プラチナゲームズは、2020年2月4日、初めての自社パブリッシングとなる『The Wonderful 101: Remastered(ザ・ワンダフル ワン・オー・ワン: リマスタード)』のリリースを目指した、Kickstarter によるクラウドファンディングキャンペーンをスタートした。
『The Wonderful 101』は、2013年8月24日に Wii U 専用タイトルとして発売された、ディレクター・神谷英樹氏によるユナイト・アクションゲーム。今回のキャンペーンでは、現行の各プラットフォームへの移植と新規ゲームモードの追加などを目標に支援を募っている。現状、特定のストレッチゴール(目標金額)の達成で展開が明示されているプラットフォームは、Nintendo Switch/Steam/PS4だ。
目標金額を達成した場合、プラチナゲームズは完成した『The Wonderful 101: Remastered』を 2020年4月にバッカー(出資者)の元へと届ける予定とのこと。出資するリワードカテゴリーに応じて、さまざまな限定品が用意されているので、そちらについても期待したいところだ。なお、本キャンペーンは2020年3月7日(土)午前 5:00(日本時間)まで行われる。
以下、リリースを引用
『The Wonderful 101』をリマスターして、より多くの人々に遊んでもらいたい」というのは、我々プラチナゲームズの願いでした。今回プラチナゲームズが行うのは、デベロッパーとしてリリースした作品を現行の各プラットフォームへ移植して自社パブリッシングするという、前例のない大きな挑戦です。この挑戦を成功させるためには、プラチナゲームズだけの力では足りません。しかし、より多くの方々に支援していただけたなら、プラチナゲームズ史上最大の規模を誇るこの自信作を、さらに磨き上げた形で世界中のゲーマーの元にお届けすることもできるようになるでしょう。
『The Wonderful 101: Remastered』では、オリジナル版のディレクター神谷英樹監修の下、画面上の表示、サブメニュー配置、ポップアップテキスト、最新ゲーム機向けの調整など、プレイを快適にするさまざまな改善を加える予定です。元の作品自体がすでに完成された作品ではありますが、特定のストレッチゴール(目標金額)を達成した場合には、本作をすでにやりこんでいるプレイヤーも楽しめるように、まったく新しいモードを追加することも予定しています。モードの詳細については段階的にキャンペーン内で発表していきますので、楽しみにお待ちください。新ゲームモードのストレッチゴールが達成されたあかつきには、DLC 形式で全てのバッカーへ無償で提供させていただきます。
リワードカテゴリーにはさまざまな種類があり、ゲームソフト本体に加えて、サウンドトラックや、ペンダント、コミック、アートブック、ミニチュア人形などのグッズ、さらにはオーダーメイドのマスクやジャケットといった、世界にひとつしかない超レアグッズまでご用意しています。
また、「出資はしないけれど応援はしたい」というサポーターの皆さんも参加できるソーシャルメディアチャレンジ「ディフェンス・オブ・ブロッサム・シティ」も開催いたします。SNS でのシェア数など、設定されたチャレンジ目標に団結して挑戦していただくことで、バッカーの皆さんが得られるリワードの一部がパワーアップします。
約 1 か月に渡る Kickstarter キャンペーン期間中は、ディレクター神谷英樹とプロデューサー稲葉敦志が中心となり、開発の様子を伝える週間レポートや、制作に携わるスタッフとのインタビューなどを公開する予定です。そちらもぜひ楽しみにお待ちください。
プラチナゲームズからファンの皆さんへのメッセージ
自分たちがつくるゲームを、自分たちの手でパブリッシングしたいというのが、私たちプラチナゲームズの長年の夢でした。皆さんのご支援によってこれを実現し、『The Wonderful 101: Remastered(ザ・ワンダフル ワン・オー・ワン: リマスタード)』を現行のさまざまなゲーム機で遊べるようにしたいと思っています。
本作がたくさんの人々の思い出に残るゲームとなりますように! 最高の『The Wonderful 101: Remastered』を世界中の人々に届けよう! 総員、ユナイト アップ!