ユービーアイソフトが、海外でバトルロイヤル型FPS『ハイパースケープ』を発表した。対応プラットフォームはPC/プレイステーション4/Xbox Oneで、基本プレイ無料タイトルとして今夏のサービス開始を目指している。

 本誌では、海外で本日より開始したPC版テクニカルテストにひと足先に参加してきたので、その内容をお届けしよう。

 なお現在用意されているサーバーの関係上、テクニカルテストには日本から参加できないそうなのだが、ゲーム自体はすでに日本語ローカライズが収録されていた。対象地域拡大とともに日本での展開もいずれ発表されるのではないかと思われる。

※2020年7月3日11時追記:ユービーアイソフトから日本でも配信が決定したことが正式に発表された。

サイバースペースで100人対戦! 武器とスキルはどちらも現地調達

 本作の舞台となるのはバーチャル都市“ネオ・エルカディア”。基本となるモード“クラウン・ラッシュ・スクワッド”では、3人チーム最大33組(99人)がドロップポッドで降下し、各種銃と“ハック”と呼ばれる超人的能力を駆使して他チームを撃破し、最後の1チームを目指す。

 ここでポイントとなるのが、各プレイヤーは武器なしスキルなしで何も持っていない状態で降下すること(『Apex Legends』などのヒーローシューターとは異なる)。まずは地上のさまざまな場所に落ちている武器やハックのアイテムを拾って装備を整えていくことになる。

 武器とハックの細かな扱いは以下の通り。テクニカルテストでは、それぞれ9種類の武器とハックが用意されている。終盤になると多くのプレイヤーが各々強化レベルを上げた状態になるので戦いも激しくなっていくのだが、それだけにハック技がうまく決まってキルを取れるとめちゃくちゃ気持ちいい!

  • 武器とハック(スキル)はそれぞれ2種類を装備できる
    • 降下時は装備は銃もハックも持っていない
    • アバターは外見やボイスにしか影響しない
  • 基本アクションとして空中ジャンプやスライディングが可能
    • また落下ダメージがない
  • 装備しているのと同じ武器・ハックを見つけた場合は“融合”で強化できる
    • 融合をすると威力や弾数、クールダウンタイムなどが改善される
    • チェスト(宝箱)から融合済みのアイテムが出てくることもある
同種のアイテムを融合することで強化できる。

【武器】

  • Dタップ(ハンドガン)
  • リッパー(アサルトライフル)
  • プロトコルV(スナイパーライフル)
  • ヘックスファイア(ミニガン)
  • マンモスMK1(ショットガン)
  • サルボEPL(グレネードランチャー)
  • スカイブレイカー(エネルギー砲)
  • コモド(プラズマランチャー)
  • ライアット・ワン(リボルバー)
グレネードをぶっ放す“サルボ”は室内で使うと効果的。

【ハック】

  • インビジビリティ 一定時間自身を透明化する
  • マイン ホーミング性の機雷を放つ
  • ヒール 回復フィールドを発生させる
  • テレポート 向いている方向(上方も可)にショートワープする
  • リビール 壁の向こうの敵を検出する
  • スラム 高く飛び上がって急降下攻撃をする
  • ボール 球体になって跳ねる
  • ウォール 巨大な壁を出現させる(乗れる)
  • アーマー 一定時間攻撃を吸収する
ポイーンと跳ねる“ボール”。解除なども駆使しないと容赦なく狙撃されることがある。

ユニークな各種システム

安全地帯は地区ごとに消滅

 他のバトルロイヤル系ゲーム同様、本作も試合が進んで人が減ってくるに連れて安全地帯が狭くなっていく。本作では「地区ごとにデータ崩壊して消えていく」という描写になっている。

 崩壊が始まった地区は、最初は全体が黒ずみ始め、それが進行するとやがて建物の当たり判定がなくなってキャラや弾が突き抜けるようになってしまい、しまいには黒い更地になるまで消えていってしまう。

 というわけで脱出タイミングを見誤ると、ツルツルの更地の上を延々と走るハメになることも。もちろん格好の的だ!

地区ごとの指定なので境目がクッキリ。

死亡状態で活動継続できる“エコー”

 他プレイヤーとの交戦でやられると、“エコー”と呼ばれる一種のゴースト状態で戦場に残される。武器やハックは使用できないが、マップを動き回ることができ、発見した敵の位置報告などもできる。

 もちろん死んだままというわけではなく、仲間に復活させてもらうこともできる。復活場所にできるのは、他プレイヤーの死亡した場所。ただし、自チームが倒した相手でなくてもいい。仲間の復活のためにリスク覚悟で倒しに行くか、あるいは他のグループが潰しあった後を利用させてもらうかといった選択が求められる。

Twitch視聴者投票でゲーム内イベントが発動!

 ゲーム映像配信サービスのTwitchとの連携が図られており、そのなかのひとつとして、Twitch視聴者の投票によりゲーム内イベントが発動するという連動機能が入っている。

 発生するイベントには低重力モードや無限弾モードなどいろいろあり、その試合のワールドイベントとして全体に適用されるので、「低重力でフワフワジャンプしてしまったプレイヤーを冷静にスナイプ」なんてことも可能。

王冠を奪って守り通せ! “クラウン・ラッシュ”

 クラウン・ラッシュモードでは、その名の通りゲームが終盤に入るとクラウン(王冠)が出現し、これを45秒守り切るか、他チームを全滅させると勝利となる。

 しかし、クラウンを持っているプレイヤーは全員に位置が通知されるので、逃げ切るのはそう簡単ではない。それまでに揃えてきた武器とハックをフル活用した戦いが展開される。

このハイテンションぶりはぜひ遊んで確かめて欲しいッ!

 クリエイティブ・ディレクターのJean-Christophe Guyot氏に話を聞いたところ、「あくまでフェアにスタートし、各プレイヤーの試合中の選択によって能力が決まっていく」というポリシーで開発したのだという。派手なスキルと強化された武器で攻防がどんどん激しくなっていくので、後半の展開はなかなかハードだが面白い! 腕に自身がある人は、日本でプレイ解禁された際にぜひトライしてみて欲しい。

 なお課金要素はプレミアムバトルパスなど外見に関するもの(無料バトルパスもある)。ゲームは複数プラットフォーム間のクロスセーブに対応する予定で、こうしたバトルパスなどによるアンロックアイテムもプラットフォーム間で持ち越せるという。その後クロスプレイの検討も進めていくとのこと。

アートワーク/スクリーンショット