『Fate/Grand Order』(FGO)の冬祭りリアルイベント“FGO カルデアパークキャラバン 2019-2020”ステージイベント“FGOスタッフトーク ~バトルキャラ・概念礼装編~”にて公開されたゲームの最新情報をまとめてお届けする。
セイバーオルタの新宿霊衣が実装
1.5部“亜種特異点I 悪性隔絶魔境 新宿 新宿幻霊事件”で登場した星4セイバー“アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕”の新宿衣装が霊衣として実装されることが明らかになった。
霊衣名は“漆黒の騎士王Ver新宿1999”で、実装時期は不明。
初登場が2017年2月24日なので、実に3年越しの実装となる。また、攻撃演出も追加される。
また、スタッフトークの後に開催されたスペシャルステージでは、セイバーオルタの強化クエストが実装されることも発表された。
安生真氏による開発裏話が公開
スタッフトーク内の“答えて! 安生さん!”のコーナーでは、水着サーヴァントや概念礼装などの裏話が公開された。以下でピックアップしてお届けする。
葛飾北斎(セイバー)の宝具の背景が公開
葛飾北斎(セイバー)の宝具“諸国瀧廻り”では、葛飾北斎筆の諸国瀧廻りシリーズが背景として登場する。その8枚のイラストがスライドで公開された。
なお、『FGO』で使用された背景は、実際の絵を模写したもの。
宮本武蔵(バーサーカー)待機ポーズの裏話
2019年の水着イベントで実装された宮本武蔵(バーサーカー)は、再臨ごとに武器が変わるため、待機ポーズも専用のものが用意されている。
また、武器をしまったまま連続攻撃をすると、抜刀→攻撃→武器をしまう→抜刀→攻撃、といった形で不自然な演出となってしまう。そのため、連続攻撃を選択した場合の待機モーションも作られているという。
ちなみに、モーション作成時にはアニメを参考にすることが多いそうだが、宮本武蔵のモーションを作る際には、剣の達人のビデオも見て参考にしたそうだ。
刑部姫(アーチャー)のボツ宝具案が公開
刑部姫(アーチャー)のボツとなってしまった宝具動画が公開。ボツ案では、刑部姫と一緒に折り紙たちが被弾してだんだんと数が減っていくという演出だった。
なお、「どちらも捨てがたい」といった状況になった場合は、確率によって演出が変わるようにして、複数の演出を入れることもあるそうだ。
カルデアパークの乗れるバステニャンXとシャドウ・ボーダーについて
4周年イベントでは実際に乗ることができるバステニャンX号とミニシャドウ・ボーダーが展示されているが、それらの設定画が公開された。この展示は武内崇氏が提案したものだという。
2019年に登場した概念礼装の中で登場数が多いキャラクター
2019年に実装された礼装内に描かれている回数が多いキャラクターが発表された。順位や登場数は明かされなかったが、以下の3名が2019年の礼装にもっとも多く登場しているキャラクターとのこと。
- マシュ
- シオン
- ジャンヌ・ダルク・オルタ・サンタ・リリィ
裏話として、礼装名は最後に決まることが多く、背景に小さくサーヴァントが描かれている場合は、イラストレーターさんが自発的に描いているものが多いことが明かされた。名前を最後に決める理由は、作家さんの思いがどのようにイラストに表れるか、最後まで不明なためだという。