ファミ通は、2020年3月の国内家庭用ゲームソフトとハードの売上をまとめたデータを公開した。

集計期間は2020年2月24日~2020年3月29日。

 10日間で約260.8万本を販売した『あつまれ どうぶつの森』が3月のソフトランキング首位を獲得。ハードでは、Nintendo Switchが約3年で国内累計1300万台を突破した。

以下、リリースを引用

ファミ通ゲームソフト・ハード売上ランキング3月速報

  • 「あつまれ どうぶつの森」が10日間で260.8万本を販売。2位以下を大きく引き離し月間ソフトランキング首位に。
  • Nintendo Switch、約3年で国内累計1300万台を突破。

 ゲーム総合情報メディア「ファミ通」は、2020年3月の国内家庭用ゲームソフトとハードの売上データをまとめました。集計期間は2020年2月24日~2020年3月29日(5週分)です。各分野の順位は別表の通りです。

家庭用ゲームソフト 月間売上本数

1位:あつまれ どうぶつの森(Switch)任天堂 2,608,417本
2位:ポケモン不思議のダンジョン 救助隊DX(Switch)ポケモン 218,394本
3位:仁王2(PS4)コーエーテクモゲームス 129,302本
4位:ポケットモンスター ソード・シールド(Switch)ポケモン 96,736本
5位:ワンピース 海賊無双4(PS4)バンダイナムコエンターテインメント 75,998本

家庭用ゲームハード 月間売上台数

1位:Nintendo Switch(合計)836,094台 (先月1位 Nintendo Switch(合計)298,685台)
2位:プレイステーション4(合計)64,492台 (先月2位 プレイステーション4(合計)27,336台)

(Nintendo Switchは、Nintendo Switch Liteとの合計値、プレイステーション4は、プレイステーション4 Proとの合計値になります)

家庭用ゲームソフト メーカー別売上本数

1位:任天堂 304.4万本
2位:ポケモン 33.4万本
3位:バンダイナムコエンターテインメント 25.3万本

2020年3月期の家庭用ゲーム市場について

 3月期のソフトランキング首位は、10日間の集計で260.8万本を販売した「あつまれ どうぶつの森」(任天堂/2020年3月20日発売/Switch)です。

 現時点でNintendo Switch向けソフトの累計販売本数トップとなっている「大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL」(任天堂/2018年12月7日発売/Switch)の362.3万本超えが注目されています。

 また、前作「とびだせ どうぶつの森」(任天堂/2012年11月8日発売/3DS)の2週目の累計販売本数103.7万本を大きく上回り、今後の推移次第では同作の累計447.7万本の記録更新にも期待がかかります。

 ソフトランキング2位には、21.8万本を販売した「ポケモン不思議のダンジョン 救助隊DX」(ポケモン/2020年3月6日発売/Switch)がランクイン。

 本作は「ポケモン不思議のダンジョン 青の救助隊」(ポケモン/2005年11月17日発売/DS)と「ポケモン不思議のダンジョン赤の救助隊」(ポケモン/2005年11月17日発売/GBA)が1つのソフトになったリメイク作品ながら、十分な滑り出しとなりました。

 ハード市場では、Nintendo Switchが2機種合計で83.6万台を売り上げ、発売から約3年で、Wiiの累計販売台数1274.8万台を上回る累計販売台数1300万台を突破しました。

 2020年4月期は、ファン待望の「バイオハザード RE:3」(カプコン/2020年4月3日発売/PS4)と「ファイナルファンタジーVII リメイク」(スクウェア・エニックス/2020年4月10日発売予定/PS4)がついに登場します。PlayStation版でミリオンタイトルとなった両作品が、ゲーム市場にどのような影響を与えるのか注目されています。

※ファミ通調べ
※ソフトの売上本数については、集計期間中に店頭(通販含む)で販売されたすべてのタイトルを対象としています。2種類以上のバージョンや周辺機器・本体等との同梱版が発売されているソフトのデータは、すべての種類を合計した数字となります。(発売日は前に発売されたもの、価格は通常版を表示しています)