2019年10月30日にTOHO シネマズ六本木ヒルズにて開催された東京国際映画祭。

 今年で第32回となる東京国際映画祭のジャパニーズ・アニメーション部門に『プロメア』が選出され、監督や出演者たちによるトークショーが催された。

 会場には今石洋之監督と脚本を手掛けた中島かずき氏、アイナ・アルデビット役を演じた佐倉綾音さんらが登壇し、応援上映の仕上がりに太鼓判を押した。

以下、リリースを引用

度し難い程感謝!! 東京国際映画祭に「プロメア」登場!

 人気TVシリーズ「天元突破グレンラガン」(2007)、「キルラキル」(2013)の最強の二人、アニメ界を沸かせる今石洋之と演劇界を牽引する中島かずきが構想から6年の時を経て、二人の想いの全てを注ぎ込んだ究極のバトルエンタテインメント映画『プロメア』。

 公開後には、作品が持つ規格外の映像表現に魅せられたファンの皆様からの熱い口コミが広がり、オリジナル映画にも関わらず、現在も異例のロングランとなっており興行収入も13億円を突破する大ヒットとなっている。

 更に第92回アカデミー賞の長編アニメ映画部門に、日本から『天気の子』、『海獣の子供』、『若おかみは小学生!』と共に『プロメア』がエントリー!

 来年1月13日のノミネーション作品発表にも期待が高まる!

 本作の声優には、主人公で消防隊<バーニングレスキュー>に所属する新人隊員ガロ役に松山ケンイチ、ガロの宿敵となるリオ役に早乙女太一のW主演が実現!

 さらにガロの上司であるクレイ役に堺雅人、その脇を固めるケンドーコバヤシ、古田新太など超豪華キャスト陣が集結!

 主題歌とエンディング主題歌は、Superflyが本作の世界観をイメージして描き下ろし、魂を揺さぶるような楽曲が本作を盛り上げる!

 そしてこの度、第32回東京国際映画祭のジャパニーズ・アニメーション部門に『プロメア』が選出!

 監督、脚本家、キャストによるトークショーが開催された!

今石洋之監督、中島かずき、佐倉綾音、応援上映の仕上がりに太鼓判 今石監督「この心地よい疲労が新しい快感」

 上映前舞台挨拶では今石洋之監督と脚本を手掛けた中島かずきが登壇。

 会場からは“洋之コール”、“かずきコール”が巻き起こり、会場のテンションはいきなり MAX!

 今石監督は今回の上映が英語字幕付き応援上映であることに触れ、

「応援上映を観るのは6月に行われた最初の上映を観たきりなんです。なのでこの数か月でどれだけ進化したのか楽しみにしています!」

 とコメント。

 中島は

「プロメアのお蔭で人生の違う扉が開いた気がしています(笑)今日は国際映画祭なので海外のマスコミの方達もいらっしゃってます。日本の応援上映がどういうものか、どういうエンターテイメントになっているのかを世界に知らしめて欲しいと思っています」

 と語った。

 MCからとても応援しやすい作品になっているのではないかと聞かれた今石監督は

「意外と通常営業なんです(笑)いつもより歌は大いですけどね」

 とコメント。

 また、自分の書いた台詞を観客が叫ぶことについて感想を聞かれた中島は、

「自分も書く時に心で読みながら書いているので、お客様にとってもその言葉のリズムが口に出したくなる台詞になっているのかなと思うと書き甲斐がありますね」

 と語った。

 2人はそのまま観客と共に応援上映を鑑賞。会場は洗練されて息の合った声援で大いに盛り上がった!

 上映後のトークショーではサプライズゲストとしてアイナ・アルデビット役の佐倉綾音も登壇!

 佐倉の登場で上映直後で興奮の冷めやらぬ会場のボルテージは更に上昇!

 佐倉はステージ脇で応援上映の様子を見ていたと語り、

「プロメアの応援上映を今日初めて観ました。やっとこの大きいスクリーンで皆さんが応援して下さっているのを体感出来てすごく嬉しかったです!」

 と観客に感謝を伝えた。

 上映前に数か月の進化を見届けると語っていた今石監督は、

「台詞を合唱する部分のクオリティが段違いに上がっていましたね。台詞だけじゃなくて細かい合いの手も楽しいです。一番好きなのは湖のシーンでのキスコール。キスコールをした上に最後の“はぁ~”まで全部入っていて完璧でした(笑)」

 と、応援の仕上がり具合を絶賛。

 中島も

「七五調って誰に教わった訳じゃないけど皆さんきちんと韻を踏みながら言ってくれているので、改めて日本人って何なんだろうって考える機会になりましたね(笑)」

 と応援のレベルの高さに触れ、佐倉は

「応援上映というものを想定して作っている訳ではないけど、観ている人達が俯瞰で参加してくれているというのが、作品の深みを増しているような気がしますね(笑)」

 と語った。

 モデレーターの氷川から今回の特集上映について、【日本のアニメここまで来ましたよ】というのを見せるのが一つの目的だったと語られると、中島が

「プロメアは【日本のお客さんここまで来ましたよ】も見せる作品ですよね。作品があって皆さんがいて、新しい何かが生まれている」

 とコメントし、会場からは拍手が巻き起こった!

 MCから現在上映中の4Dについて聞かれた中島は

「4Dはこの酔いやすい人(=今石監督)が体を張って調整してます(笑)劇中でピザ屋の兄ちゃんが回る度に僕は今石さんを思い出します(笑)」

 とコメント。

 今石監督は

 「4Dのテストの時に、“結構酔うかもな~”と思ってバランスを調整して、その後もう一回観てみたら“足りないな~”って(笑)もっとやったほうがいいんじゃないかって思っちゃいましたね(笑)」

 と語った。

 改めて応援上映について聞かれた佐倉は

「私は作り手側にいるので、皆さんが作品をどう観てどう反応しているのかを分かりやすく体感できる機会って応援上映だけなんです。だから自分が出た作品で応援上映あると通っちゃいますね。

 後は大きな声を出している人を見ると本当に気持ちが溢れて出ちゃったんだろうなと思って、その音が勉強になったりもするんです。声優ってガヤを録る機会があって、民衆とかもメインキャストで声を入れていたりするんですね。そういう時に応援上映みたいな感情が解放されている場というのは参考になります」

 と声優ならではの視点で応援上映の魅力を語った。

 国際映画祭での上映ということで、海外の観客一緒に応援上映を楽しんだ感想を聞かれた今石は

「何回か海外のイベントに行って、海外のお客さんの反応を見ていますけど、ナチュラルに応援上映なんですよね。その人達からすると声を出すこと自体は不思議なことじゃない。ただここまで統率取れているのは不思議だと思いますね(笑)その辺を見て貰うと楽しいかと思いますね。あとサイリウム(笑)」

 とコメント。

 最後に中島は

「僕らも皆さんも本当に楽しいひと時を過ごせたと思います。出来るだけ多くの、今回は海外の皆様にもこの楽しさを届けられたらと思います」

 と語り、今石は

「4Dの検証をして、初見の気持ちに戻れるなと思いました。応援上映を初めて見た時も初見の感動を思い出すなぁと思いました。今回2回目の応援上映を見たら初見とは違う別の何かになっているなと(笑)皆さんの声を聞きながら自分の映画で2時間笑っていたのでクタクタなんですが、この心地よい疲労感が新しい快感だなと思いました」

 と語った。

 佐倉は

「袖で応援上映の様子を見ていて、参加したい! 声出したい! と(笑)生じっかノウハウがあるものですから、ここ先陣を切って行ける! っていう部分もあったりして(笑)ここまで1つの作品でこんなに何度も楽しめるというのは本当に少ないので、終わり方的にも個人的にもこの先のお話が観たいなって思ってしまうんですよね。私はアイナとエリスの話が観たい、でも皆さん的にはクレイのその後を観たいですよね! これからの展開にも期待して下さい!」

 と会場に呼びかけ、イベントは大盛況のまま幕を閉じた。

映画『プロメア』東京国際映画祭イベント

(1)『プロメア』上映前舞台挨拶

  • 日時:10月30日(水)
  • 会場:TOHOシネマズ六本木ヒルズ スクリーン7
  • 登壇ゲスト:
    今石洋之(監督)
    中島かずき(脚本)
  • MC:笠井信輔(フリーアナウンサー)

(2)『プロメア』上映後トークショー

  • 日時:10月30日(水)
  • 会場:TOHOシネマズ六本木ヒルズ スクリーン7
  • 登壇ゲスト:
    今石洋之(監督)
    中島かずき(脚本)
    佐倉綾音(アイナ・アルデビット役)
  • モデレーター:氷川竜介(東京国際映画祭 プログラミング・アドバイザー)