2009年2月5日 『Demon's Souls(デモンズソウル)』発売

 いまから11年前の2009年(平成21年)2月5日は、プレイステーション3用ソフト『Demon's Souls(デモンズソウル)』が発売された日。

 『Demon's Souls(デモンズソウル)』のジャンルはアクションRPGで、いわゆる“死にゲー”。近年の“死にゲーブーム”の火付け役とも言える作品だ。発売当時でも珍しくなっていた高難度設定なうえ、一度やられると生身の肉体を失って魂だけのソウル体となり、HPが半分になってしまう厳しい仕様。加えて、死亡時に経験値であり所持金でもあるソウルポイントをその場に落とし、回収する前に続けて死ぬとソウルポイントをロストしてしまうシステムも相まって心を折られるプレイヤーが続出。しかし、困難を乗り越えた際の達成感は格別なものがあり、挫けず死地へ身を投じていくプレイヤーも後を絶たなかった。そんな評判が話題になり、本作は全世界で高い評価を受けて大ヒットを記録。日本のゲームが世界に認められたことでゲーマーたちも歓喜に湧いた。

【今日は何の日?】『デモンズソウル』がPS3で発売。近年の“死にゲー”ブームの火付け役が話題に_04

 『Demon's Souls(デモンズソウル)』はオンライン要素も充実しており、協力プレイだけでなく、ほかのプレイヤーの世界に入り込んで相手を殺害する“侵入”といった対戦プレイもほかでは味わえない緊張感があり、大いに盛り上がりを見せた。また、非同期型オンライン要素もあり、単語を組み合わせてヒントメッセージを残せたり、プレイヤーの死んだ場所に血痕が残り、触れることで最後の瞬間が垣間見えたりするなど、斬新なシステムにプレイヤーの多くが感嘆の声をあげた。

 筆者は「苦しいです。評価してください」のメッセージにほっこりさせられ、オンラインプレイ中のほかのプレイヤーが幻影として見えたときは、「自分以外にも戦っているやつがいる!」と勇気付けられたものだった。多くのプレイヤーがそうだったように、当然筆者も楔の神殿のかぼたんこと火防女(ひもりめ)が唯一の癒やしでもあった。

 『ダークソウル』からはなくなってしまったが、プレイヤーの行動によって敵であるデーモンたちが弱体化したり強化されたりする“世界のソウル傾向”も非常にユニークな仕組み。発売日あたりはプレイヤーが死にまくったせいでソウル傾向が“黒”になり、そこら中のマップに見たこともないような強敵が闊歩する地獄絵図になっていたような記憶もある。

 そんな数々のドラマを生んでいた『Demon's Souls』オンラインサービスは、現役プレイヤーに惜しまれつつも2018年2月28日(水)をもって終了。現在は、オフラインでのみプレイできる。

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[2020年2月5日8時14分修正]
掲載写真について誤りがあったため、該当部分を修正いたしました。読者並びに関係者の皆様にご迷惑をおかけしたことをお詫びいたします。