ドイツ系ゲームスタジオCrytekが、同社の代表作であるFPS『Crysis』のリマスター版『Crysis Remastered』を発表した。対応プラットフォームはPCのほか、プレイステーション4/Xbox One/Nintendo Switchを予定している。

 『Crysis』は、エレクトロニック・アーツから2007年にPC向けに発売された近未来SFテイストのFPS作品。2011年にはプレイステーション3/Xbox 360版も発売されている。

 本作の舞台となるのは、2020年8月のフィリピン。消息を絶った調査チームを追う米国陸軍特殊部隊“ラプターチーム”と、何らかの目的で島を占拠するに至った北朝鮮軍、そして未知のテクノロジーを有する正体不明の勢力との三つどもえの戦いが描かれる。

 光学迷彩モードなども有する主人公たちラプターチームの装備“ナノスーツ”の特殊能力を活かした戦闘や、当時のハイエンドPCの限界を突き詰めたグラフィック描写などが特徴で、リマスターがどう行われるのか気になるところ。

 なお現時点での発表内容を見る限り、オリジナル版のパブリッシャーであるエレクトロニック・アーツは関わっていない模様で、日本向けの展開があるのかといったところも注目していきたい。