エレクトロニック・アーツのアクションシューティング『スター・ウォーズ バトルフロントII』では、海外の2020年4月29日(恐らく日本の30日)に最新アップデート“スカリフの戦い”を無料配信する。

スカリフ+反乱時代マップがシュプリマシー&インスタントアクション対応

 このアップデートでは映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』で決戦の舞台となったスカリフが新マップとして追加され、反乱時代の4マップ(ホス、タトゥイーン、ヤヴィン4、第2デス・スター)とともに、大規模対戦モードの“シュプリマシー”とソロモードの“インスタントアクション”モードをプレイできるようになる。

 なお、これらのマップでは従来シュプレマシーモードにあった主力艦内で戦うフェーズがなく地上戦のみで展開されるものの、代わりに戦闘機で出撃できるパートも一部存在するという。

『スター・ウォーズ バトルフロントII』スカリフマップなどを最後の無料追加コンテンツとして明日配信。開発元DICEは来年予定の『バトルフィールド』新作に注力へ_01
突破する時は「フォースは我と共にあり我はフォースと共にある」って言いながら行きたいものですな。

 スカリフではそのほか、“ヒーローvs.ヴィラン”モードと協力プレイモードもプレイ可能。前者は新たに“クレイト”マップも、同じく後者は“MC85スター・クルーザー”マップと“ファースト・オーダー・スター・デストロイヤー”マップにも対応する。

協力プレイのミッションがソロプレイ可能に

 そして、協力プレイのミッション内容にAI操作のキャラとのオフラインソロプレイで挑めるように。こちらはインスタントアクションの一部という扱いになり、攻撃側・防衛側を選んで出撃できる。

 さらにキャラの外見オプションも追加され、ダース・モール、レイ、カイロ・レン、パルパティーンに新たなルックが登場する。

『スター・ウォーズ バトルフロントII』スカリフマップなどを最後の無料追加コンテンツとして明日配信。開発元DICEは来年予定の『バトルフィールド』新作に注力へ_02
新たな外見バリエーションでは、“スカイウォーカーの夜明け”の黄色いライトセーバーを持ったレイなどが登場。

「スタジオはバトルフィールド次作に集中」と海外誌に答える

 『スター・ウォーズ バトルフロントII』は2017年にプレイステーション4/Xbox One/PC向けに発売されて以降、定期的に無料アップデートでコンテンツを追加し、改善を続けてきた。今後もタイトルの運営自体はしばらく続けられるものの、大規模なコンテンツ追加は今回が最後となる。

 それでは開発元DICEの次の一手は……というのが気になる所だが、どうやらミリタリーFPS『バトルフィールド』シリーズの次作に開発力を集中させるようだ。これは海外IGN誌に対してのエレクトロニック・アーツのコメントでわかったもので、この作品は今のところ2021年の発売を予定しているという。

 なお現行作品の『バトルフィールドV』は、今回の『スター・ウォーズ バトルフロントII』同様に最後のコンテンツ追加を6月に予定していることが公式サイトで予告されている。