2018年4月8日 ゲームズマーヤが閉店
2018年4月8日は、ゲームズマーヤが閉店した日。
ゲームズマーヤは、かつて東京都江戸川区の葛西駅のほど近くにあったゲームショップ。ゲームファン及び業界人のあいだはでかなりの知名度を誇る伝説的なお店でもあった。名物店長として有名な女性店長は、気さくで話しやすく、そのうえゲーム業界の事情通としても知られており、毎日のように更新されていたブログの注目度も非常に高かった。ファミ通.comでもバイヤーズボイスのコーナーなどで何度もコメントを寄稿してもらっていたので、覚えている読者も多いことだろう。
長年にわたってゲーム大会や体験会などのユーザー参加型のイベントを積極的に開催し、実店舗ならではの方法でゲームの魅力を伝えてきたことも広く知られ、お店はゲームファンの交流の場にもなっていた。『龍が如く』シリーズの名越稔洋氏や『モンスターハンター』シリーズの辻本良三氏をはじめ、多くのゲームデザイナーやプロデューサーたちが何度もイベントに訪れているのは、個人経営のお店としてはかなり異例なことではないだろうか。
最終営業日である2018年4月8日には、大勢のゲームファンはもちろん、ゲーム業界関係者も数多く来店してゲームズマーヤの閉店を惜しんでいたのも記憶に新しい。また、ニコニコ生放送では、よゐこの有野晋哉さんと店長が司会を務めた“ゲームズマーヤ最後の1日を見守る生放送”も配信。お店に行けない遠方のファンも見守る中、ゲームズマーヤは35年(“おもちゃの店 マーヤ”から数えると約38年)の営業を終えることとなった。