バンダイナムコ研究所は、東宝スタジオのプロダクションセンター内に、AIやAR(拡張現実)、VR(仮想現実)、MR(複合現実)の研究開発拠点として活用する“バンダイナムコ研究所 東宝スタジオラボ”を新設した。

以下、リリースを引用

東宝スタジオ内に「バンダイナムコ研究所 東宝スタジオラボ」を新設

~AIとAR(拡張現実)・VR(仮想現実)・MR(複合現実)の研究開発拠点として活用~

 株式会社バンダイナムコ研究所(以下、バンダイナムコ研究所)は、東宝スタジオ(住所:東京都世田谷区成城)のプロダクションセンター内に「バンダイナムコ研究所 東宝スタジオラボ」を新設しました。

 バンダイナムコ研究所は「Creating Entertainment Innovation!(革新的なエンターテインメントを創造する)」というミッションのもと、最先端技術における研究・検証・開発や、ゲーム制作で培われたノウハウを活用した新たなコンテンツの研究開発を手掛けています。

 昨今、AI や AR(拡張現実)・VR(仮想現実)・MR(複合現実)の技術開発が加速するなか、エンターテインメントをはじめ、さまざまな分野において「人を笑顔にする」可能性が広がりつつあり、迅速に研究開発を進めるためにはプロトタイピング環境が必要不可欠になりました。

 東宝スタジオは日本最大級のスタジオで、映像・音声ともに最新鋭の技術を搭載した施設を兼ね備えているほか、映像における膨大な知識と経験豊富なクリエイターが多く集まっていることから、さまざまなチャレンジが期待できます。

 今後は、バンダイナムコ研究所の試作実験場として最大限活用していきますのでご期待ください

概要

  • 名称:バンダイナムコ研究所 東宝スタジオラボ
  • 住所:〒157-0066 東京都世田谷区成城 1-4-1
    東宝スタジオ プロダクションセンター内 SR407、SR408
  • 開所日:2020年2月7日
バンダイナムコ研究所が“東宝スタジオラボ”を新設。AIやAR、VR、MRの研究開発拠点として活用_01
バンダイナムコ研究所が“東宝スタジオラボ”を新設。AIやAR、VR、MRの研究開発拠点として活用_02

東宝スタジオ 概要

  • 名称:東宝スタジオ
  • 設立:1932 年
  • 敷地面積:約78,000m2(約23,000坪)
  • 撮影ステージ数:10棟
  • ポストプロダクションセンター:2棟

※「バンダイナムコ研究所 東宝スタジオラボ」は、東宝スタジオ内のプロダクションセンターにあります。

バンダイナムコ研究所 代表取締役社長 中谷 始

 バンダイナムコ研究所は、最先端技術の研究開発を起点に「エンターテインメントの新しい価値を創出」するエンターテインメント イノベーション集団です。そのために、世界中のイノベーターや研究者、企業と積極的に共創し、一緒に新しいエンターテインメントを創出していきたいと強く願っています。

 このたび、東宝スタジオ様のご厚意で、素晴らしい環境をお借りできることになりました。今後は「バンダイナムコ研究所 東宝スタジオラボ」から、世界に向けて革新的なエンターテインメントを発信していきます。

東宝スタジオ 東宝株式会社 取締役 山下 誠様

 東宝スタジオは 1932年、前身の写真化学研究所(PCL)として設立以降、80年以上もの間、映画をはじめとした様々なエンターテインメントを、世界に向けて発信し続けてまいりました。

 2004年には「スタジオ改造計画」として大規模な再開発に着手。足かけ8年をかけた大改造により、東宝スタジオは、プリプロダクションからポストプロダクションまでの一貫した生産ラインを提供できる近代スタジオに生まれ変わりました。

 このたび、バンダイナムコ研究所様が新たに東宝スタジオに加わって頂けることを心から歓迎いたします。そして、これからもより一層新しいエンターテインメントの世界が広がることを、楽しみにしております。