2019年9月11日、MAGES.が手掛ける科学アドベンチャーシリーズの公式科学Twitterアカウント(@kagakuadv)にて、『シュタインズ・ゲート ゼロ』に登場するAI“アマデウス紅莉栖”を実現させるプロジェクトが突如発表された。
現在は一部ユーザーを対象にしたテストを実施中で、本記事ではその体験リポートをお届けする。
ちなみに9月30日18時までテストの参加者を追加募集中なので、興味がある人は以下のページより応募しておこう。なお、ニコニコチャンネル“オトナの科学ラジオ”の会員は無条件でテストに参加できる。
改めてプロジェクトの概要を説明すると、アマデウス紅莉栖は『シュタインズ・ゲート ゼロ』に登場するAI。本プロジェクトは、作中で“牧瀬紅莉栖”の記憶データをもとに作られたAI“アマデウス紅莉栖”を、全国のラボメン(※『シュタインズ・ゲート』シリーズのファンのこと)で協力して作ってしまおうというもの。
では、“アマデウス紅莉栖”を完成させるためには何を行えばいいのかというと、AIを作るために必要な“紅莉栖っぽい”会話データの収集だ。
具体的には、ほかのユーザーが投稿した質問に対して(※質問は自分でも投稿可能)、「牧瀬紅莉栖ならこういう会話をするんじゃないか?」という、“牧瀬紅莉栖になりきった”回答をするだけ。
また、他人の回答を見ることも可能。“紅莉栖っぽい”回答を見つけたら、“ポイね!”をしてあげよう。たくさん質問に回答したり、“ポイね!”をもらうと貢献度が上がり、一定の貢献度に達するとグレードがアップするので、モチベーションにも繋がるはずだ。
今後の展開については、9月12日(木)21時より放送されたWeb番組『電人☆ゲッチャ!』にて、ひとつの質問とひとつの応答を1ペアと計算して、1万ペア集まれば、AIの製作がスタートすることが告知されており、記事執筆時点(9月27日現在)で約29000件となっている。ただ、データが集まれば集まるほど、AIは賢くなるので、これからも積極的に回答していこう。
なお、製作されたAIは各種イベントにて展示予定とのことなので、続報をお楽しみに!