本当に“すごい事になりそうだ!”

 テレビ番組『勇者ああああ』で公開された、お笑い芸人・野田クリスタルが自作で開発したゲーム『すごい事になりそうだ!組体操合戦』が、正式リリースに向けて動き出したことが、自身のTwitterにて発表された。

 ……と言っても、『勇者ああああ』の該当回を観ていなかった人にはなんのことだかわからないと思うので、イチから説明しよう。

 野田クリスタルは、コンビ“マヂカルラブリー”を組んでいるお笑い芸人。自身も認めるゲーム好きで、それだけでなくプログラミングを得意としているのが特徴。みずからの名を冠した“野田ゲー”というブランド(?)を打ち出し、App Storeなどで自作ゲームを配信している(どういうゲームがあるのかは、ぜひ“野田ゲー公式サイト”で確認してほしい)。

 もともと『勇者ああああ』に出演していた野田クリスタルだが、2019年9月27日の放映回では“野田ゲームショウ”というタイトルで“野田ゲー”が特集され、自作ゲームが5本紹介されることに(余談だが、筆者も出演してレビューをさせていただいた)。その5本のうちの1本が、今回話題に挙がっている『すごい事になりそうだ!組体操合戦』だった。

 野田ゲーの中でもイチオシとして紹介された『すごい事になりそうだ!組体操合戦』は、組体操のポーズを取った人々をうまく配置していく“落ちものパズル”。複数の人を組み合わせて、うまく組体操を完成させると、相手にお邪魔パーツならぬ“やる気なしくん”が降ってくるというルールで、番組内でも好評を博していた。

『すごい事になりそうだ!組体操合戦』タイトル画面。
こちらはルール説明。
ひとり用はCPU戦、ふたり用もプレイできる。※『すごい事になりそうだ!組体操合戦』の画像はすべて映像をキャプチャーしたものです。

 番組の終わり際にも、野田クリスタルはゲームの権利を買ってくれるメーカーを募集しつつ、売値については「1億円!」と強気の姿勢で売り込んでいたのだった。

 それから1週間とちょっと後の2019年10月6日、事態は動き出す。『勇者ああああ』のTwitterアカウントに、“野田ゲー”を製品化してリリースしたいという猛者が現れたのだ。これは、本当に製品化するのか、と多くの人が気にしていたのかどうかはわからないが、さらに5日後の2019年10月11日、野田クリスタルのTwitterアカウントにて、『すごい事になりそうだ!組体操合戦』の製品化が正式に動き出したことが、改めて発表された。

 放送から約2週間程度で製品化が正式に決まるというスピード感にも驚きだが、野田クリスタルのツイートに添付された資料には、リリースへ向けた新要素として“オンライン対戦”、“ストーリーモード”、“逆転要素の追加”らしき文言など、しっかりとした進化の方向性が書かれていることがわかる。

画像は、野田クリスタルTwitterより。

 なお、製品化を手掛ける会社は、株式会社ChronoJuvenile(クロノジュブナイル)。会社の公式サイトによると、これまでもスマートフォン向けのARゲームや、家庭用ゲームの受託開発などを担当してきたことが明かされている。

・株式会社ChronoJuvenile公式サイト

 製品版『すごい事になりそうだ!組体操合戦』のプラットフォーム、発売日、価格などは未定。実際に契約金が1億円だったのかなど、いろいろと気になるところはあるが、製品化でパワーアップした姿を楽しみに待ちたいと思う。