いや~、先日行われた『DOA6』の世界大会“DOA6WC”にはシビれましたね! 西川くんです。
さて、“DOA6WC”にて発表されましたが、3D対戦格闘ゲーム『DOA6』において、2019年12月17日より追加キャラクターのレイチェルが配信されます。そこで本記事では、レイチェルのレビューをお届けしましょう!
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※入力の表記について
- パンチボタンをP、キックボタンをK、ホールドボタンをHと表記しています。
- レバー操作は、PCのテンキーをレバー入力の方向に見立てて表記しています(6が右向き時の前、4が後ろを表しています)。
- レバー操作はキャラクターが右向き時のものです。
レイチェルとは?
国籍:ヴィゴル
性別:女性
流派:対魔神格闘術
年齢:不明
誕生日:6月14日
血液型:不明
身長・体重:172センチ/59キロ
スリーサイズ:B96 W60 H92
職業:魔神ハンター
好物:カクテル
趣味:水泳
レイチェルといえば『NINJA GAIDEN』シリーズのキャラクター。前作にも、『DOA5 アルティメット』以降、参戦していました。
原作ではハンマーとヘヴィマシンガンを駆使して魔神たちを滅殺していましたが、『DOA』シリーズではもちろん素手。パワータイプの重量級でありながらも多彩な連携を持つのが特徴で、どんな状況からでも高ダメージを叩き出せるのが強みです。『DOA6』でも同様の特徴を持つため、前作でレイチェルをプレイしていた人は、すんなり動かせるのではないでしょうか。
投げ技、打撃技ともに威力が高く、相手の体力をガンガン削っていけるのがレイチェルの醍醐味。難しい入力の技も少ないので、初心者にも扱いやすいキャラクターとなっています。
レイチェルの変更点
サイドステップ派生の“サイドステップファング”や、パワーブロー、パワーランチャーなどは、システムが変わったため使えなくなっています。当然ですね。
それ以外だと、相手を浮かせて叩き付ける、単発版の“サヴェッジスネーク(214P+KP)”が削除されています。しかし、連携技としての“サヴェッジスネーク(4PPPP+KP)”などは健在。
単発版は前作でもさほど使う機会はなかったので、影響は少ないでしょう。
レイチェルの追加技
オフェンシブホールド属性(打撃技の出掛かりも投げられるホールドの一種)の投げ技が増えたおかげで、重量級らしさに磨きがかかった印象です。では、追加された新技たちを紹介しましょう。
63214+T
相手にボディブローを叩き込む、上段のオフェンシブホールド。レイチェルは以前から“ロールオーバー(66T)”などといった上段オフェンシブホールドを持っていましたが、有利な状況を作り出すものであって、ダメージを与えるものではありませんでした。技の出(いわゆる発生フレーム)はやや遅めですが、相手の打撃をある程度恐れずに、投げにいけるようになった印象です。投げた後は、相手が起き上がり攻撃を出していても、レイチェルの代名詞とも言える“ユルルングル(ダウンした敵に2K)”が入ります。
63214+T(やや溜め押し)
相手にボディーブローを叩き込み、上空に浮かせてから魔法のようなエフェクトとともに叩き付ける上段オフェンシブホールド。繰り出すのに必要なボタン溜め押し時間はほんの少しだけなので、出すのはちょっと難しめ。ノーマルの“63214+T”よりも技の出はもちろん遅くなりますが、威力がアップ。また、地面に叩き付ける技なので、ステージ上の爆竹などに当てれば、下記の“63214+T(溜め押し)”よりも威力が伸びたりします。オリジナル版の絶技を彷彿とさせる技ですね。
63214+T(溜め押し)
相手にボディーブローを叩き込み、地面にパンチして衝撃波をぶつける上段オフェンシブホールド。技の出は遅いですが、威力は63214+T(やや溜め押し)よりも上。最大の強みは、衝撃波で相手が吹き飛ぶこと。壁やデンジャーなどにヒットさせて大ダメージを狙う、追撃を仕掛けるといった展開が期待できます。こちらも絶技を思い出す感じ!
8P(ヒット時)T
中段パンチの打撃から、コンボ投げが追加。ダメージが高く、斜め下に相手を投げ飛ばすので、壁際などではさらなるダメージアップも狙えます。
PP4P(ヒット時)T
“8P(ヒット時)T”の連携派生バージョンといったところ。地上ではクリティカルコンボの締めなどにも使えます。ただ、“PP”からの派生技は、相手を吹き飛ばす“PPP”があるので、距離を選んで使うのかなという印象。壁に近い場合は“PP4P(ヒット時)T”、遠い場合は“PPP”でしょうか。空中コンボの場合は、PPPになると思います。
レイチェルの立ち回り
オフェンシブホールドの追加により、より近距離で戦いやすくなったレイチェル。そのおもな特徴と、立ち回りを紹介していきましょう。なお、『DOA5 ラスト ラウンド』をプレイしていた人にとっては既出の情報。初めてレイチェルを触る人への解説となっています。
重量級ゆえの強みと弱み
『DOA6』は、技を食らった側の体重により、浮きの高さが変わります。レイチェルはじつは重量級なので、あまり浮かず、相手が空中コンボのダメージを伸ばしにくいわけです。それでいて、移動速度は決して遅くなく、技のリーチも長めと、レイチェルならではの強みも多いです。
欠点は、技の出がやや遅めなこと。相手の連携に無理やり割り込んだり、技の出の速い技で攻め立てるのではなく、しっかりと相手の攻撃を防ぎながら、ここぞというときに打撃や投げで反撃するのです。
“ユルルングル”で踏み付けよう!
ダウン追い打ちの“ユルルングル(ダウンした敵に2K)”は、相手を女王様のようにグリグリと痛めつけるレイチェルらしい技。ダウン追い打ちの中でもダメージが高く、しかも相手を強制的に起こすので、ダウン側の強力な選択肢である起き上がり攻撃を防げます。
つまり、相手が受け身を取らない場合は“ユルルングル”を当てて、そのまま攻めを継続できるので、相手は受け身を強いられる。となれば、受け身を読んで攻めの継続が狙えます。いかにユルルングルを意識させるか、ということが大事になるわけです。
基本的な立ち回り
中距離~遠距離では“アローキック(66K)”がガードブレイク属性かつリーチが長く、非常に強力。ただし横移動やサイドステップで回避されやすいので、ダッシュで近づいてから、相手の横移動にも当たる“ハイスピンキック(H+K)”などを織り交ぜるのも効果的です。また、クロースヒット対応技の“スマッシャー(236P)”も、威力が高くてオススメですよ。
近距離では“ダブルハンマーショット1発止め(1P)”を起点に攻め立てましょう。“ダブルハンマーショット(1PP)”は派生するとそのままガードされて不利な状況になってしまいますが、2発目を意識させつつ1発で止めて、投げにいくという選択肢を相手に見せましょう。それを嫌って動く相手には、“ダブルハンマーショット(1PP)”の2発目をヒットさせやすくなります。
また、“コンボライジングキック(6PPK)”は3発目が浮かし技。こちらも2段止めからの投げが有効です。そのほかにも“コンボシンブレイカー(PP2K)”は最後が下段なので相手のガードを崩しやすいです。下段ですがヒットさせてもこちらのほうが早く動けるので、そのまま攻めを継続しましょう。
基本コンボ
レイチェルのコンボは比較的簡単。最後の一撃を吹き飛ばしにするのか、叩き付けにするのかはステージ状況を見て適切に切り替えたいところです。
おもな浮かせ技:1PP 214P 9K 6PPK など
■低い浮きの場合
●(浮かせ技)→(相手が空中時)T→6PKP
浮いた相手を投げてから、追撃を決めるコンボ。威力はまずまずですが、重量級にも入れやすいです。最後の6PKPで相手を地面に叩き付けますが、PPPに変更すれば吹き飛ばしになります。
■高い浮きの場合
●(浮かせ技)→4PPPP→(少し前にダッシュして)236P
クロースヒットコンボ。さくっと簡単に100ダメージ近くの威力が出ます。最後の236Pが吹き飛ばし。
●(浮かせ技)→3PPP+KT
空中投げをする連携技“ヴァイパーツイスト”を絡めたコンボ。最後は地面への叩き付けになっています。
コスチュームの写真を披露!
さてさて、『DOA6』といえば豊富なコスチュームも魅力ですよね。最後に、レイチェルの収録衣装と、ダンロードコンテンツコスチュームの写真を公開しましょう!