ゲーセンミカドを運営するINHでは、2020年4月より新規事業としてゲーム出版部門“ミカドガレージブックス(MiKADO GARAGE BOOKS)”を発足。その発足第一弾商品として、没後一周忌を迎える大塚ギチさんの小説となる『TOKYOHEAD 完結編』を5月1日に刊行することを明らかにした。価格は2000円[税抜]。
本作は、アーケードゲームドキュメンタリー小説として1995年に発売された『TOKYOHEAD』を復刊し、後年加筆された“町田編”(2015年)を追加した新書版となる。
また、今後“ミカドガレージブックス(MiKADO GARAGE BOOKS)”では、アーケードゲーム大会“ベイエリアカップ”の勝敗データを纏めた書籍『VFR Chronicle TOKYO BAY AREA CUP 2002』ほか、ゲームセンターやアーケードゲームのコミュニティーに寄り添ったレーベルとして書籍を発売予定とのことだ。
以下、リリースを引用
伝説のゲームライター大塚ギチ著作小説『TOKYOHEAD』が蘇る。2020年5月1日新書『TOKYOHEAD 完結編』発売!!
概要
ゲーセンミカドを運営する株式会社INH(本社:東京都新宿区高田馬場、代表取締役:池田稔)は、多数のお客様よりクラウドファンディングを通じたご支援とご協力を受け2020年4月新規事業としてゲーム出版部門『ミカドガレージブックス(MiKADO GARAGE BOOKS)』を発足。
2020年5月1日、発足第一弾商品として、没後一周忌を迎えるアーケードゲームシーンのドキュメンタリー作家『大塚ギチ』著作小説『TOKYOHEAD』の復刊及び町田編を追加した新書『TOKYOHEAD 完結編』を発売します。
今後『ミカドガレージブックス(MiKADO GARAGE BOOKS)』は、アーケードゲーム大会『ベイエリアカップ』の勝敗データを纏めた書籍『VFR Chronicle TOKYO BAY AREA CUP 2002』他、ゲームセンターやアーケードゲームのコミュニティに寄り添ったレーベルとして書籍リリースを予定しています。
最後に、当新規事業にご支援くださった皆様にこの場をお借りしてお礼申し上げます、誠にありがとうございました。
第1弾書籍 『TOKYOHEAD 完結編』について
後に鉄人と称される『バーチャファイタープレイヤー』たちをフォーカスしたアーケードゲームドキュメンタリー小説『TOKYOHEAD』(1995年)。
同書の復刊及び、後年に加筆された『町田編』(2015年)を追加した『完結編』とし新たにリリースする。『TOKYOHEAD』(1995年)は後のeスポーツ、プロゲーマーといった価値観を予見させる内容から、近年再評価され2015年にはヨーロッパ企画による舞台化が実現している。
大塚ギチ氏が生前残した小説は現在入手困難状態であり、『TOKYOHEAD 完結編』の販売目的は、より多くの方に小説家大塚ギチ氏の作品と功績を後世に残すためとなります。
『TOKYOHEAD 完結編』
ISBN 978-4-9911501-0-4
分類コード C0293
書籍 JANコード 192029302000
- 発売日:2020年5月1日(金)
- 販売価格:2000円(+税)
- 商品内容:アーケードゲームドキュメンタリー小説『TOKYOHEAD』(1995)復刊及び、後年加筆された『町田編』(2015)を追加した新書版
- 販売店:高田馬場ゲーセンミカド(休業明け5月7日以降に販売開始)/池袋ゲーセンミカド(休業明け5月7日以降に販売開始)/アミパラ広島店×ゲーセンミカド/GAME 星狩物語×ゲーセンミカド他
- 通信販売:ネオフィリアラボ
- 商品ページはこちら
※2020年4月24日正午より同サイトにて予約受注開始
※同サイトでは通信販売オリジナル特典付『限定版』の販売及び、別途『TOKYOHEAD 完結記念 Tシャツ』販売を予定。
第2弾書籍『VFR Chronicle TOKYO BAY AREA CUP 2002』について
対戦格闘ゲーム『バーチャファイターシリーズ』のコミュニティ団体VFRによって1998年から現在に至るまで開催され続ける大会『東京ベイエリアカップ』。
当『VFR Chronicle』は、日本一ハイレベルと言われる同月例大会参加者に配布されたパンフレットを年代別に纏めた書籍シリーズとなる。
今回販売を予定しているのはバーチャファイタープレイヤーが前世紀から紡いだ『記録』の『2002年度版』。
更に当時のパンフレットデータ復刻だけでなく、出場した全プレイヤーの戦績データ表や書き下ろしの振り返り座談会を収録。
元ビートライブ店長(現池袋ゲーセンミカド店長)山岸勇が記してきたテキストの数々、そしてプレイヤーデータ公開にご注目ください。
『VFR Chronicle TOKYO BAY AREA CUP 2002』
ISBN 申請中
分類コード 申請中
書籍 JAN コード申請中
- 発売日:2020年5月中旬から6月上旬予定
- 販売価格:2500円(+税)
- 商品内容:日本一ハイレベルと言われる月例大会参加者に配布されたパンフレットを年代別に纏め復刻、および書下ろしのコンテンツを追加した書籍シリーズ2002年度版。
- 販売店:高田馬場ゲーセンミカド/池袋ゲーセンミカド/アミパラ広島店×ゲーセンミカド/GAME 星狩物語×ゲーセンミカド他
- 通信販売:ネオフィリアラボ
- 商品ページはこちら
※発売日が決まり次第、同サイトにて予約受注開始
小説家『大塚ギチ』について
1991年ゲーム雑誌「HiPPON SUPER!」の編集者としてライターデビュー。
1994年よりフリーランスに転向し、1995年アーケードゲーム「バーチャファイター」のプレイヤーをフォーカスしたノンフィクション小説「TOKYOHEAD」を執筆し同作のブームを牽引。
1999年東京都新宿区にて有限会社アンダーセルを設立し以後執筆の傍ら、サブカル、アニメなどのラジオパーソナリティ、書籍等のデザイナーとしても活躍する。
2012年ゲームセンター、アーケードゲーム業界に出戻り、「THE END OF ARCADIA」小説執筆や高田馬場ゲーセンミカドのトークライブなどの構成作家を務めるが、2019年4月未明、多臓器不全により他界。(享年46歳)
元ビートライブ店長『山岸勇』について
80年代後期よりゲームセンター業界入り。
東京都町田市に存在したハイスコアの名店「プレジャーキャッスル」において店長を勤める。
その後、「ゲームスポットアテナ町田店」(後のビートライブ)に移籍し、バーチャファイターコミュニティの顔として1994年からバーチャファイターシリーズの大型イベント「アテナ杯(現ビートライブカップ)」を継続的に開催。
店舗運営の傍ら、格闘ゲームの大型大会イベント「闘劇」のコアメンバーとしても活躍し、2018年12月株式会社INHに移籍し、2020年現在は課長職の傍ら同社が運営する池袋ゲーセンミカドの店長を兼任。
企画発売元:ミカドガレージブックス(MiKADO GARAGE BOOKS)
※現在、ミカドガレージブックス(MiKADO GARAGE BOOKS)は書籍『TOKYOHEAD 完結編』及び『VFR Chronicle シリーズ』の販売店を募集しております。
お問い合わせ e-mail:info@inhgroup.com