大ボリュームのコンテンツを、基本プレイ無料で

 2019年10月2日、『Destiny 2 「新たな光」』が配信を開始した。

 ご存じの通り『Destiny 2』は、2017年に発売されたBungie開発によるFPS。その緻密に設定されたSFの世界観や練ったストーリーライン、そしてやり込みがいのあるゲームシステムなどがゲームファンから熱烈な支持を集めている1作だ。

 リリース以降、大型拡張コンテンツや新モードの追加など、その内容を順次充実させてきた『Destiny 2』であるが、発売から2年を迎えて大きな“チャレンジ”に取り組んだ。それが、基本プレイ無料の『Destiny 2 「新たな光」』だ。

『Destiny 2』が新生! 初心者にオススメしたい「新たな光」、さらに世界観が深まる大型拡張コンテンツ「影の砦」をプレイ動画でお届け_03

 『Destiny 2』ほどの巨大なコンテンツを基本プレイ無料で提供するとは大いなる決断が伴ったものと想定されるが、ユーザーにとってはこんなにうれしいことはない。なにしろこれだけのタイトルが基本プレイ無料で遊べてしまうのだから。しかも、その中には「オシリスの呪い」や「ウォーマインド」といった過去の拡張コンテンツも含まれているというのだから、何たる太っ腹なことか。ちなみに、『Destiny 2 「新たな光」』で楽しめるコンテンツは以下の通り。

■『Destiny 2 「新たな光」』に収録されているコンテンツ
『Destiny 2』本編 すべて
拡張コンテンツ「オシリスの呪い」すべて
拡張コンテンツ「ウォーマインド」すべて
拡張コンテンツ「孤独と影」の“ギャンビット”

 実際のところ、ファンの熱量も極めて高い『Destiny 2』だが、発売から2年を経て、「いまから始めるのはちょっと……」とか「とっつきが悪そう」といったユーザーも多かったように思う。それが基本プレイ無料となれば、「とりあえず、やらない手はないのでは?」といったところだ。

 というわけで、『Destiny 2 「新たな光」』の配信を記念して、同作の冒頭部分のプレイ動画をお届けする。プレイをちょっぴり迷っている方も、『Destiny 2』というコンテンツが持つ濃密な世界観の一端を味わってみては。

拡張コンテンツ「影の砦」は、月を舞台に展開される『Destiny 2』の進化のカタチ

 そして、基本プレイ無料化と同日の10月2日に、新規大型拡張コンテンツの『Destiny 2「影の砦」』の配信が開始された。「オシリスの呪い」、「ウォーマインド」、「孤独と影」に続く追加ストーリーとなる「影と砦」に舞台となるのは月。前作にも登場していたエリス・モーンが月に向かったところ、ナイトメアが復活しており、ガーディアンといっしょに戦う……という物語が描かれる。エピソードの導入部となる月面のシーンはまさに幻想的。ここでは、そんなゲーム冒頭シーンのプレイ動画をお届けしよう。

 なお、『Destiny 2: 影の砦』は、これまでの『Destiny 2』のコンテンツを持っていなくても、本作のみで遊べる。

『Destiny 2』が新生! 初心者にオススメしたい「新たな光」、さらに世界観が深まる大型拡張コンテンツ「影の砦」をプレイ動画でお届け_02
月面で激しい戦いが展開される。

激しく楽しいマルチプレイ

 ストーリーが魅力的な『Destiny 2』だが、何といっても楽しいのがマルチプレイ。『Destiny 2』では、3人一組でミッションをクリアーするPvEの“ストライク”やPvPが楽しめる“クルーシブル”などが楽しめるのはご存じの通り。以下に紹介するプレイ動画は、『Destiny 2: 影の砦』の新たな“ストライク”のプレイリストとなる“ナイトフォール「試練」”。月の最深部を目指す、3人一組による激しいバトルが展開されている。そんな“ナイトフォール「試練」”の前半シーンをお届けする。

 さて、Bungieのクリエイターによる「『Destiny 2』はホビー(趣味)を目指す」との言葉が印象的だった(インタビューは後日掲載予定)。それは、“ゲームという枠を超えて人々に楽しまれる広がりをもたせたい”といったような意味合いを持つものだと記者は理解するが、『Destiny 2』の豊富なコンテンツを見ていると、「まさにテーマパークのような……」との印象もある。ストーリーはもちろん、多彩なマルチプレイも楽しめるアトラクションが数多く並んでいるかのよう。そんな魅力的なテーマパークが、入場料無料で開放されたとあっては、まあ、入場してみたくなりますよね?

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まさにテーマパークのマップに見えません?