2020年5月29日にNintendo Switch(ニンテンドースイッチ)向けに発売された『ゼノブレイド ディフィニティブ・エディション』(以下、『ゼノブレイド DE』)。本作は、2010年に発売され、名作RPGとしていまなお根強い人気を誇る『ゼノブレイド』のリマスター版。主要キャラクターのモデリングが一新され、フィールドもHDクオリティーにグレードアップ。さらに、一部楽曲をオーケストラ編成で再収録するなど、まさに『ゼノブレイド』の決定版と言える内容となっている。
本記事では、本作で初めて『ゼノブレイド』に触れる人はもちろん、久々に本作をプレイする人に向けた攻略TIPSを紹介。第1回の今回は、序盤で詰まりやすいポイントを解説する。冒険に行き詰まったときは、以下の情報を参考にプレイを進めてみよう。
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冒険の舞台となる神の骸の上は、コロニー9やテフラ洞窟、巨神脚など、複数のエリアマップに分かれている。各エリアの広大なフィールドには、ランドマークとロケーションと呼ばれる特別な場所が存在。その場所を初めて訪れたタイミングでマップに登録され、EXP(経験値)・AP(アーツポイント)・SP(スキルポイント)が入手できる。なお、エリア内のランドマークとロケーションをすべて発見すると、エリアマップがすべて開放されるので、エリアの端から端までを探索する必要はない。
また、フィールドでは多彩なアイテムを拾うことができる。それらのアイテムは、クエストの達成や住人との物々交換、コレペディアへの登録など、さまざまな用途で活用可能。余ったアイテムはショップで売却して換金することもできるので、フィールドを移動中にアイテムを見かけたら積極的に回収しよう。
冒険の合間にクエストをクリアーしよう
ストーリークエストのほかに、住人たちから受けられるクエストも存在する。クエストの内容は、モンスターを倒したり、アイテムを集めたりと、バラエティー豊か。クエストを達成すると、お金やEXP、装備アイテムが手に入るほか、新たなクエストが発生することも。クエストをクリアーしなくても物語は進行するが、達成しておくと冒険が楽になる。クエストを受注できる数に限りはないので、クエストマークを見かけたら、すべて受注しておくといいだろう。
クエストの中には、夜にのみ出現するモンスターからのドロップ品を集めたり、雷雨限定で出現するモンスターの討伐など、特定の時間や天候でのみ目標を達成できるものもある。ここで活用したいのが、メインメニューから選択できる“時間設定”の機能だ。クエストナビに「対象が見つからない為ナビ不可」と表示されていたら、この機能で時間を変更しながら探索しよう。
また、物語を進めると受注できなくなる期間限定のクエストも存在する。最初に発生する期間限定のクエストは、巨神脚で受注できるものだ。ここで発生するクエストの多くが、コロニー6の復興クエストを進行すると達成できなくなる。クエストを達成することで新たな期間限定のクエストも発生することもあるので、やり残しが気になる人は先を急ぎすぎないようにしよう。
懐が寂しくなったときの金策
世界各地にあるショップでは、装備品やアーツ書が購入できる。これらを購入してキャラクターを強化すれば、よりスムーズに冒険できるようになる。しかし、新たなショップを訪れるたびに装備を新調していると、金欠状態になりがち。そんなときは、不要なアイテムを売却しよう。売却候補となるアイテムは、以下の3つ。
- クエストですでに納品したアイテムの余り
- 手持ちの数が多い(=入手しやすい)アイテム
- 不要になった装備アイテム
フィールドで獲得したものや、モンスターのドロップアイテム(戦利品)から不要なものを売却し、さらにクエストをクリアーしていけば、所持金に余裕ができるだろう。なお、売値が高い希少なアイテムは、物々交換で使える可能性があるので、なるべく残しておくといいだろう。
バトルの基本を知る
バトルでは、ロックオンした敵に対して一定間隔でくり出される“オートアタック”に加え、“アーツ”という技を駆使して戦うことになる。アーツは敵に大ダメージを与えられるだけでなく、敵の側面や背面から使うと特別な効果を発揮するものもある。効果を最大限に活かすためにも、位置取りに気を配りながらアーツを使おう。
アーツの追加効果でとくに覚えておきたいのが、崩し→転倒→気絶のコンボだ。やりかたは簡単で、崩し、転倒、気絶の効果を持つアーツを順に使っていくだけ。敵を転倒させると、そのあいだは攻撃と移動ができなくなり、一方的に攻撃可能。さらに、転倒状態の敵に続けて気絶効果のあるアーツをヒットさせると敵が気絶状態となり、攻撃と移動ができなくなるうえ、敵の憎しみを表す“ヘイト”が増えなくなる。気絶状態の敵に対しては、打たれ弱いキャラクターも安心してダメージを与えられるというわけだ。
ただし、序盤のうちは、操作キャラクターひとりで崩しから気絶までのコンボを狙うことはできず、パーティーメンバーと連繋して転倒、気絶状態を狙うことになる。そこで重要になるのが、以下のふたつのポイントだ。
仲間が使ったアーツにも気を配る
AIが操作するキャラクターがアーツを使用した場合にもリキャストタイム(技を再使用できるようになるまでの時間)が発生する。たとえば、ラインが転倒効果を持つワイルドダウンを使用したら、つぎにワイルドダウンを使うまで一定時間、要することになるのだ。これを意識して、仲間が転倒効果を持つアーツを使用した直後は崩し効果を持つアーツを温存。つぎに放たれるタイミングを見計らいながら崩し効果を持つアーツを活用すると、敵を転倒状態にしやすくなるはずだ。
崩し効果を持つアーツは連続で使わない
崩し効果を持つアーツを複数セットしている場合は、闇雲に連続して使用するのではなく、タイミングをズラして使おう。なるべく長く崩し状態を維持することで、敵を転倒状態にさせるチャンスがより広がる。火力で敵の体力を削り切る場合は連続で使用してかまわないが、転倒状態を狙う場合は、これを意識して立ち回るといいだろう。