1回戦第1試合
“たぴおかよもぎあいす”(甲リーグ1位)対“〆る者達”(乙リーグ4位)
・1回戦第2試合
“GGBoyZ”(甲リーグ3位)対“Another”(乙リーグ2位)
・1回戦第3試合
“四神乱舞”(甲リーグ2位)対“Crown Hunt”(乙リーグ3位)
・1回戦第4試合
“えびチリソース”(甲リーグ4位)対“どんぐりーず”(乙リーグ1位)