世界で圧倒的な支持を獲得している『マインクラフト』。同作のバトルと成長に特化したスピンオフタイトルとなる『Minecraft Dungeons(マインクラフト ダンジョンズ)』が、Xbox Game Studiosより、Nintendo Switch、プレイステーション4、Xbox One、PC向けに2020年5月26日に配信を開始する(配信は、5月26日17時から)。

 ここでは、『Minecraft Dungeons』のプレイガイドをお届けしていこう。

※記事は先日行われたクローズドβをもとに作成しています。

『マインクラフト』の新機軸!

 いまなお世界中で支持され続けているサンドボックスゲーム『マインクラフト』。その世界観で大冒険を楽しめるアクション・アドベンチャーが『Minecraft Dungeons』だ。

 本作は、『マインクラフト』とは異なり、バトルと成長に大きく割り振った、いわゆるハック&スラッシュタイプの作品。さまざまなステージに挑み、襲ってくるモンスターをガンガンなぎ倒しつつ、強力な装備を集めていくことになる。

 ストーリーも用意されており、プレイヤーは邪悪な村人王を倒すために、立ち上がることになる。仲間はずれにされ、胸に憎しみを抱きつつさまよい続けた村人は、“支配のオーブ”を見つけ、邪悪な力を手にするが……。プレイヤーは、村人王の野望を阻止するために、冒険に出発することになる。

『マインクラフト』ならではのバトルが展開

 世界を救うために立ち上がったプレイヤーである主人公。名前や外見を自由にカスタマイズ可能。主人公のスキン(外見)は25種類以上用意されており、『マインクラフト』のスティーブとアレックスもあるのがうれしい。

 本作では、“パン”や“回復のポーション”など、本家『マインクラフト』でお世話になったアイテムも多数登場。回避や連続攻撃など、本作ならではのアクションを活用し、爽快なバトルを楽しむことができる。

 基本は剣による近接攻撃で、ボタン連打で連続攻撃をくり出すことができる。弓矢を入手すると、遠くの敵も矢で攻撃できる。ただし、矢の残数には注意が必要だ。

 『マインクラフト』といえばやっぱりTNT火薬。本作では入手すると頭の上に乗せて移動し、放り投げると、数秒後に大爆発して周囲にダメージを与える。

 本作には強力なボスも待ち受けている! 『マインクラフト』では森の洋館の主人だったエヴォーカーがボスとして登場。召喚や魔法など本編ゆずりの強力な攻撃で攻めてくるのだ。

アーティファクトを活用せよ!

 本作には、武器や防具に加えて、特殊なアイテム“アーティファクト”が登場する。“アーティファクト”は最大3つまで装備でき、使用することで特殊な効果が発生する。何回でも使用できるが、1回使うごとに使用できない時間のクールタイムが発生するので、使うタイミングを見極めるのがコツだ。

花火の矢

 通常の矢をロケット花火に変えるアーティファクト。敵に当たると爆発して周囲にダメージを与える。

釣り竿

 『マインクラフト』では魚釣りに利用した釣り竿も、『Minecraft Dungeons』に登場。本作ではモンスターを釣って短時間スタンさせられる。

エンチャントで装備を大幅に強化!

 本作では、『マインクラフト』と同様に、装備に特殊効果“エンチャント”を付けて強化することが可能だ。各装備にはあらかじめエンチャントがランダムで付いており、レベルアップでゲットできるエンチャントポイントを使って成長させると、効果が発動する。さらに、効果を成長させることもできる。どんなエンチャントが付くかはランダムなので、装備を集める楽しさもある。

 なお、装備は拠点にいる行商人や鍛冶屋から、通貨の代わりとなるエメラルドで購入できる。

種類豊富なエンチャント。

バラエティー豊かなステージにチャレンジ!

 本作は拠点から各ステージへ冒険に出掛けるスタイルとなっている。『マインクラフト』に登場したバイオーム(砂漠などの気候帯)をモチーフとした、ファンにはなじみ深いテイストのマップがたくさん用意されている。ここでは、序盤に楽しめる3つのステージを紹介しよう。

イカ海岸

 海に面した村のエリア。邪悪な村人王の軍勢に攻められ、村人たちがピンチに陥っているので、急いで助けに行こう。

クリーパーの森

 木が生い茂る薄暗い森のエリア。捕らわれた村人を運ぶキャラバンを見つけ出し、手遅れになる前に救出しよう。

カボチャ草原

 豊かな土地だったが、邪悪な村人に焼き払われてしまったエリア。唯一生き残っている村を目指し、危険を伝えよう。

難度を変えて、新たな挑戦も!

 本作では、ステージの難度を変えて遊ぶことも可能。難度を上げると、より上質なアイテムが出現するようになる。

アーケードスタイルの戦闘の楽しさと仲間どうしの協力を重視した

 最後に、『Minecraft Dungeons』のリリースに合わせて、Mojang Studios ゲームディレクターのマンス・オルセン氏からメッセージをいただくことができたので、以下にご紹介する。

――先日行われたβベータテストを受けての感触を教えてください。

マンスベータテストのフィードバックは大半がポジティブなものであり、非常に感激しています。戦闘や装備、エンチャントなど、私たちがゲームで達成しようとしたことの多くが、プレイヤーの心に響いていることに驚きました。それに伴い、私たちはプレイヤーの声に耳を傾け、調整を行ってきました。たとえば、ゲーム開始時の難易度を少し難しくしたり、矢の数を調整して射程距離を制限したりしています。

――改めて『Minecraft Dungeons』の魅力を教えてください。

マンス初期のころ、私たちはニンテンドー3DS向けに新しい『マインクラフト』のゲームを制作しようと考えていました。その過程でプロトタイプを作っているうちに、自分たちが作っているゲームが協力・マルチプレイ要素を入れることでかなり楽しめることに気づき、プラットフォームを問わずに遊べるようにすることを心がけました。結果的に、できるだけ多くの人に遊んでもらうために、さまざまなプラットフォームで遊べるようにしました。

 『Minecraft Dungeons』の開発では、アーケードスタイルの戦闘の楽しさと、仲間どうしの協力を重視することを重要な柱としました。このふたつの要素は、『マインクラフト』にぴったりだと思いますし、信じられないほど情熱的なコミュニティーにも共鳴してくれることを期待しています。最後に、深みと複雑さを持ちながらも、非常に親しみやすいゲームにしたいと考えています。このゲームを誰かに渡せば、すぐに楽しめるようなものになるよう、がんばります。

――実際のところ、開発時のスタッフの雰囲気はどうだったのですか?

マンス私たちのチームにはいろいろなバックグラウンドを持った人たちがいて、全員が複数の異なる役割を持っており、さまざまな開発を共同で行ってきました。分野を超えて仕事ができる多くのチームメンバーがいることに、非常に助かっています。けっきょくのところ、このゲームはチームの全員にとって情熱的なプロジェクトなのです。プレイテストは頻繁に行われ(通常週1回)、そのときはいつもみんなが念入りに準備し、楽しんでいました。ダンジョンクローラーも『マインクラフト』も大好きな人たちがたくさん開発に携わり、このゲームに取り組んでいます。

――開発期間はどれくらいかかったのでしょうか。

マンス『Minecraft Dungeons』の開発は2016年に小さなチームによる構想から始まり、開発の大半はここ2年のあいだに行われました。幸運なことに、開発はほぼ順調に進みました。その間、新しいものを作るということと、『マインクラフト』の世界観に忠実であり続けることのバランスを見つけることに多くの時間を費やしました。このバランスを保つことは、間違いなく難しい点でした。

 ゲームに何かを追加するときは、通常、ゲームプレイのニーズがあるからですが、『マインクラフト』を見て、ベースゲームのコンセプトをどうやって再利用したり、適応させたりするかを考えました。新しいものを作らなければならない場合は、理論的にはベースゲームにフィットするかどうかを非常に慎重に確認しています。私たちの目標は、『マインクラフト』を知っていればすぐになじみのあるゲームだと感じてもらえるようにすることですが、同時に、まったく新しいダンジョン探索の体験を提供することも挙げられます。それに対して、プレイヤーが積極的に反応してくれていることに、私たちは信じられないほど興奮しています。

――初期の段階からコミュニティーの反応はよかったのですね。

マンス反応は非常によかったです。ゲーム開発に取り組むときは、ファンの心に響くものを作りたいといつも思っており、それが実現したときはとても感動的な瞬間が訪れます。先日のクローズドベータでは、多くのプレイヤーが『Minecraft Dungeons』をストリーミングで楽しんでいるのを見ることができ、とてもうれしく思います。また、トレードショーなどのイベントにゲームを持っていく際に、家族がいっしょにプレイしている姿を見ることができたのも、素晴らしいことでした。

 『Minecraft Dungeons』では、『マインクラフト』コミュニティーに対して、バニラの『マインクラフト』とは異なる体験ができるエキサイティングで新しいゲームを提供したいと考えていました。探索やアドベンチャーなど、『マインクラフト』のコアな柱はそのままに、新しい戦闘やゲームプレイを導入し、プレイヤーに『マインクラフト』の新しい遊びかたを提供しています。『マインクラフト』を体験したことのないプレイヤーも多くいますし、既存のプレイヤーも『マインクラフト』のプラットフォームにさらに多くのことを求めています。そのため、今後も『Minecraft Dungeons』のような新しい体験を生み出していきたいと考えています。

――最後に、いよいよ『Minecraft Dungeons』が発売となりますが、ファンに向けてのメッセージをお願いします。

マンスこれまで、ご支援およびご意見をいただいた世界中の『マインクラフト』コミュニティーに、チーム一同心より感謝しており、ゲーム全体がどのように受け止められるかを楽しみにしています。私たちは皆様のことを考えてこのゲームを開発しましたが、『Minecraft Dungeons』が今後も末永くお楽しみいただけるゲームとなるよう、皆様からのフィードバックに耳を傾けていきたいと思います。