2019年9月21日、22日、埼玉県・さいたまスーパーアリーナにて、『アイドルマスター ミリオンライブ!』(以下、『ミリオンライブ!』)の6thライブツアーの追加公演“THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 6thLIVE TOUR UNI-ON@IR!!!! SPECIAL”が開催。本記事では、その2日目の模様をお届けする。出演者は以下の通り。

出演者(敬称略)

  • Charlotte・Charlotte
    諏訪彩花(徳川まつり役)
    郁原ゆう(エミリー スチュアート役)
  • STAR ELEMENTS
    山崎はるか(春日未来役)
    木戸衣吹(矢吹可奈役)
    種田梨沙(田中琴葉役)
  • 夜想令嬢 -GRAC&E NOCTURNE-
    小岩井ことり(天空橋朋花役)
    藤井ゆきよ(所恵美役)
    野村香菜子(二階堂千鶴役)
    山口立花子(百瀬莉緒役)
  • EScape
    阿部里果(真壁瑞希役)
    南早紀(白石紬役)
    雨宮天(北沢志保役)
  • 4 Luxury
    香里有佐(桜守歌織役)
    末柄里恵(豊川風花役)
    平山笑美(北上麗花役)
    高橋未奈美(馬場このみ役)
  • ピコピコプラネッツ
    田村奈央(木下ひなた役)
    麻倉もも(箱崎星梨花役)
    稲川英里(大神環役)
    夏川椎菜(望月杏奈役)
  • ゲスト
    渡部恵子(周防桃子役)
    愛美(ジュリア役)
    小笠原早紀(野々原茜役)

 本公演は、4月に仙台(Angel)、5月に神戸(Princess)、6月に福岡(Fairy)で行われた、『ミリオンライブ!』の6thライブツアーの追加公演の2日目にして千秋楽となる。6thライブツアーは、『アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズ』(以下、『ミリシタ』)に登場する、Angel、Princess、Fairyのタイプごとに分かれて行われたが、本公演ではタイプの枠を超えて、キャスト陣が集結した。

※これまでの公演のリポートはこちら

 1日目と同じく、開演前には“765プロライブシアター”の劇場事務員・青羽美咲(声:安済知佳さん)がシルエットで登場。さりげなく社長のモノマネをしたりして会場を温めつつ注意事項を伝達、高らかに開会を宣言した。

 オープニングアクトはやはりこの曲、『Brand New Theater!』。ゲスト出演の3人を除く、6ユニット20名のアイドルがメインステージ上で躍動し、会場中に「ハイッ! ハイッ!」とコールの大声援が轟いていた。

 そして再び劇団事務員にして“UNI-ON@IR!!!! TV スペシャルステーション”の総合司会を務める美咲が登場(今度はシルエットではない)。ここから各ユニットによるパフォーマンスが始まる。

 トップバッターには4月の仙台公演ではトリを務めた4 Luxury(香里さん、末柄さん、平山さん、高橋さん)が登板。劇中ドラマ『セレブレーション!』の主題歌でもある『RED ZONE』。セクシーでアダルティーな(このみ姉さん談)メンバーが織り成す情熱的なパフォーマンスに、プロデューサーたちも一気に燃え上がる!

 MCを挟み、続けて披露したのは、アニメ『アイドルマスター』で三浦あずさ(声:たかはし智秋さん)が歌っていた、しっとりとしたオトナの歌『晴れ色』。さらに、Charlotte・Charlotteのふたり(諏訪さん、郁原さん)を加え、6人で『プライヴェイト・ロードショウ』(オリジナル版は水瀬伊織(声:釘宮理恵さん))をかわいく熱唱し、セクシー&アダルティーだけでない、新たな顔を見せてくれた。

 そして最後を締めるのは『花ざかりWeekend●』(※●は花びらのマーク)。4人の伸びやかな歌声のハーモニーに、酔いしれるプロデューサーたち。とくに終盤の平山さんのハイトーンコーラスには歓声が上がっていた。

 続いて登場するユニットは夜想令嬢 -GRAC&E NOCTURNE-(小岩井さん、藤井さん、野村さん、山口さん)。今回はその代表曲『昏き星、遠い月』を1曲目に持ってきた。ライブパフォーマンスならではの、大ボリュームでの本格的なミュージカル仕立ての演出が展開し、観客席のプロデューサーたちもペンライトをしまい、物語の行方を固唾を呑んで見守る……。

 物悲しささえ感じさせるバラード『Everlasting』とともに、劇中劇も終幕へ。大きな拍手に包まれて舞台が暗転し、カーテンコールまで上演された。ライブ中に大掛かりな劇中劇を展開する演出、そして4人の熱演と美しい歌声が記憶に残るステージとなった。

 興奮冷めやらぬ中、スクリーンの映像はスタジオに戻る。続いて美咲が呼び込んだのは、この日のゲストユニット第1弾として、高橋さん、種田さん、阿部さん、渡部さん、南さんの5人。歌うのはもちろん『ラスト・アクトレス』。シャイニートリニティをまとい、センターステージで熱唱し再びプロデューサーたちのハートに火を付ける。

 続いてセンターステージには、Charlotte・Charlotteのふたり(諏訪さん、郁原さん)が再び登場。ダンサーたちとともにかわいいが溢れて止まらない衣装に身を包んだふたりが歌うのは『ミラージュ・ミラー』。歌声だけでなくコケティッシュなダンスに、プロデューサーたちもとうぜんメロメロである。

 そして、秋月律子の名曲をカバーした『魔法をかけて!(Princess Magic ver.)』へ。郁原さんも眼鏡がトレードマークなので、違う意味でドキッとしてしまう人もいるかも!? 間奏中には、1日目に引き続きタップダンサーズが登場。“さいたま超巨大演舞場”にタップの音を鳴り響かせ、“わんだほー!”なパフォーマンスを届けてくれた。

 MCコーナーでは、郁原さんからさまざまな裏話が公開された。「本日のスペシャルゲスト、タップダンサーの皆さんです!」というセリフはエミリーが言うはずだったのだが、“タップダンサー”を日本語に訳すと……!? という問題に直面し、まつりに代わってもらったのだとか。なお、Charlotte・Charlotteでエミリーは“∞(無限大)”を意味するポーズを手で作っているらしい。ゲームなどでチェックしてみよう!

 Charlotte・Charlotteのラストを飾るのは『だってあなたはプリンセス』。冒頭のエスコートを夜想令嬢 -GRAC&E NOCTURNE-の4人が務めるなど、最後までプリンセス感全開のふたりであった。

 5組目のユニット、“クール系美少女ユニット”EScape(阿部さん、雨宮さん、南さん)がセンターステージへ。1曲目は『I.D ~EScape from Utopia~』。ダンサーともシンクロしたアンドロイド風ダンスなど、クールなパフォーマンスでも魅せてくれた。その後のMCで瑞希が「心の容量をいっぱいにする」と宣言していたが、すでにストレージの残量はゼロだと叫びたいプロデューサーが山ほどいたことだろう。

 ほのぼのMCで会場を和ませてくれるクール系美少女ユニットだが、パフォーマンスは本当にクール! 2曲目の『Melty Fantasia』では、3人の凛としていてそれでいて丸みを帯びたやさしい歌声が響き渡り、会場を蒼に染め上げていた。

 3曲目は765&876プロダクションの名曲『LOST』のカバー。“別れ”をテーマにした、しっとりとしたバラードで観客席を全力で泣かせにくる。そして最後の最後、動力が切れてステージ上に横たわる3人の姿がスクリーンに映し出されたのを観たプロデューサーたちは、果たして涙腺が崩壊していくのを止められたのだろうか……。

 ライブもいよいよ後半戦へ。メインステージには2組目のゲストユニットとなる、高橋さん、野村さん、末柄さん、山口さん、香里さんが登場。5人は『ミリシタ』でも好評を博していた『White Vows』をしっとりと歌い上げる。ここまでの流れでプロデューサーたちの防御力は低下しており、風花の名セリフ「出会ってくれて、ありがとう」に、胸がいっぱいになって言葉を失い、ただただ「うぉぉぉぉっ!」と叫ぶしかなくなるのもやむなしである。

 続くユニットは、STAR ELEMENTS(山崎さん、木戸さん、種田さん)。まずは『Episode. Tiara』で、正統派アイドルのかわいさを存分に見せつけてくれる。制服姿の美少女アイドルに、超かわいい振り付けて攻めてこられては、もう! さらに765プロオールスターズの超名曲『私はアイドル▼』(※▼はハートマーク)のカバーには、ピコピコプラネッツの4人(田村さん、麻倉さん、稲川さん、夏川さん)も加わって、もうかわいいの大渋滞である(もちろん、出口などなくてよい)。なお、この曲の振り付けはかなりハードらしい。

 MCパートでプロデューサーたちに全力でシャウトさせて活を入れ、さらにテンションを上げて贈るのはSTAR ELEMENTSが誇るロックナンバー『ギブミーメタファー』。拳を握って高々と掲げる彼女たちの姿に、何度でもプロデューサーたちの闘志は蘇るのだった。そして、夜想令嬢 -GRAC&E NOCTURNE-(小岩井さん、藤井さん、野村さん、山口さん)とともに歌うのは『赤い世界が消える頃』。かなり性格の異なるふたつのユニットのコラボレーションに、シアターの新しい可能性が感じられた。

 ここで映像はスタジオへ。ライブ終盤に向けてさらに気分を盛り上げていく美咲が呼び込んだのは、この日、最後のゲストユニット(南さん、香里さん、愛美さん、小笠原さん)。2019年のエイプリルフールイベントを盛り上げてくれた彼女たちが贈るのは『Justice OR voice』。疾走感が気持ちいいロックナンバーが、さらにテンションをアゲていく!

 いよいよ最後のユニット、ピコピコプラネッツ(田村さん、麻倉さん、稲川さん、夏川さん)の登場。さいたまスーパーアリーナを侵略しに来た彼女たち“ミリオン星人”だったが、すでにテンションMAXなプロデューサーたちは身も心も侵略済みである。代表曲『ピコピコIIKO! インベーダー』では、最初から全力のコールで応援しまくっていた。なお、4月のライブで話題を呼んだ暗闇で光る特殊な電飾の衣装は今日も健在! 手動で電飾のスイッチを入れられるようになったほか、だいぶ着やすくなっているんだとか。

 侵略率をさらに高めることとなったMCに続いては、ピコピコプラネッツによる“体操”のお時間。環によるレクチャーを受けながら、会場中が一糸乱れぬポージングを披露していく。その完成度に、ステージ上のピコプラメンバーが「私たちよりすごいかも……」と驚いていた。

 そして、この日も茜ちゃん人形の着ぐるみがゲストに登場し、『スマイル体操(ピコピコ体操バージョン)』を披露。歌っているうちに、いつの間にかダンサーや4 Luxury、Charlotte・Charlotteも加わっていき、最高に賑やかなステージに。

 しかし楽しい時間はあっというま。いよいよライブの終わりも近づいてきたが、そんな寂しさを振り払うように歌われたのは“ゲロゲロソング”こと『Get lol! Get lol! SONG』。小さいお友だちも大きなお友だちも、みんながホンワカして楽しんでいた。

 そして、こちらも暗闇で光る衣装になっていたEScapeの3人(阿部さん、雨宮さん、南さん)を加えたスペシャルコラボ編成で、まつりのソロ曲『フェスタ・イルミネーション』をカバー。そんな異色のコラボに加え、最後にまつりが登場して締めくくるという、期待を裏切らない演出でユニットソングのコーナーが締めくくれられた。

 さぁ、いよいよフィナーレへ。ステージにはゲスト出演の3名を除く20名のアイドルが集結し、『DIAMOND DAYS』を歌い上げる。そして、ここでロングのトークコーナーへ。この日のライブを振り返っていく。中には、思わぬ裏話も。“演者に紛れ込んだただのプロデューサー”の諏訪さんから溢れる愛を振りまかれつつ、熱演を見せてくれた夜想令嬢 -GRAC&E NOCTURNE-だが、レッスンのとき、野村さんは剣の代わりに靴べらを使っていたらしい……。もちろん、笑いも提供しながらも、メンバーの絆が感じられるエピソードあり、清く尊い涙ありの“エモい”トークコーナーとなった。

 会場も一体となって大合唱した『UNION!!』を歌い終わり、ステージが暗転するやいなや、響き渡る「アンコール!」の声。その声に応えてスクリーン上に現れたのは、本日の司会役の美咲だった。思い出がありすぎて振り返りきれないという彼女とともに、ハイライト映像を皆で鑑賞することに。感動的なあのシーンやあのシーンやあのシーン、ついつい見逃してしまっていたあのシーンも映し出されていく。

 映像後、ついに765プロダクションの社長、高木順二朗がスクリーンに。観客席のプロデューサーたちにお礼を伝えていく。そして社長が登場したということは……新情報の公開! 公開後「どうだったかね?」としれっと言ってのけた高木社長だったが、なかなかにとんでもない発表となっていた。

  なお、ここで発表された内容に関しては後ほど公開予定の記事をご覧いただきたい。

[2019年9月23日2時00分 追記]
発表内容まとめ記事を公開しました。

 今度こそ、フリではなく本当にフィナーレである。『ミリシタ』2周年記念衣装である“ルミエール・パピヨン”に着替えて現れた20名のアイドルたち。すべてを振り絞るように『Flyers!!!』、そして高橋さんのタオルを差し出す出足の速さも光った最後のメッセージを挟んで『Thank You!』を歌い、千秋楽は幕を閉じた。

 6thライブでは初のタイプ別公演を実施、さらに7thライブでは初の屋外公演シリーズになると発表するなど、毎回挑戦を忘れない『ミリオンライブ!』。プロジェクトが始まってから、ほぼ不動のメンバーで続けてきたことで技術や絆が深まっているという。そしてプロデューサーたちにとっては、ライブに来るたびにそれを感じられる。なんと幸せな空間なのであろうか。CDでも、動画でも味わえない、ライブならではの感動を盛り込むことにも積極的なライブツアー、箱だけでなく演出面でもまた新たな驚きを与えてくれることを期待してやまない。スタッフやプロデューサー、オトナの皆の力でアイドルたちをもっと輝かせられれば、それはもう本望である。

“THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 6thLIVE TOUR UNI-ON@IR!!!! SPECIAL”DAY2 セットリスト(敬称略)

  • 01.Brand New Theater!(ミリオンスターズ)
  • 02.RED ZONE(4 Luxury:香里有佐、末柄里恵、平山笑美、高橋未奈美)
  • 03.晴れ色(4 Luxury:香里有佐、末柄里恵、平山笑美、高橋未奈美)
  • 04.プライヴェイト・ロードショウ(playback, Weekday)((4 Luxury:香里有佐、末柄里恵、平山笑美、高橋未奈美)×(Charlotte・Charlotte:諏訪彩花、郁原ゆう))
  • 05.花ざかりWeekend●(※●マークは花マーク)(4 Luxury:香里有佐、末柄里恵、平山笑美、高橋未奈美)
  • 06.昏き星、遠い月(夜想令嬢 -GRAC&E NOCTURNE-:小岩井ことり、藤井ゆきよ、野村香菜子、山口立花子)
  • 07.Everlasting(夜想令嬢 -GRAC&E NOCTURNE-:小岩井ことり、藤井ゆきよ、野村香菜子、山口立花子)
  • 08.ラスト・アクトレス(種田梨沙、渡部恵子、高橋未奈美、阿部里果、南早紀)
  • 09.ミラージュ・ミラー(Charlotte・Charlotte:諏訪彩花、郁原ゆう)
  • 10.魔法をかけて!(Princess Magic ver.)((Charlotte・Charlotte:諏訪彩花、郁原ゆう)with タップダンサーズ)
  • 11.だってあなたはプリンセス(Charlotte・Charlotte:諏訪彩花、郁原ゆう)
  • 12.I.D~EScape from Utopia~(EScape:阿部里果、南早紀、雨宮天)
  • 13.Melty Fantasia(EScape:阿部里果、南早紀、雨宮天)
  • 14.LOST(EScape:阿部里果、南早紀、雨宮天)
  • 15.White Vows(末柄里恵、山口立花子、香里有佐、野村香菜子、高橋未奈美)
  • 16.Episode. Tiara(STAR ELEMENTS:山崎はるか、木戸衣吹、種田梨沙)
  • 17.私はアイドル▽(※▽はハートマーク)(STAR ELEMENTS:山崎はるか、木戸衣吹、種田梨沙)
  • 18.ギブミーメタファー(STAR ELEMENTS:山崎はるか、木戸衣吹、種田梨沙)
  • 19.赤い世界が消える頃((STAR ELEMENTS:山崎はるか、木戸衣吹、種田梨沙)×(夜想令嬢 -GRAC&E NOCTURNE-:小岩井ことり、藤井ゆきよ、野村香菜子、山口立花子))
  • 20.Justice OR Voice(南早紀、香里有佐、愛美、小笠原早紀)
  • 21.ピコピコIIKO! インベーダー(ピコピコプラネッツ:田村奈央、麻倉もも、稲川英里、夏川椎菜)
  • 22.スマイル体操(ピコピコ体操バージョン)(ピコピコプラネッツ:田村奈央、麻倉もも、稲川英里、夏川椎菜)
  • 23.Get lol! Get lol! SONG(ピコピコプラネッツ:田村奈央、麻倉もも、稲川英里、夏川椎菜)
  • 24.フェスタ・イルミネーション((ピコピコプラネッツ:田村奈央、麻倉もも、稲川英里、夏川椎菜)×(EScape:阿部里果、南早紀、雨宮天))
  • 25.DIAMOND DAYS(ミリオンスターズ)
  • 26.UNION!!(ミリオンスターズ)
  • 27.Flyers!!!(ミリオンスターズ)
  • 28.Thank You!(ミリオンスターズ)