カナダのインディースタジオTribute Gamesは、2020年7月21日深夜より(※)新作アクションゲーム『パンツァーパラディン』を、日本語対応でNintendo SwitchとPC(Steam)向けに発売する。(※担当者によるとSwitch版が22日0時、PC版はその数時間後を予定)

 本作はドット絵スタイルのプラットフォームアクションゲーム。悪魔軍団に襲撃された地球を奪還すべく、搭乗兵器“グリット”とそのパイロットのアンドロイド“フレイム”の戦いを描く。

 ちなみにキャラクターデザインは1980年代~90年代の日本のアニメを思いっきり意識したものになっており、オープニングムービーやエピソードの合間の掛け合いでは非常にそれっぽい演出を見られる。

彼女がフレイム。パワードスーツ“グリット”のパイロットとして戦う。
往年の日本アニメっぽさ全開なキャラたち。

世界各地のステージを転戦して地球を救え!

 ゲームは『ロックマン』シリーズのようにプレイするステージを任意に選べる方式。世界各地のステージでその国を支配する悪魔と戦っていく。

 剣や槍などの近接武器がゲーム全体を覆うテーマとなっており、ゲーム中には100種類以上の近接武器が登場する。それぞれ威力やリーチなどの性能が異なるのだが、耐久度も存在するのがポイントで、実は武器はすべて使い捨て方式。ステージや敵から入手した武器をうまくやりくりしながら進んでいくことになる。

一度クリアーしたステージも再プレイ可能。詰まった時は実はコレが中々重要なのだが、その理由は後述。
日本ステージもあるヨ

武器を集めて戦いを有利に進めろ!

 それぞれの武器には攻撃力増加やハイジャンプ能力などの特殊ボーナスを得られる“スペル”が割り当てられていて、耐久度がなくなる前に任意に破壊(ブレイク)することで効果を得られる。

 なので道中では強力な武器や好みのスペルを持つ武器を温存しておき、ボス戦でフル活用してゴリ押しするというプレイも可能だ。

 さらに、拠点に持ち帰った武器を消費してグリットの体力ゲージを伸ばすこともできる。なので強敵を相手に詰まることがあったら、既にクリアーしたステージに戻ってみて武器を集めてから拠点に戻って立て直すのをオススメしたい(中断でも獲得武器は失われない)。

ボス戦でやられた後のリスタート時にはインベントリーを見直して、スペル化する武器と実際に使う武器を割り振り、ボーナス効果で勝負をかけよう。
ラボに持ち帰った武器を消費して強化すべし。
道中のチェックポイントも武器をぶっ刺して有効化するという方式。手持ちの武器がなくなってしまった時は、リスタート時に引き抜いて再度使うこともできる(もちろんそのチェックポイントに戻れなくなるのでイチかバチかの賭けになる)

おなじみのギミックあり、隠しアイテムもアリの丁寧なマップ設計

 近接攻撃メインのプラットフォームアクションとしては非常にオーソドックスな作りになっており、列車ステージあり、トロッコステージあり、隠しアイテムや爆発する床やエレベーター面などのトラップもあって、「そうそう、こういう要素あるよなー」とニヤっとさせられる感じ。派手なヒネりこそないものの、往年のアクションゲームにリスペクトを捧げながらマップを設計している感じが伝わってくる丁寧な作りだ。

トロッコパート。ちなみに落ちてもなんとかなったりする優しめの設計。

 本作には『メタファイト』(最近で言えば『ブラスターマスター ゼロ』)のようにフレイムがグリットから降りて単独で行動できるシステムがあり、グリットの体力がゼロになった場合や、フレイムでないと通れない場所では強制的にフレイム単体で進むことになるのだが、前者のケース(普通はグリットで進む場所を能力の異なるフレイムで進まなければいけない場合)も破綻しないようになっていた。もちろん要求されるアクションが厳しいパートもあるけど。

フレイムのムチを使ったワイヤーアクションで進まなければいけない所もある。

オリジナル武器のエディット&シェア機能や、上級者向けモードも

 本作には基本となるストーリーモード(クラシック)以外にさまざまなサブモードが存在する。その内の“鍛冶”モードではオリジナル武器を作成可能、ここで作った武器はオンライン経由でシェアされ、誰かのゲームに登場する(オフにもできる)。

 そのほか、クラシックのクリアー後にはステージ構成などが異なるリミックス版のストーリーモードが遊べたり、スピードランモードなども存在するので、シビアなプレイを追求したい人はそれらを試すといいだろう。

 というわけで、レトロ感と幅広さが丁度いいぐあいに両立した作品となっている本作。連休中にでもプレイしてみてはいかがだろうか。

せっかくなので弊誌っぽい武器を作ってみた。
プレイ中に出てきた誰かが作った武器。か、かわいい(下段攻撃に使えないという難点があったけど)