『北斗 リバイブ』をじっくり楽しもう!
サービス開始からおよそ1ヵ月が経過、10月15日のアップデートで“極意”による拳士の強化システムが実装されたスマホゲームアプリ『北斗の拳 LEGENDS ReVIVE』(以下、『北斗 リバイブ』)。間もなくSRユダも入手できるようになり、原作を追体験できるストーリーもこれからより盛り上がっていくこと間違いなしだ。本記事では、そんな同作をプレイするうえで知っておきたい知識などをまとめてお伝えする。
効率のいいプレイやパーティー編成、バトル戦術を考えて遊んでみることのススメ
無類の『北斗の拳』好きとはいえ、本作はいわゆるエンジョイ勢的なスタンスで遊んでいる筆者。ゲームを始めてからしばらくは「原作を追体験できるところは満点だけど、ゲーム性はちょっとヌルくない?」くらいに思っていた。だが、それは単にゲームの序盤だったからであり、ユーザーレベルを上げてさまざまなコンテンツが開放されていくと、効率よく拳士たちを育成する方法や、バトルで勝つためにそれなりに考えることが増えてきた。
開発者の皆さんスミマセンという感じなのだが、まだ序盤で遊んでいるエンジョイ勢の人のなかには、同じように考える人もいるかもしれない。そこで今回は、先々役立つであろう知識を盛り込みつつ、ゲームを進めるとどんなことができるようになるのかをアレコレ解説していきたいと思う。
とにかくスタミナは使い切ろう!
ストーリーや新コンテンツの解放条件、さらに拳士の最大レベルにダイレクトに影響するのがユーザーレベル。これをキチッと上げていかないと「つぎのストーリーを遊びたいのに解放されていない!」という状況に陥る。そんなユーザーレベルはどうやって上げるのかと言えば……スタミナを消費し、デイリーミッションをクリアーすること以外にない!
ユーザーレベルは消費したスタミナがそのまま経験値に変換されるので、スタミナの放置はすなわちレベルアップペースの低下を招くのだ。なので、ハイペースでユーザーレベルを上げて行きたい人は、スタミナを使い切ることを考えよう。もちろん、エンジョイ勢の中には筆者のようにログインしたりしなかったりという人も少なくないとは思う。そういう人はデイリーミッションのうち、ラクに終えられるものや獲得経験値量の多いものだけでもクリアーしておくといい。それだけでもやっておけば、後でまとめてストーリーをガッツリ進める……なんてこともできるからだ。
拳士の育成はマメに行おう
拳士のレベル上限はユーザーレベルに依存するのだが、これもできるだけ上限を維持したいところ。“命の水”というアイテムを使えば使うだけレベルを上げられるが、入手先が限られているので、なるべくなら節約したい。どう節約するのかと言えば……ギルドに入って修行場に拳士を叩き込めばいい。
修行場でギルド内メンバーの修行を応援したり、自身が応援されたりすれば、少しずつ経験値を獲得できるのだ。これで命の水の消費を最小限に留めて拳士のレベル上げができるので、率先して行うといい。
なお、七星解放や最新のアップデートで加わった極意は、メインで使っているキャラクターを中心に解放しておくのがベターだ。加えて、獲得するのに一定時間を消費するスキルポイントもこまめに使い、ジュドルが許す限り全キャラクターのスキルアップを行っておくといい。
デイリーイベントも可能な限り済ませたい!
チャレンジにはデイリーイベントと南斗の試練というふたつの項目があるのだが、これらも済ませておくとより効率のいいゲームプレイになる。どちらも拳士の育成に不可欠な命の水や食料、そして拳士のカケラなどが手に入るコンテンツだが、まずは比較的短時間で終えられる各デイリーイベントのワンポイントアドバイスをお届けする。なお、これらは挑戦できる最高難度のものを選んだほうが、報酬がよくなることを覚えておこう。
・ザコ討伐(ユーザーレベル18で解放)
お金を入手できるコンテンツで、毎日2回挑戦できる。敵はこちらに攻撃してくることがないので、攻撃能力の高いパーティーで挑み、コンボを繋げて最大量のダメージを与えよう。そこまで拳士たちが育っていないという人は、メインパーティーで挑んでももちろんOK。
・岩盤破壊(ユーザーレベル30で解放)
命の水を入手できるコンテンツで、毎日2回挑戦できる。これも敵から攻撃を受けることはないので、できる限り攻撃力の高い編成で挑みたい。
・食料奪還(ユーザーレベル37で解放)
列伝で使う食料を入手できるコンテンツで、週に4日開催される。このコンテンツは通常バトルと同様に敵が攻撃してくるので、攻守のバランスのいいパーティーで挑みたい。なお、同コンテンツは解放レベルが37なので、敵はそれなりに強い。挑戦前にはしっかりレベルを上げておいたほうが無難だ。
・幻影闘陣(ユーザーレベル37で解放)
食料と拳士のカケラを入手できるコンテンツで、こちらも週4日開催。同コンテンツでは、バトル時に登場する闇拳士と同様の拳士が自パーティーにいると闇拳士が消え、その拳士のカケラが入手できるという仕組みだ。闇拳士はかなり強いので、できればすべての闇拳士を消したいところ。登場する闇拳士は、パーティー編成時の“推奨”の文字で予想できるので、そのキャラクターを編成して挑戦するといい。
南斗の試練も遊ばないともったいない!
ユーザーレベル24で解放される南斗の試練は、メインパーティーで挑むべきコンテンツ。その内容は全50階の塔に配された敵を倒していくというもので、敵がいる階層に到達したらバトルスタート! バトルの相手は3つの難度から選べるが、当然難度が高いほど報酬がよくなるので、できる限り高難度の相手を選びたい。
ただし、上層に行くほど強力な敵が出現するため、一筋縄ではいかなくなる。バトルで勝てば、到達報酬のあるランクポイントや試練ショップで使える試練メダル、装備品の強化に必要な各種アイテムを入手可能だ。また、HPや闘気は前バトルを引き継いで連戦することになるため、強敵と当たり続ければダメージが蓄積し、いずれは敗退することになってしまう。
階層を上がっていく道中では、バトル勝利時に獲得できる“BP”を使ってパーティーを強化したり、HPを回復する“BUFF(バフ)”の効果を得ることもできる。高層ほどBUFFに消費するBPが多くなるため、どのタイミングでBUFFを使うかが攻略のカギだ。
1ターン殲滅を意識した攻撃特化編成で挑み、減ったHPは“HP吸収”のBUFFを使って回復するなどの戦術が有効とされているが、筆者の場合はそれに適したキャラクターが育っていないため、攻守バランスを考えたパーティーで挑み、比較的HP回復や防御にBUFFを使うことが多い。このあたりの戦術は、手持ちの拳士の育成具合やレベルに応じて判断してほしい。
なお、この南斗の試練は1日1回挑戦可能なコンテンツで1階層から行うのが基本スタイルになっている。ただし、前日の結果を反映して一定階層まではスキップが可能なので、時間に余裕がない場合はこれを活用するといい。筆者はもっぱらスキップしまくりだ。
練気闘座は負けても5回プレイしよう!
ほかのプレイヤーのパーティーと闘える練気闘座だが、これは見出しの通り1日に5回プレイしたほうがいい。なぜなら、5回目プレイ時の報酬として、チーム強化で使える鍛錬の火がもらえるからだ。この鍛錬の火が確定でもらえるコンテンツは練気闘座以外皆無。多ければ多いほどパーティーを強化できるので、ぜひプレイしておこう。
なお、練気闘座はバトルをスキップできるため、5回という数もそこまでストレスにならない。勝敗にこだわらないなら、適当な相手に挑戦してスキップしてみてはいかがだろうか。
バトルの編成や戦術はどんなものがいい?
これまでにいくつかのバトルコンテンツを解説してきたが、続いてはバトルではどんな編成をするのがいいのかを考えてみよう。スタンダードなのは、前列に“体”タイプの拳士を置いて敵から受けるダメージを最小限に留め、後列に“力”や“技”の拳士を配してダメージソースとする編成だ。
以下では、筆者の考えかたとともにパーティー編成を解説するので、自身の手持ちの拳士や育ち具合を考えつつカスタムしていってほしい。なお、基本は七星解放で解放した星の数が多い拳士を主軸にパーティーを構成するのがベターと思われる。
筆者の場合はウイグル、ハート、牙親父の3人の体タイプ拳士を手持ちとして所持しているが、このうちのウイグルとハートをメインパーティーの前列に配置し、残りひとりはなんとなくケンシロウにしている。その中で外せないと思っているのはハート。HPが高いこと、現段階ではショップでカケラを入手しやすい(七星解放しやすい)こと、そして奥義で敵を気絶させられる効果があることがその理由だ。
ウイグルは星4なので現在は最前線で戦ってもらっているが、ギルドのコンテンツ“牙一族を追え”で牙親父のカケラが溜まって星4になったらケンシロウかウイグルとの交代も検討すべきと考えている。ただ、牙親父の奥義は長期戦向きなので、現状では短期決戦が多いバトルではどこまで有用なのかは疑問なので……悩みそう。もちろん、体タイプの最強拳士と目されているラオウが手に入った場合は即ウイグルと交代だ。なかなか手に入らないだろうけど。
後列に配置しているのは、ジャギ、レイ、シンの3人。とくにジャギはオススメで、それなりの攻撃力を持ちながらも、相手の奥義を封じられる必殺が使えることが最大の採用ポイントになっている。加えて、星4まで七星解放すれば敵全員の攻撃力を低下させられる“みいたなぁ~!!”というパッシブスキルを習得できる点も優秀。
攻撃面だけを考えればほかの拳士でも代替は効くのだが、敵が強力な場合は、この“みいたなぁ~!!”のおかげで仲間が倒されることを回避できる可能性があることを覚えておくといい。ガチャで出てジャギをリバイブさえできれば、“拳士のカケラ”などのアイテムを使って星4まで育てられるし、貴重な拳士のカケラを投じても損はない能力を持っていると……個人的には思っている。
なお、後列のほかの拳士の採用理由だが、レイは後列に直接攻撃できる貴重な拳士&出血の持続ダメージを与えられるという特徴を重視。レイの奥義の攻撃対象になるのは後列のもっともHPの低い敵だが、事前にほかの拳士の“後列にもダメージを与えられる奥義”を使っておけば、ある程度コントロールできる点がイイ。
最後に選んだシンは、クリティカルの期待度が高く、純粋に大ダメージを与えられるのがその理由だ。ただ、より強い力タイプの拳士が手に入った場合は……シンを離脱させてその拳士を使うことになる可能性もある。もちろん、それは七星解放やグループの解放具合にもよるのだが。
以上のような考察を経てパーティーを編成して拳士のレベルを上げているので、筆者の場合はいまのところストーリーを進めるうえで困ったことはない。ただ、当然南斗の試練や練気闘座では負けることも多々あり、今後はもっと編成を練らなければならないかもしれない。
バトルでのポイントは?
つぎに伝えておきたいのはバトルでのポイント。基本的にはWAVEの後半ほど登場する敵が強くなるので、それまでにしっかり闘気を溜めて奥義を使えるようにしておきたい。理想は、6人全員が奥義を使える状態で最後の強敵に挑む形だ。もちろん、それまでに登場する敵の数によっては闘気が溜まらないこともある。
そういう場合は、奥義のすぐ溜まりそうな拳士をタップして攻撃を始めるといい。敵をタップして戦闘を始めると、ある程度決まった順に攻撃していくが、特定の味方をタップすればその拳士が必ず最初に攻撃し、確実にその拳士の闘気を溜められるからだ。このテクニックは、ひとりだけ闘気の溜まりが遅い拳士がいる場合などにも有効なので、ぜひ使ってほしい。
と、こんな感じで効率プレイやパーティー編成などを解説してきたが、筆者的に本作最大の魅力は原作を追体験できることにあると思っている。あくまでも今回は「こういうやりかたもあるよ」という提案でしかないので、あまり肩肘張らず、エンジョイプレイを続けていただくのがオススメだ。ただ、エンジョイしながらも「バトルで行き詰まった!」ということがなくなるよう、ボンヤリでいいので先を見据えて遊んでおくといいかもしれない。