大手インディーパブリッシャーのDevolver Digitalが、一人称視点アドベンチャーゲーム『Devolverland Expo』をSteamで無料公開中。プラットフォームはPCで、対応言語は英語のみ。
従来よりE3のプレスカンファレンスをパロディしたり、E3公式とリアルに揉めてバトったりしている同パブリッシャーがE3開催中止となった今年繰り出したのは、なんと(E3風の)開催中止になった架空のコンベンション“Devolverland Expo”の会場に忍び込むというゲームだ。
ゲームジャンルは“一人称視点マーケティングシミュレーター”と自称しており、業界が多額のマーケティング予算をかけて勝負するE3をとことんパロった内容。一般の来場者には公開されないプレゼン用の会議室や普通は通らない2階コンコースなどまで仕込んであって、普通のゲーマーにどこまで通じるのか心配になるレベルだ。
また本作自体がDevolver自身のインタラクティブなマーケティング/PRにもなっており、E3会場であるLAコンベンションセンター風のステージに並んだDevolverの最新作のブースで、本日公開されたばかりの最新映像を見られるという寸法となっている。
というわけで本日早朝に放送された新作発表配信“Devolver Direct”を見逃した人はひとまず本作をインストールして、バーチャルE3気分を味わいながら新作情報をチェックしてみるといいのではないだろうか。