一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会は、オンラインで開催する日本最大のコンピュータエンターテインメント開発者向けカンファレンス“CEDEC2020”について、基調講演の講演者および講演テーマを決定したことを発表した。
基調講演は、会期初日に東京大学名誉教授で東京大学先端科学技術研究センター サービスVR プロジェクトリーダーの廣瀬通孝氏が登場。タイトルは“ポストコロナ社会とVRとゲーム”となっている。
以下、リリースを引用
日本最大のコンピュータエンターテインメント開発者向けカンファレンス“CEDEC2020”基調講演が決定
- 東京大学先端科学技術研究センター 廣瀬通孝氏
- セッションタイムテーブル公開
オンラインで開催する日本最大のコンピュータエンターテインメント開発者向けカンファレンス「CEDEC2020」(CEDEC=セデック:Computer Entertainment Developers Conference 主催:一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会)。
このほど、基調講演の講演者および講演テーマを決定しました。また、公式サイトに「セッションタイムテーブル」を公開しました。「セッションタイムテーブル」は、随時、更新していきます。
CEDEC2020の基調講演は、会期初日に東京大学名誉教授で東京大学先端科学技術研究センター サービスVRプロジェクトリーダーの廣瀬 通孝氏が登場します。
タイトルは、「ポストコロナ社会とVRとゲーム」。コロナ禍がVR研究に与えるであろう新しい淘汰圧に関して述べたうえで、現在東京大学VR教育研究センターで進行中のサービスVRとオンラインVR研究を例題として、今後のVR技術の方向性について考えます。
なお、CEDEC2020の基調講演は、本講演のみとなります。
基調講演は、会期中のセッションのオンラインライブ配信と、9月3日(木)から9月14日(月)までのタイムシフト配信の両方の視聴ができる「CEDEC2020パス」で視聴いただけます。
詳細
- 日程:2020年9月2日(水)午前9時25分~10時45分
- タイトル:ポストコロナ社会とVRとゲーム
概要
「VRの応用分野としてだれもが思い浮かべるのがゲーム・エンターテインメントである。しかし今後はシリアスな産業を中心に新しい応用展開が期待されている。
今回のコロナ禍は、社会に大きな変革をもたらすといわれており、その変化は我々の予想を超えるものになるだろう。
本講演では今回のコロナ禍がVR研究に与えるであろう新しい淘汰圧に関して述べたうえで、現在東大VR教育研究センターで進行中のサービスVRとオンラインVR研究を例題として、今後のVR技術の方向性について、ゲームやエンターテインメント産業への期待も含めて考えてみたい。」
講演者
- 廣瀬 通孝 東京大学名誉教授(敬称略)
東京大学先端科学技術研究センター サービスVRプロジェクトリーダー
プロフィール
東京大学大学院情報理工学系研究科教授、バーチャル・リアリティ教育研究センター機構長などを歴任。
専門は、システム工学、ヒューマンインタフェース、バーチャル・リアリティ。主な著書に「バーチャル・リアリティ」(産業図書)など。