BS11は本日2020年8月14日(金)18時28分から、映画『機動戦士ガンダムII 哀・戦士 編』を放送する。

 『機動戦士ガンダム』は、1979年から放送を開始したシリーズの記念すべき第1作。連邦軍とジオン軍の戦争に巻き込まれた少年アムロ・レイの活躍を描いた作品だ。劇場版『機動戦士ガンダム』は、テレビ版の内容を再編集し、3部作として劇場公開された。

 2作目である『機動戦士ガンダムII 哀・戦士編』は、テレビ版における16話から31話前半までのストーリーを再編集。約16話分の内容がギュっと2時間30分にまとまっており、劇中の名シーンばかりが登場する贅沢な内容。ファンはもちろんのこと、本作を観たことがない人にもオススメだ。

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BS11の視聴方法について

仲間たちとの出会いと別れ アムロの成長と葛藤が描かれる

 劇場第1作では、辺境の宇宙コロニー・サイド7で暮らしていたアムロが、隠されていたモビルスーツ“ガンダム”と出会うシーンから始まる。

 初めてモビルスーツに乗ったはずのアムロだが、天才的な操縦テクニックを見せ、初戦闘でザクを撃破。その後ホワイトベースに避難したアムロだったが、否応なしに戦闘に巻き込まれてしまう。

 第2作では、強敵ランバ・ラルとの激闘からスタート。これまでの活躍から慢心してしまっていたアムロは、熟年の兵士であるラルとの戦いで完敗し、自信を喪失。ホワイトベースからガンダムとともに脱走してしまう。

 脱走した先でアムロは、ランバ・ラルと生身で対峙。ラルの正々堂々とした立ち振舞を見て、彼に勝ちたいという決意を持ったアムロは、モビルスーツパイロットとして、ひとりの人間として大きく成長していくこととなる。

 劇場版第2作ではその後、作中でも人気の高いオデッサ、ジャブローでの激闘が描かれる。オデッサでは核爆弾の驚異のなか、物量戦を強いられる両軍の激しい戦いが展開。ジャブローでは、ふたたび連邦軍の前に姿を現したシャアとアムロの戦闘シーンがとくに見どころだ。

 死と隣合わせの状態で戦いに明け暮れるアムロ。親友であるリュウ・ホセイ、そして女性とした意識していたマチルダなど、仲間たちの死に涙し、それを乗り越えていく。まだ少年であったアムロが、葛藤しながらも成長していくさまが描かれるのも、劇場版第2作の注目ポイントのひとつだ。

 さらに、本編の終了後には、池田秀一さん(シャア・アズナブル役)がガンプラ最新情報をお届けする特別コーナーも放送。今年で40周年を迎えるガンプラの最新ラインアップをチェックしよう。

『機動戦士ガンダムII 哀・戦士 編』はここが見どころ

  • 敵将ランバ・ラルとの激しい戦い
  • アムロが淡い恋心を抱いたマチルダの散りぎわ
  • 俺(ガイア)が踏み台にされるシーン

キャスト/スタッフ

キャスト

  • アムロ:古谷徹
  • ブライト:鈴置洋孝
  • リュウ:飯塚昭三
  • カイ:古川登志夫
  • ハヤト:鈴木清信
  • ミライ:白石冬美
  • セイラ:井上瑤
  • フラウ:鵜飼るみ子
  • ミハル:間嶋里美
  • マチルダ:戸田恵子
  • ウッディ:岡部政明
  • レビル:村松康雄
  • エルラン:仲木隆司
  • ランバ・ラル:広瀬正志
  • ハモン:中谷ゆみ
  • マ・クベ:塩沢兼人
  • クランプ:二又一成
  • ブーン:蟹江栄司
  • コズン:兼本新吾
  • ガイア:徳丸完
  • ウラガン:佐藤正治
  • パイロット:笹岡繁蔵
  • スレッガー:井上真樹夫
  • セキ:藤本譲
  • 文官:丸山詠二
  • 育児官:近藤多佳子
  • ゴップ:細井重之

スタッフ

  • 企画・製作:日本サンライズ
  • 原作:矢立 肇・富野喜幸
  • 総監督:富野喜幸
  • キャラクターデザイン:安彦良和
  • メカニカルデザイン:大河原邦男
  • 美術監督:中村光毅
  • 音楽:渡辺岳夫・松山祐士
  • アニメーションディレクター:安彦良和
  • 製作協力:名古屋テレビ / 創通エージェンシー

次週は劇場版完結編が放送!

 2020年8月21日(金)には、劇場版3部作の完結編となる劇場版『機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙 編』が放送する。

 物語もいよいよクライマックスとなり、連邦軍のジオン軍の戦争も激化の一途をたどる。アムロとシャアの激闘の行方を見届けよう。