僕が求めていたゲーミングメガネが出るぞー!
東京ゲームショウ2019に、ゲーミングメガネ“G-SQUARE”を手掛けるニデックが出展。ブース内で10月中旬に発売予定の新製品が展示されていて、見た瞬間に購入を決めた。自動買いである。
その新製品とは男女兼用の新型“G-SQUARE”。
メタルフレームとセルフレームの2タイプが用意され、レンズはG-SQUAREと同じグレー、ブラウン、レッドの3色から選択可能(度付きにも対応)。予定価格は2万円前後だそうだ。
(※ニデックやG-SQUAREの詳細はこちらの記事をどうぞ)
G-SQUAREはゲーム画面に集中できるように作られたメガネだ。
まぶしさを軽減させ、コントラストを強調する自社開発レンズを採用。大きなディスプレーの端まで見やすいように、一般的なメガネと比べてもレンズ幅がやや広めになっている。
個人的に、レンズの横幅がネックだった。僕の体型は全体的に軽量小型。G-SQUAREは一般的な成人男性を基準に作られているので、顔のサイズに合わなかったのだ。
メガネにはファッションアイテムとしての側面もある。女子をターゲットにして、“おしゃれ”で“やや小さめ”の“ふだん使いしやすい”モデルを作ってほしいと、ずっと言い続けてきた(ニデックさんと初めて会ったときから)。
新モデルはもともとのG-SQUAREと比べてレンズ幅がやや狭めで、デザインは知的な印象のあるボストンタイプ。
コーディネートに取り入れやすいので、女子も「かわいいー!」と手に取りやすいと思う。
ブースではG-SQUAREを取り扱うコート事業部 事業部長の川合さんが接客していた。
川合さんは少しずつG-SQUAREの知名度が上がっていると実感しているそうだ。eスポーツブームの後押しもあってか、ゲーム用やeスポーツ用を売り文句にする他社の製品も目に留まるようになってきた。
機能性を推すゲーミングメガネが増える中、先駆者のニデックはデザイン方面にも目を向けた。新モデルはゲームっぽさを前面に出すことなく、ふだん使いしやすいデザインに仕上がっていると思う。
これには「eスポーツ(ゲーム)が日常に馴染んできたからこそ、日常的に使いやすいメガネを」みたいな意図があるのではないか。そう勘ぐっている。
いまはゲーマーかどうかなんて関係なく、誰でも気軽にゲームをする時代だ。それだけに、ゲーミングメガネに求められるのは「ふだん使いしやすさ」だと思う。どんなときでも眼を守ってくれたら安心だ。
ときどきゲームは“すごくかっこいいもの”、“芸術的なもの”と神聖視される。気持ちはわかるが、個人的にはゲームは“日常的にそこにあるもの”であってほしい。
G-SQUAREの新モデルは日常に寄り添ってくれそうだ。売れたらもっとデザインのバリエーションが増えるはず。すでにつぎのモデル発表が楽しみになっている。