Valveが、同社のFPS『ハーフライフ』シリーズからスピンオフしたVRタイトル『Half-Life: Alyx』を2020年3月に発売することを発表した。公式サイトやSteamの製品ページがオープンしており、定価は6290円。現在は10%オフの5661円で予約が受付られている。
We're thrilled to announce Half-Life: Alyx, a new full-length entry in the Half-Life series, built by Valve for VR.… https://t.co/ikUU9PkIfY
— Valve (@valvesoftware)
2019-11-22 03:01:42
ゲームの舞台は『Half-Life』と『Half-Life 2』の間の出来事を描いており、プレイヤーは2の重要キャラクターであるアリックス・バンスとして、シティ17でエイリアン“コンバイン”たちに立ち向かうレジスタンスとして活動することになる。
公開されている映像やストアでの概要を見る限り、VR向けのハンドコントローラーをフルに活用した没入型のゲームとなるようで、ガンアクションはもちろん、障害物に身を隠しつつ窓にガラス瓶を投げつけて敵を誘導するとか、頭に取り付くおなじみのクリーチャー“ヘッドクラブ”を自分の頭から引き剥がして投げ捨てるといったアクションもあるようだ。
くわえて「新しい環境を構築するためのSource 2ツールがゲームと共に出荷されます」とユーザーコミュニティが開発するMODコンテンツ用のツールについても言及されており、これによってMOD的なVRコンテンツもいろいろと出てきそうなのも興味深いところ。
同社のVRプラットフォームである“Steam VR”に対応するVRヘッドセットをサポートする予定で、HTC ViveやValve IndexなどのValveが開発に関わったVRヘッドセットはもちろん、競合であるOculus RiftやWindows MRヘッドセットなどでも動作するとのこと。なおValve IndexやそのハンドコントローラーであるValve Indexコントローラの所有者にはゲームが無料で提供される。