VRアドベンチャー『東京クロノス』などを手掛けたMyDearestによる、完全新作タイトル『ALTDEUS: Beyond Chronos(アルトデウス: ビヨンドクロノス)』(以下、『アルトデウス: BC』)のオンライン記者発表会が、2020年7月22日にYouTubeで実施され、キャスト情報など、最新情報が公開された。同記者発表会には、司会として声優の石川由依さんが出演したほか、総合プロデューサーの岸上健人氏、監督の柏倉晴樹氏が出演し、作品の魅力を語った。
既出情報として『アルトデウス: BC』は、『東京クロノス』の数百年後の世界を描く作品となることや、“VR×SF×歌姫”をテーマにした、VRインタラクティブストーリーアクションという新ジャンルのゲームとなることが明かされている。また、制作スタッフ陣も公開され、話題となっていた。
主人公のクロエ役を鬼頭明里さんが担当することが明らかに
総合プロデューサーの岸上氏は、「日本中にVRムーブメントを巻き起こす」という意気込みで『アルトデウス: BC』を制作していると語る。記者発表会では作品の世界設定に続いて、キャスト情報も発表。主人公のクロエ役を鬼頭明里さんが担当することが明らかにされ、さらにサプライズで鬼頭さんがオンライン記者発表会に登場し、自身の演じるキャラクター、クロエについて紹介をした。
また、ゲームシステムに関する情報も明らかに。『アルトデウス: BC』は、人型都市防衛兵器“マキア”をプレイヤーが操作し、戦闘をくり広げるパートと、歌姫ノアによるVRライブパート、そして世界設定に溶け込んだ選択肢システムを導入したアドベンチャーパートの3つのパートで構成されているとのこと。VRゲームを作り続けたMyDearestだからこそたどり着いた、ゲームシステムになっていると言えるだろう。
岸上氏は、『東京クロノス』と同様に物語体験を重視しながらも、本作は「“ゲーム”である」ということにこだわっているとコメント。そのゲーム体験がどんなものになるのか……?
『アルトデウス: BC』クラウドファンディングの実施が決定
2020年7月29日から『アルトデウス: BC』のクラウドファンディングを実施することが決定。ゲーム内にSNSがあり、そこに投稿できるリターンが用意されているとのこと。法人向けプランもあるそうで、どんな内容になるのか注目したい。
さらに、ハヤカワ文庫JAより小説が刊行されることも明らかに。こちらは柏倉監督たっての要望とのことで、夢が叶った形だ。
また、鬼頭明里さんの配信番組『インタラクティブストーリーズ feat.鬼頭明里』の配信も決定。詳細は明かされなかったが、どんな内容の番組になるのか、続報を楽しみに待とう。
※写真は配信をキャプチャーしたものです。