2020年8月22日、23日に世田谷パブリックシアターにて公演予定の舞台“VR能『攻殻機動隊』”。本日2020年5月30日、その本ビジュアルが解禁となった。

 最先端のVR技術を駆使して『攻殻機動隊』を能で表現した本講演だが、そんな世界観を端的に表現したビジュアルとなっている。

 また、本日より上映チケットの先行発売がスタート。一般発売は6月20日から開始される。

以下、リリースを引用

VR能 攻殻機動隊 伝統を超えた、電脳の世界へ―伝統芸能と最新技術が見事に融合した神秘的な本ビジュアル解禁!

チケット:5/30(土)先行発売、6/20(土)一般発売開始

 この度、2020年8月22日(土)~23日(日)まで公演するVR能「攻殻機動隊」におきまして、本ビジュアルが解禁となりますことをご報告させていただきます。

 VR能とは様々な最先端技術を駆使し、世界初のVRメガネなしで仮想現実空間を再現し上演される能舞台。今回は日本が世界に誇るSF漫画の最高傑作である「攻殻機動隊」を能で表現!

 「攻殻機動隊」はテレビアニメ「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX(S.A.C.)」シリーズ、劇場版アニメ「攻殻機動隊 ARISE」シリーズなどが制作され、最新アニメとして今年4月より「攻殻機動隊SAC_2045」が配信中です。

 演出は舞台「ペルソナ」シリーズや舞台版「攻殻機動隊ARISE」、AKB 版「仁義なき戦い」など数々の実現不可能と思われる企画を成功させてきた映画監督、奥秀太郎。脚本は「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」や「BLOOD」シリーズなどの脚本で知られる藤咲淳一。

 映像技術は舞台版「攻殻機動隊ARISE」、3D能シリーズなどで日本初の舞台での 3D映像を開発してきた福地健太郎(明治大学教授)。VR技術は国内のVR研究での第一人者 稲見昌彦(東京大学教授)。いずれも各分野での最先端を駆け抜ける第一人者が担当いたします。

 さらに、出演は坂口貴信、川口晃平、谷本健吾等、実力・知名度ともに現在の能のシーンを牽引する観世流能楽師。世界初・本邦初の様々な技術と日本の伝統芸能の先鋒とが高次元なレベルで融合し、攻殻機動隊の世界を再現した舞台芸術の未来を創ります。

 そんな最先端の世界を表した神秘的なビジュアルが公開!

“VR能『攻殻機動隊』”の神秘的で美しすぎる本ビジュアルが公開! チケットの先行販売も本日スタート_01

 中央に映る主人公・草薙素子は、原作では美しいボディラインの映える衣装ですが、今回は紫色の唐織を羽織り、右手には金色と赤のコントラストが美しい扇を持つという、豪華絢爛な能装束に身を包んでおります。

 また「攻殻機動隊」の世界観を表したサイバー空間に浮かび上がるように写っている素子の様子は、まさに伝統芸能と最新技術の融合を表現!ビジュアルイメージ通りの世界が繰広げられること間違いなし!

 キャッチコピーにもある、まだ誰も体験したことのない「伝統を超えた、電脳の世界」を、ますます味わいたくなるビジュアルは必見です!

 さらに本作の上映チケットが、5 月30 日(土)より先行発売スタート。また 6月20日(金)より一般発売が開始いたします。チケットはイープラス他各社より発売予定です。

 詳しくは公式ホームページをご確認ください!

攻殻機動隊

 「攻殻機動隊」は、近未来の電脳化社会を舞台に架空の公安組織の活躍を描いたマンガで、1989年から展開されている人気シリーズ。

 押井守監督が手がけた劇場版アニメ「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」「イノセンス」のほか、「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX(S.A.C.)」シリーズ、「攻殻機動隊 ARISE」シリーズなどが制作されてきた。スカーレット・ヨハンソン主演で実写化したハリウッド映画版も話題になった。

 最新作として今年4月より「攻殻機動隊SAC_2045」が配信開始。

攻殻機動隊SAC_2045公式サイト

VR能 攻殻機動隊

  • 公演期間:2020年8/22(土)〜23(日)
  • 会場 世田谷パブリックシアター
  • 原作:士郎正宗「攻殻機動隊」(講談社KCデラックス刊)
  • 出演:
    ・坂口貴信
    ・川口晃平
    ・谷本健吾 他
    ・観世流能楽師
  • 演出:奥秀太郎
  • 脚本:藤咲淳一
  • 3D技術:福地健太郎(明治大学教授)
  • VR技術:稲見昌彦(東京大学教授)
  • プロデューサー:神保由香 盛裕花
  • 製作:VR能攻殻機動隊製作委員会
  • VR能 攻殻機動隊 公式サイト