気分はまさに孫悟空! 分身を自在に操る道術使い

 ネクソンのPC用オンラインRPG『メイプルストーリー』では、2019年12月11日から大型アップデート群“GLORY”の実装が始まっている。

 システム改変で遊びやすくなったことや、新章を迎えてストーリーが大きく進展したことについては、別の記事でお伝えしてきた。

 これらに続く大型アップデートの目玉のひとつが、新キャラクター“虎影”の実装だ。虎影はさまざまな道術を使いこなす新感覚のキャラクター。実装が2019年12月24日に迫っている。

白虎の耳と尻尾が特徴的な虎影。雰囲気は“西遊記”の孫悟空といったところ。

 虎影のボイスはベテラン声優・山口勝平さんが担当。スキルを使うたびに元気いっぱいな勝平さんのボイスが聞けるだけでも、往年のアニメやゲームのファンにとってはうれしすぎるキャラクターだ。

 この虎影はどんなキャラクターなのか、まずは骨子から説明していこう。

虎影の一人称は「オイラ」。世界一似合うであろう山口勝平さんのボイスが、性格や背景にもマッチしている。
アップデート“GLORY”特設サイト

ゲージを溜めて道術を連発!

 虎影の種族は“アニマ”。“グランディス”と呼ばれる世界に住まう獣人種族だ。本作の主舞台は“メイプルワールド”なのだが、最近はいろいろあって(本当にいろいろあった)グランディスと一部が融合しつつある。

 アニマ族については、既存のグランディス出身のキャラクターたちのストーリー内で存在こそ言及されていたが、動向は謎のままだった。虎影のアニマ族視点のストーリーで、また新たな側面から本作のストーリーを楽しめる。

アップデート“GLORY”では新規5次スキルが追加された。アニマ族独自のスキルは、現時点では虎影専用。

 職業の系統は“盗賊系”で、メインステータスはLUKだ。専用片手武器の“術扇”を使って、中距離をメインとして戦うことになる。

 ほかの職業とは違ってスキルを使うための“専用のゲージ”を持っていることから、“ゲージ管理が重要”なキャラクターと言える。

この通り、画面の右側に専用のゲージが表示されている。

 さて。「ゲージ管理が重要」というよく聞く表現をあえて使ったことで、「テクニカルで忙しいキャラか。解散!」などと思った人もいるだろう。

 だが、それは大きな間違いであり、実際のプレイ感覚としてはむしろその真逆であると、声を大にしてお伝えしたい。

 ゲージ管理が重要ではあるが、難しいわけではない。むしろゲージ管理が楽しくなってくるキャラだ。ストレスフリーで、のめり込むほどに楽しくなっていく。

 虎影が使用するのは“道術”。大量の分身を飛ばしたり、如意棒で薙ぎ払ったり、強大な神(?)を召喚したりと、気分はまさに孫悟空。絶え間なくスキルを連打できる痛快さがたまらない。

まずは天・地・人の属性技をぶっ放すべし!

 特有のゲージを活かした虎影のスキル回しは、簡単に言うと3段階に分かれている。

天、地、人の3属性に分類されるスキルを使う
↓“護符道力”ゲージが溜まる
護符道術を発動
↓“巻物道力”ゲージが溜まる
巻物道術を発動

 1段階目のゲージは、“天”、“地”、“人”の属性を持つスキルを使うことで管理する。これらのスキルは各属性ごとにふたつずつ。つまり、6つのスキルをぶん回すだけで、このゲージ第1段階は解決するのだ。

3つの光の球が天・地・人のゲージだ。上から反時計回りに、天、地、人の各属性を表している。

 3属性のスキルを使いまくると護符道力ゲージが溜まる。早く溜めるには、同じ属性を連続で使わず、適宜切り替えていくのが重要だ。

 最初は3つの球がすべて光っている状態。そこで天・地・人のいずれかの属性のスキルを使うと、対応した属性の球が消える。

天属性の技を使った状態。天の属性の球が消えている。

 上記の例のように、ひとつの属性の球が消えた状態で、別の属性の技を使用すると、つぎはその属性に対応した球が消える。このとき、同じ属性のスキルを連続使用するより護符道力ゲージが多く溜まる。

 さらに、ふたつの球が消えた状態で、最後に残った球の属性のスキルを使うと、より多くの護符道力ゲージが得られる。そして、最後の球が消えるとともに、3つの球すべてが光っている初期状態に戻る。

最初に天・地・人のスキルを使う際、護符道力ゲージは10溜まって球がひとつ消灯。ふたつ目の球が消えるようにスキルを使うと15、3つ目の球が消えるようにスキルを使うと20溜まり、ゲージが初期段階に戻る。

 つまり、最速で護符道力ゲージを溜めたい場合は、天・地・人の属性スキルをひとつずつ使えばいいのだ。

 このとき、決まった順番や連携が成立する制限時間などは設定されていない。さらに、天属性スキルを使った後に別の天属性スキルを使ってから地属性スキルを使うなど、間に別のスキルの使用を挟んでも、ゲージの進行度が戻ることもない。

 ゲージ管理が重要と言いつつも、天・地・人の属性スキルを好きなように使っていけるキャラクターなわけだ。さらに、天・地・人の属性を持つスキル自体が、ほぼすべてが前方あるいは自分周囲の範囲攻撃。非常に使い勝手がいい点も、スキル回しの自由度の高さにひと役買っている。

地属性スキルの“土波流:地”は前方範囲、“地砕震:地”は自分中心に範囲攻撃をするスキル。使用時には分身が前方に飛んで追加攻撃を行なうが、使用時に前方移動キーを入力すると、分身ではなく自分が前方に移動して攻撃する。移動も兼ねた便利な技だ。

 とくに筆者が気に入ったのは、天属性スキルの“芭蕉風:天”だ。通常使用時には前方に分身を飛ばすのだが、前方移動キーを押しつつ使うと自分が前方にジャンプし、そこにいる敵を踏みつけて、ふわっと後方に跳び上がる。

 跳躍中にはジャンプ中専用の各種攻撃スキルが使用でき、その入力受付時間がかなり長い。ジャンプ中の技派生の操作が苦手な人でも、すぐに連携が使いこなせるはずだ。

ふわっと後方に跳ぶことで、相手との距離も取れる。移動も兼ねた使いやすいスキルがゲージ溜めの基礎技になっていることが、虎影の使いやすさをさらに補強している。

 パッシブスキル“暗行”の効果で、別の攻撃への派生を行なわなかった場合は、2秒間、あるいはつぎの攻撃時までハイド(無敵)状態になれるのは心強い。

 また、ジャンプ中に使える“金斗雲”で自由に画面内を移動できるのも便利だ。横スクロールアクションという特性上、『メイプルストーリー』は上下移動がゆっくりなのだが、金斗雲ですいすい移動できるため、ストレスを感じない。

“金斗雲”は移動スピードが速い。好きな方向に地形を貫通して飛び回れるうえ、空中用の攻撃スキルにも派生できる。自由極まる移動スキルだ。
パーティーの攻撃力と魔力を高める強化スキルも持っているが、基本的には自己強化がメイン。巻物の中に入っている間は完全無敵になる“仙技・夢遊桃源”や、敵をしばらく拘束する“仙技:分身遁甲太乙仙人”など、本作の純アタッカーに必要な基本スキルはひと通り揃っている。

つぎに使える“護符道術”を遠慮なく連打!

 天・地・人スキルで“護符道力”ゲージが100溜まったら、“護符道術”スキルを使用可能だ。

 使用すると護符道力ゲージは0に戻るが、時間経過でゲージが溜まっていくスキルや、天・地・人スキルでより多くのゲージが溜まりやすくなるスキルなども習得できるので、あっという間にゲージは100になる。温存せずにバンバン使ってしまおう。

専用ゲージの真ん中にある円が護符道力ゲージだ。最大になって光ると護符道術スキルが使用可能となる。

 最初に覚えられる護符道術“魔封葫盧符”は、敵をひょうたんの中に吸い込んでから発射して別の敵にぶつけるという、使い勝手がいい攻撃スキルだ。

 レベルアップとともに覚えていく護符道術には、天・地・人のスキルを回す基本スタイルと並行して使える、サポート的なものが多い。

護符道術“幻影分身符”は、攻撃すると画面内の敵の前に分身が現れ、自動で攻撃してくれる補助スキル。さらに高レベルになると覚える“仙技:極大・分身乱舞”を併用すると、分身が紫色になり、分身数と攻撃力、持続時間がさらに伸びる。

 その後に習得できる護符道術は“追跡鬼化符”も使いやすい。出現後に相手を追尾して爆発する鬼火を召喚し、広くないとはいえ範囲攻撃も兼ねている。

 最後に解放される護符道術“歪曲縮地符”は変わり種の移動スキル。もう一度同じスキルを使うとそこに瞬間移動できる“門”を設置しつつ、瞬間移動したときにいた場所に“痕跡”を残す。痕跡がある状態で、門の上で同スキルを使用すると、痕跡の場所へと瞬間移動できる。

鬼火は高威力だが、狙っていた敵以外を追尾する場合もある。クールタイムや状況を見て、“魔封葫盧符”と使い分けるとよさそうだ。悩むようなら、汎用性が高い“幻影分身符”をブッパすれば問題ない。
“門”(画像右上)と“痕跡”(画像左下)を使いこなせば、金斗雲以上に画面内を自在に動き回れるようになる“歪曲縮地符”。ボス戦での立ち位置の変更などに活躍しそうだ。

 護符道術スキルは以上の4つ。天・地・人スキルよりも種類が少なく、使い分けも難しくない。状況を選ばず、ゲージが溜まりしだい即座に使えるので、スキル回しに組み込みやすかった。

ド派手に決める必殺技“巻物道術”でフィニッシュ!

 ガンガン使える“護符道術”スキルを使うたびに、3つ目のゲージである“巻物道力”ゲージが溜まっていく。最大まで溜まると、いよいよ大技“巻物道術”スキルを使用可能だ(使用後はゲージが0に戻る)。

外側の円状ゲージが巻物道力のゲージだ。護符道術スキルを3回使うと最大まで溜まる。ハイパースキル“仙技:霊薬太乙仙丹”の効果中には、自動で増加していく。

 巻物道術こそ、虎影の最大の魅せどころだ。道術のイメージ通りの変幻自在さが表れているスキルばかりで、画面狭しと攻撃をくり出す気持ちよさも味わえる。

 最初に覚えられる巻物道術“巻術:微生強変”は、範囲内の通常モンスターを弱い虫やカエルに変える変わり種だ。

 ふたつ目は“巻術:吸星渦流”。範囲型の設置攻撃で、効果時間中に一定回数のダメージを与えると精気を吸収できる。精気の数によって、終了時にグループメンバーのHPとMPを回復するという副次効果を持つ。

範囲設置型の攻撃スキルというだけでも使い勝手はよく、さらに回復効果付き。回復関連で言うと、天・地・人スキルの3段階目の連携発生時に自身のHPとMPを少量回復するパッシブスキルも持っている。

 “巻術:吸星渦流”と同じタイミングで覚えられるようになる“巻術:胡蝶之夢”は、5色の蝶を生み出し、分身と同じく画面内の敵を自動で追尾・攻撃させるスキルだ。

 分身の効果時間が長いこともあり、分身と同時使用することは難しくない印象だった。

分身と同じく、ほかの攻撃とも併用しやすい。5色の蝶が敵に向かって羽ばたいていく様子はじつに風雅。

 最後に覚えられるようになる巻物道術“巻術:山霊召喚”は、仙遊山(虎影たちの修行の場)の神として崇められる巨大な虎を召喚するスキルだ。攻撃範囲と効果時間の両方が優秀な、まさに最終奥義といった大技である。

 この虎は天・地・人スキルの連携の三段階目が成功したとき(3つの球がすべて消え、リセットされるとき)に、範囲内のすべての敵へと強烈な攻撃を放ってくれる。

大技とはいえこれ一択というわけではなく、回復や弱体化、攻撃補助などの副次効果があるほかの巻物道術と使い分けるのもおもしろそうだ。

 “巻術:山霊召喚”とは別に、MP消費型の大技もある。それが“仙技:降臨・怪力乱神”だ。

 効果時間中は虎影自身が与えるダメージがアップするほか、一定回数攻撃を当てるたびに神々による追加攻撃が発生する。さらに効果時間中にもう一度同じスキルを使用すると、巨大な神による超広範囲攻撃が発動。画面内の敵に大ダメージを与えて効果時間が終了する。

演出がド派手なだけでなく、ダメージアップと追加攻撃発生という強化効果に加え、さらには必殺の全体攻撃まで兼ねた大技“仙技:降臨・怪力乱神”。全体攻撃の演出中は、虎影自身は無敵状態になる。

 巻物道術は4種類で、かつゲージ管理は先述の通り単純明快。難しく考えずに使えるだろう。天・地・人スキルと護符道術スキルをすばやく回せるようになると、強化効果の効果時間を重ねられるようになる。

 今回の先行プレイ中には、分身と蝶と神々の3つの追撃効果が同時に発動することもしばしばだった。攻撃するたびに画面全体で大量の追撃が発生する全部乗せ状態は、何とも気持ちいい。

ここに虎を召喚してさらに追撃を重ねられるかどうか検証したかったが、残念ながらタイムオーバー。検証求む!

高機動、高火力、広範囲。使いやすさトップクラス

 ゲージ管理が重要ではあるが、管理自体は非常に簡単。強力な護符道術や巻物道術のスキルも連発できるというのが虎影の印象だ。

 全体的なプレイフィールは、とにかく動きやすく、戦いやすい。天・地・人のスキルと金斗雲などの移動スキルによる機動力は、実際に触ってみると想像以上かと思う。とくに斜め方向に上昇・下降してから攻撃につなげられる点には、従来のキャラクターにはないプレイ感覚があった。

周辺を攻撃しつつ上へと分身を飛ばすか、自身が上昇するかを選べる天スキル“滅火炎:天”などを併用すれば、空中ではまさに変幻自在の動きが可能になる。

 さらに、ほとんどのスキルが範囲攻撃で、その範囲もことごとく広い。飛び回りながら撃っても、とくに敵を狙うことなく当てられる技ばかり。移動と攻撃が互いを邪魔することがない印象だった。

 スキル回しがうまくなるほどに追撃の数が増え、火力が向上していくのもおもしろい。上達の達成感が得られるキャラクターでありながら、シビアな入力はほとんどないため、本作に不慣れな人でも問題なく戦えて、気持ちよく成長を実感できるだろう。

追撃込みの範囲攻撃をガンガン当てて、ダメージ数値表示が大量に発生していくのを眺めていると、それだけで気分が高揚してくる! その気分のままに、自由に飛び回れるのがさらに心地いい。
前提条件付きのスキルがほぼ皆無なのが、わかりやすさに拍車をかけている。体験プレイで初めて触れた筆者も、あっという間にスキル回しを理解できた。

 使いやすさと火力を両立し、なおかつ初心者からやり込み派まで、広い層に気持ちよくプレイしてもらえること間違いなしの新キャラクター・虎影。

 これから『メイプルストーリー』を始める人や久々に復帰する人には当然オススメだが、ストーリーの新たな側面も観られるので、すでにプレイしている人にも、サブキャラクターとして楽しむ候補に加えてほしい。

 それと、山口勝平さんボイスは最高なので、ヘッドホン&大音量でのプレイをおすすめします。

アップデート“GLORY”特設サイト

虎影を演じる山口勝平さんのサイン色紙を1名様にプレゼント!

 『メイプルストーリー』にて、虎影を演じる山口勝平さんのサイン色紙を抽選で1名様にプレゼントします。

 ファミ通.comのTwitterアカウントおよび『メイプルストーリー』公式Twitterアカウントをフォローして、該当のツイートをリツイートすれば応募完了! 当選者の方にはDMでお知らせします。

応募締切

2019年12月30日(月)23時59分リツイート分まで

当選発表

 2020年1月13日(月)以降に、ファミ通.com公式アカウント(@famitsu)から、当選者へDM(ダイレクトメッセージ)を使って通知します。

※DMを送るため、発表まではファミ通.com公式アカウント(@famitsu)のフォローを解除しないでください。
※当選者にお送りするDM内に、賞品発送先の登録フォームのURLを記載しますので、2020年1月20日23時59分までに必ずご登録ください。期限までに登録が確認できなかった場合は、当選権利が取り消されます。

注意事項

  • このキャンペーンにご応募いただくにはTwitterへの登録(無料)が必要です。
  • 応募に際し発生する通信料・通話料などは、お客様のご負担となります。
  • フォローやリツイートの際、正常な画面が表示されない場合は、Twitterへ再度ログインしてお試しください。
  • 賞品の発送は2020年1月下旬を予定しています。また、発送先は日本国内に限ります。
  • Twitterアカウントを非公開にしている場合、リツイートを確認することができないため、応募対象外となります。
  • ダイレクトメールを受信拒否設定している場合、当選連絡をすることができないため、応募対象外となります。
  • 当選連絡のダイレクトメッセージ記載の配送先入力締切日までに入力がない場合、当選を無効とさせていただきますので、予めご了承ください。
  • 当選者の長期不在や、賞品お届け先ご住所や転居先が不明等の理由により、賞品のお届けができない場合は、ご当選を無効とさせていただく場合がありますので、予めご了承ください。
  • ご当選後の賞品の変更や返品には応じかねます。
  • 当キャンペーンは、株式会社KADOKAWA Game Linkage(以下、弊社と言います)が主催しています。TwitterおよびTwitter社とは関係ありません。
  • Twitterおよび関連ツールの動作等の不測の障害により、当キャンペーンを予告なく変更・中止させていただく場合もがありますので、あらかじめご了承ください。
  • 当選賞品を譲渡(転売、オークション出品含む)しないことが応募・当選の条件です。譲渡が明らかになった場合、当選は取り消され賞品をお返しいただく場合があります。
  • ご応募に際しご提供いただいた個人情報は、弊社のプライバシーポリシーの定めるところにより取り扱わせていただきます。
  • ご応募に際しお客様に生じた損害等につきましては、弊社に故意・重過失のある場合を除き、弊社は一切賠償の責を負わないものとします。
  • ファミ通.com公式アカウント(@famitsu)では、ツイート・DMでの問い合わせには対応できません。ご不明な点につきましては、下記のサポート窓口までお問い合わせください。

お問い合わせ

KADOKAWA Game Linkage カスタマーサポート お問い合わせフォーム

※お問い合わせの際には、必ずプレゼント企画名をご明記ください。
※サポートは日本国内に限らせていただきます。