いまから21年前の1999年7月15日(平成11年)7月15日は、プレイステーションで『聖剣伝説 レジェンド オブ マナ』が発売された日。

 本作は、ゲームボーイソフト『聖剣伝説 ~ファイナルファンタジー外伝~』から始まった『聖剣伝説』シリーズの4作目。同じ任天堂のスーパーファミコンで発売された『2』と『3』はナンバリングタイトルでしたが、はじめてプレイステーション向けとして発売された本作は外伝的なタイトルとして登場しました。

 もともとシリーズ間のつながりは薄い『聖剣伝説』ですが、本作は外伝ということもあり、これまでのナンバリング作品とは異なる斬新なシステムも多かったです。

 とくに何もないワールドマップに“アーティファクト”というオブジェクトを配置して世界を構築していく“ランドメイクシステム”は新鮮でした。アーティファクトを置いた場所によってショップの品揃えやダンジョンのモンスターの強さが異なるため、自由度が高かったです。

 また、自由度が高いのはシナリオ部分も同様。本作はフリーシナリオが採用されているため、どのシナリオをプレイするかはプレイヤーの自由でした。シナリオをクリアーすることで新しいシナリオがオープンしたりアーティファクトを入手したりすることができるため、どんどん世界が広がっていくワクワク感がありました。

 登場するキャラクターも“サボテンくん”をはじめ、多種多様な種族が登場して賑やかでしたね。

 メインとなる部分では“宝石泥棒編”、“エスカデ編”、“ドラゴンキラー編”という3つの大きなストーリーが存在。

 “宝石泥棒編”は、宝石を核として生きる“珠魅”と呼ばれる種族の秘密を描いたもので、宝石泥棒サンドラと“珠魅”である瑠璃や真珠姫がメインのストーリーになります。人が人を思いやるというのはどういうことなのか教えてくれる内容でした。

 “エスカデ編”はマチルダ、アーウィン、エスカデ、ダナエという4人の幼なじみの物語が展開。アーウィンが力を奪ったことで急激に老婆へと変わってしまったマチルダを中心に話が進行していきます。エスカデ編という名前のシナリオですが、選択によっては、そのエスカデが……。衝撃のストーリーでしたね。

 “ドラゴンキラー編”は奈落に落ちた主人公が三匹の竜に魔力を奪われたドラグーンのラルクに頼まれて竜倒しをおこなうというストーリー。しかし、そのなかで主人公は美しきドラグーンのシエラに出会い、竜を倒すことの真実の意味を知ることになります。ほかのふたつに比べると展開が早いのが特徴ですね。

 バトルに関しては『3』と同じように移動と戦闘が分離しており、エンカウントしたあとにすべての敵を倒すと戦闘モードが解除される仕様。攻撃は横方向のみ可能になっており、ベルトスクロールアクションっぽくなりました。タイミングよくボタンを押してコンボをつなぐのが気持ちよかったです。

 また、育成要素も豊富で、自宅となる“マイホーム”ではペットを飼うペット牧場や果実を収穫する果樹園などが搭載されていました。こちらはポケットステーションと連動したものもあり、やり込みがいがありましたね。

 楽曲を手掛けたのは、下村陽子氏。『ホームタウンドミナ』や『滅びし煌めきの都市』などは、いまでも非常に高い人気を誇ります。

 そんな本作はゲームアーカイブスで配信されており、PS3やPS Vitaでプレイすることができます。深みのあるシナリオは大人になってからプレイすると、また違った感想を抱くかも? 当時プレイした人もこの機会にプレイし直してみてはいかがでしょうか?

これまでの今日は何の日?