2020年7月17日に、ソニー・インタラクティブエンタテインメントより発売された、『Ghost of Tsushima(ゴースト・オブ・ツシマ)』(開発はサッカーパンチ・プロダクションズ)。
本記事では攻略に役立ったり、遊びの幅を増やす豆知識を伝授しよう。なお、初心者の方は下記記事も合わせてチェックしてみてほしい。
『Ghost of Tsushima(ゴーストオブ ツシマ)』(PS4)の購入はこちら (Amazon.co.jp)探索よりも鉤縄を優先
本作はさまざまなサブクエスト(浮世草)や、探索要素が用意されているため、ついついいろいろな場所へ浮気しがちな人も多いだろう。もちろん、個人のプレイスタイルに合わせて自由に探索するのがいちばんオススメ。
ただ、メインクエスト(仁之道)をある程度まで進めると、移動できる範囲が広がったり、行けなかった場所へ到達できるようにしてくれる道具“鉤縄”が手に入る。鉤縄を入手してから探索したほうが効率が良いので、まずは率先して入手するのが得策だ。
鉤縄のポイントは白い布が目印
鉤縄があれば、高いところに登ったり、スイングアクションで遠くへ飛んだりすることができる。鉤縄が使えるスポットには、必ず白い布が巻かれている。たとえば建物の屋根などに巻かれていることもあり、これを利用すれば拠点である黄金寺の五重の塔にも登ることが可能だ。なお、五重の塔の頂点にはちょっとしたイイものが置かれているので、ぜひ到達してみてほしい。
物資は小まめに集めよう
道や拠点、敵の亡骸などから入手できる物資は、本作ではいわゆるゲーム内通貨に値するもの。武具の強化や矢などの補充には、すべて物資が必要だ。
ゲームが中盤以降になると、武具の強化には膨大な物資が必要になってくるので、序盤から小まめに集めておけば、のちのち役に立つ。たとえば建物の中は屋根裏や2階にも物資があることが多いので、しっかり調べながら、ゲームを進めよう。
仕草(エモーション)を活用しよう
タッチパネルを上にスライドすると風を起こせるが、左だと尺八を吹き、下でお辞儀、右で納刀/抜刀といった“仕草”(エモーションのこと)が使える。
尺八には、単に音色を奏でるだけではなく、天気を変更する力がある。各地の墓地に配置されている“コオロギ”を集めると、変更できる天候が増えていく。
納刀、抜刀にはとくに意味はないが、仁がカッコよくなるアクションなので、ぜひ活用してみよう。
お辞儀は、亡骸などにすると、仁が弔いの言葉をつぶやいたりしてくれる。
また、対馬全土にいくつかある看板に向かってお辞儀をすると、魚が跳ねまわったりすることも。ちょっとしたお遊び要素となっている。
隊長は観察するとお得
隊長を一定数倒すと、仁は刀の構えを覚えていく。そこでオススメしたいのが、倒す前に隊長を観察すること。観察に成功しても構え習得に必要なポイントが貰えるので、ひとりの隊長から構えポイントをふたつ入手できるのだ。
観察は、屋根上などからコッソリと隊長の近くに行くと、ボタンガイドが表示される。一定時間観察に成功すれば、ポイント獲得となる。いち早く構えを習得したい人はぜひ隊長を観察してみよう。ちなみに、1度見つかってもいったん逃げれば再度観察可能なので、周囲の敵を一掃してからのほうが観察しやすい。
隊長暗殺は煙玉で
蒙古の隊長たちは、暗殺しようとすると“猛撃”となり、1発では倒せないが、大ダメージを与えられる。そこで猛撃をヒットさせたあと、すぐに暗具“煙玉”を使おう。近づいて2発目の猛撃をヒットさせれば、斬り合わずとも隊長を暗殺できるのだ。誉れは食べ物という人にはオススメのコンボ。
いきなり金田城に行ってみると?
ゲーム序盤、囚われた伯父・志村を助けようと、ついつい自分で金田城へ向かってみたくなるところ。しかしメインストーリーを進めずに訪れると、無限に出現する弓矢兵が存在するだけでなく、忍び込もうとしても必ず仁にヒットする矢が無数に降り注いできて、ゲームオーバーとなってしまう。
このようにメインストーリーを進まないと、蒙古の猛襲に合い倒されてしまうエリアは、いわゆる立ち入り禁止の場所となっているのだ。無理やり進む方法はないので、おとなしく仁之道を辿っていこう。
キツネはなでられる
稲荷の祠に案内してくれる、キツネ。稲荷の祠へのお祈りを済ませてからキツネに近づくと、キツネをなでることができる。ゲーム的に特に意味はないが、めちゃくちゃキュートなのでぜひ撫でてあげよう。ちなみに、稲荷の祠は、祈る前にはキツネの像がひとつしかないが、祈ったあとはふたつに増える。
鹿は倒しても意味がない
本作にはさまざまな動物がおり、倒すと暗具の強化に使える“獣の皮”が手に入ることがある。ただし鹿は神の使いであるということから、倒しても獣の皮は得られない。また、拠点などにいる牛も倒しても意味はなし。無益な殺生だし可哀想だし矢の無駄だしと、いいことナシ! 皮が欲しければ、イノシシやクマを倒そう。それでも可哀想だけども。
大国主神の護符を手に入れよう
序盤にぜひゲットしておきたいのが、戦闘以外のときに体力が徐々に回復する護符“大国主神の護符”。これがあれば気力を溜めずとも体力回復できるので、手に入れば立て続けに起こるバトルもグッと楽になる。
大国主神の護符は、序盤のエリアでは東側にある離れ小島の“連石神社”にある。なお、神社は本道が蒙古に壊されており、荒れた土地や岩山を登って到達するアスレチック要素のひとつだ。
防具の設定について
防具は強化するたびに、より豪華な見た目になっていく(一部防具は、頭の装飾品がアンロックされる)。もし前の見た目に変えたいときは、装備画面で△ボタンを押せば自由に選択可能だ。
また、防具は色を染めるという設定にはなっているが、アンロックさえしてしまえば、色も装備画面から自由に変更できる。
浮世草、伝承以外のクエストもある
サブクエストの浮世草や伝承のほかに、マップにも記されないちょっとしたミニクエストが対馬全土に散らばっている。見つけるのは難しいが、もし困っている人がいたら助けてあげてほしい。それこそが誉れなり。
槍の薙ぎ払いをジャンプで回避!
ガード不能攻撃をくり出してくるため、なかなか手ごわい槍兵。突き攻撃のほかに、地面を這う足払いかのような薙ぎ払い攻撃をしてくる。この薙ぎ払いは、じつはジャンプで回避可能だ。ジャンプで避けたのち、そのまま速打(□ボタン)で反撃しよう。
仁が燃えたら前転しよう
中盤前後から、敵は火矢を放ってくるほか、仁も炎を扱う攻撃を覚えていくため、その際に仁が燃えてしまうこともある。“攻め”の技のひとつ“回転”は、〇ボタン2回で前転回避が可能なほか、仁が燃えてしまったら回転により火を消すことができる。炎上中は仁の体力がつねに減ってしまうので、すぐに消してしまおう。
攻撃のキャンセルについて
仁の攻撃の隙を理解すると、戦いやすくなる。たとえば、素早い攻撃の速打(□ボタン)は、攻撃の出始めから仁が刀を振り下ろすまで、ガード(L1ボタン)で動作を中断可能(いわゆるキャンセル)。ただし、回避(〇ボタン)ではキャンセルできない。また、完全に刀を振り下ろした場合は、少し遅れてガードが発動する。
一方、威力の高い強打(△ボタン)は、攻撃の出始めから刀を振り下ろすまでの間、ガードでも回避でもキャンセル可能だ。
つまり、ガード不能攻撃を多くくり出してくる槍兵、剛兵などと対峙した際には、速打だと回避が間に合わずに食らってしまうリスクがあるので、強打をメインにしたほうが攻撃を食らいにくいということだ。
弓矢のキャンセルについて
L2ボタンで構えて、R2ボタンで弓を引いたけど、やっぱり矢を撃ちたくないというときは、そのままL2ボタンを離そう。そうすれば矢を消費せずに、矢を撃つのを中断できる。
探索技は超便利
技のカテゴリーのひとつ“探索”は、収集品などの場所を示して風が吹くようになる、超便利なもの。マップ画面ではどのあたりにあるのか、白い線のようなガイドも出るので、マップをみながらどこにあるのか予想しつつ、近くの場所にファストトラベルすると効率良く収集できる。ぜひ覚えてみよう。
くないを使った相手から回収
相手の無理やりよろめかせる、超強力な暗具“くない”。命中させた相手を倒すと、必ずではないが高確率でくないを回収できる。そのため、くないは比較的なくなりにくいので、比較的バンバン使ってもオーケーだ。
セーブを分けて会話の選択を見る
本作はオートセーブではあるが、個別のセーブデータも作成できる。よほどのことがない限り活用しないと思うが、たとえば会話の選択肢のもう片方を見たい、または秘湯に入った際のコメントをすべて見たい場合は、セーブデータを分けておけば網羅できるだろう。
Tipsが読みたいときは黄金寺へ
本作はファストトラベルなどのロード中に、ゲームの基本情報が書かれたTipsが表示される。しかし、本作のロード時間はあまりにも短く、1秒ほどで終わってしまい、Tipsが見れないということがほとんどだ。
しかし遠い場所から黄金寺へファストトラベルをすると、本作としては長めのローディングが入る。Tipsを読みたい、というときには遠くの場所から黄金寺へ飛んでみよう。