東京・葛西のゲームショップ“ゲームズマーヤ”が、2018年4月8日をもって閉店を迎えた。多くのゲームファンやゲームクリエイターから愛された“ゲームズマーヤ”、最後の一日を振り返る。
最後の営業日となった2018年4月8日には、たくさんのゲームファンはもちろん、多くのゲームクリエイターやゲーム業界関係者が直接来店したり、メッセージを届けるなどし、ゲームズマーヤの閉店を惜しんだ。また、店内の模様やイベントは、“ゲームズマーヤ最後の1日を見守る生放送”と題し、終日ニコニコ生放送で配信された。
詳細は、下記のリアルタイムリポートやタイムシフトで見直してほしい。
「ゲームズマーヤ最後の1日を見守る生放送」店内レポート【更新終了】
「ゲームズマーヤ最後の1日を見守る生放送」番組ページ
※写真は配信番組をキャプチャーしたものです
■オークション
出演:秋谷店長、橋本徹氏(会員制食堂「84」店長)
急遽、今立進(エレキコミック)が参戦して始まったオークション。珍品、逸品がオークションに出品され、最高額はなんと20万円!
※写真は配信番組をキャプチャーしたものです。
■座談会
司会:有野晋哉(よゐこ)、秋谷店長
出演:辻本良三氏(カプコン)、名越稔洋氏(セガゲームス)、日野晃博氏(レベルファイブ)
秋谷店長が「ゲーム会のレジェンド」として紹介した3人のクリエイターとともに、ゲームズマーヤの思い出を語った座談会。辻本氏以下、3人クリエイターがゲームズマーヤ及び秋谷店長を一目置く理由などを垣間見ることができた。
※写真は配信番組をキャプチャーしたものです。
閉店の22時が近づくにつれ、店内では急遽秋谷店長によるサイン会&撮影会が始まることに。ひとりひとりの名前や特徴をすべて覚えている秋谷店長に感服。また、撮影や進行を常連客が担当するなど、終始アットホームな雰囲気で行われた。
そして、いよいよ閉店時間の22時直前、店内ではみんなでカウントダウン。ゼロの発声とともに、大きな拍手が起こり、来場者からは、口々に「ありがとう」「お疲れ様」という言葉が聞かれた。
最後に秋谷店長は「“おもちゃのマーヤ”から数えると約38年になりますが、本当に長い間、お世話になりました。ありがとうございました。今日で閉店するなんて、とても思えないくらいです。本当に皆様には感謝しかありません。やってきてよかった。最後は“やりきった”気分でいっぱいです。本当にありがとうございました! これからもしっかりゲームを楽しんでください」とコメント。最後のお客様を送り出し、シャッターが下ろされた。
ときに辛辣に、ときに愛情溢れる言葉でゲーム業界を見つめてきた“ゲームズマーヤ”。ゲームファンにとって、大切な交流の場がひとつ失われることは残念至極だが、まずは店長の体調回復を第一。今後はゆっくりと大好きなゲームを楽しんでほしいと思うが、たまには、またあの元気な声で「何やってんのよ~!」と叱咤激励されたいものだ。
本当にお疲れさまでした!