『ファイナルファンタジーXIV』のプロデューサー兼ディレクターである吉田直樹氏(以下、敬愛を込めて“吉田さん”とさせてください)が、週刊ファミ通誌上で5年8ヵ月にわたって執筆していたコラム“吉田の日々赤裸々。”。その単行本第3巻が、2019年12月20日に発売となりました。第97回から最終回の139回までの再録に加え、新規書き下ろしのコラムが2本、さらには齊藤陽介氏(吉田さんをスクウェア・エニックスに誘ったその人)と吉田さんによる赤裸々な対談も収録した完結版です。

 出版を記念したサイン会は、第1巻のときは有隣堂ヨドバシAKIBA店(東京)、第2巻のときはHMV札幌ステラプレイス(北海道)と紀伊国屋書店 新宿本店(東京)で実施してきたのですが、担当編集としてはひとつ心苦しく思うことがあったのです。

西でやってない。

 そう、いまや日本中(というか世界中)にヒカセン(光の戦士。『FFXIV』のプレイヤーを指す俗語)がいるというのに、東京より西に行けていないじゃないかと……。そんなこともあり、吉田さんに第3巻の刊行を相談しに行った際、最初に伝えたのは「関西でサイン会を実施したい」ということでした。しかし、ここ数年の吉田さんのスケジュールはまあ過密状態で、都内ならともかく、移動もあるとなると、発売日付近に稼動できるかは保証できないと。それならば、まずは吉田さんのスケジュールを押さえ、会場の候補を探し、サイン会を実施できそうな日に合わせて本の発売日を決めるという、極めてちゃらんぽらんな制作が始まったのです。(そこまでしてやりたいのか)

 そんなこんなで、本の発売日の翌日である2019年12月21日、ついに紀伊國屋書店グランフロント大阪店にてサイン会が実現! 関西のヒカセンの皆様、お待たせしました!!

取材後、「ちょっと大阪っぽいところで写真撮りましょうよ!」「絶対イヤだよ」という会話をしながら戎橋へ。吉田さんやさしい!
第3巻は平積み。関連書籍も揃えてあり、『FFXIV』コーナーができ上がっていました。
すっかりイベント用衣装となってしまったパーカー(説明は割愛)。
これまでのサイン会では、ジョブ調整の件などで話し込む人がいたため、アイドルの握手会ばりの“はがし”が必要だったのですが、今回はそんなこともなく。多くの方が、『FFXIV』に対しての感謝を伝えていたのが印象的でした。
吉田さんがそのクオリティーの高さに驚いていた、ララフェルのドール。本当に素晴らしいデキ。
何度となく要求されていた「へいよー」のポーズ(説明は割愛)。
サイン会を終えた直後にポーズをもらいました。「最近、ダリー化しているよな……」と吉田さん。
書店さん向けのサインと、サイン本(50冊!)にご協力いただき、記念撮影。※サイン本は翌日にすべて売り切れたそうです。

エオルゼアカフェ大阪店へお忍びでゴー

 せっかく大阪まで来たということで、一行はエオルゼアカフェ大阪店へ。吉田さん曰く、大阪は日帰りできてしまうから、逆にゆっくりどこかに寄れるほどの時間が確保できないらしく、大阪のエオルゼアカフェには初来店とのこと。

 もちろん、来店中のお客さんは吉田さんが来ることなど知っているわけもなく、サプライズイベントのような形となりました。

吉田さんが姿を見せると、「あれ? え? よしだ? よしだ?? ぎゃああああ!@#$%^&*あsdfghjkl」と店内は騒然。一時はざわざわしつつも、あとはみなさんふつうに食事を楽しまれていて、そのマナーのよさにはシビれました。
現在、エオルゼアカフェでは“星芒祭”を記念した限定メニューを提供中。いちばんえらい人がオーダーしているところを撮影する、宣伝チームのみやみやさん。
昼間からビールを飲む、悪い顔。だそうです。
限定メニューのひとつ、スター・ライトビーフシチュー。これと、ブラックトリュフリゾットがマジうまい。ヤバイ。
「こちらは、ベスパーベイの思い出アツアツのストーンスープでございまーす」計画的に減量を行ってきたこともあり、最近は野菜を摂ることが増えたそうです。(プライベート情報)

 食事を終えた後は、店内のヒカセンたちとコミュニケーション。各テーブルをサインをしながらまわっていました。

※この一角の方は撮影許可をいただきました。

 2013年12月に連載が始まった“吉田の日々赤裸々。”。2019年8月で連載が終了し、単行本も発売。そして、このサイン会も無事終えることができて、編集担当としての仕事はこれで区切りを迎えました。吉田さんは、5年半以上の連載期間の中で一度も原稿を落としたことがないのです。サイン会などもこちらのやりたい放題で、本当に感謝しきれません。

改めて御礼申し上げます。ありがとうございました。
そして、おつかれさまでした。

(また何かの企画でご一緒できるといいな)