2019年9月12日~15日に千葉・幕張メッセで開催中の東京ゲームショウ2019(12日、13日はビジネスデイ)。
ケムコアドベンチャー、新作情報が続々公開!(配布チラシで)
ホール3には、今回10年ぶりの出展となる、ケムコブースがある。さっそく行ってみた。
※ケムコの出展タイトルについては以下の関連記事をチェック!
ケムコブースで配布していたチラシを受け取って、見てみると……
そこには“KEMCO所属シナリオライター・amphibianが書く次なる伝奇ホラー!”、“RD(仮)本格制作開始!”の文字が!
えっ、何だって!?
あの、閉ざされた架空の村“藤良村(ふじよしむら)”で主人公・房石陽明が死に戻りループしながら隠された秘密を暴いていく“人狼”をモチーフにしたノベルアドベンチャーの傑作『レイジングループ』のamphibian氏の新作アドベンチャーが制作開始だって!?(説明的表現)。
チラシを詳しく読んでみる
プロットは完了済み、他は全部これから! 小説を書き終えたのでようやく執筆開始! 202X年を目指す長い旅……その旅立ちを前に、最低限の情報を公開する!!
- 舞台は瀬戸内海沿岸の架空の町!
- 主人公は少女2名+α!
- 今度は“人魚”!?
……と、気になる文言が満載だ。さらに
『終末戦記0.1(仮)』開発中!
“KEMCO×ウォーターフェニックスのタッグ再び!”という紹介文も!
チラシには“滅びと超克の物語は新次元へ。人類滅亡後も稼働し続ける謎のVR MMOゲームを巡って繰り広げられる謎と戦い! 202X年発売を目指し、ただいま鋭意制作中!!”とある。
ウォーターフェニックスといえば、『最悪なる災厄人間に捧ぐ』(通称『さささぐ』)を生んだ山形の開発会社。『RD(仮)』だけではなく、こちらも開発が進んでいる模様。
※『さささぐ』詳しくは以下の関連記事をチェック!
そしてなんと……
『DMLC_R(仮)』プロジェクト、2020年初頭発売!?
“カルトな人気の学園トラブルコメディ『D.M.L.C.-デスマッチラブコメ-』が家庭用ゲーム機向けに強化して新生!? イラストレーター・Harcana氏自身によるリライト&イベントCG大幅追加! 2020年初頭発売を目指し進行中!!”という文字まで踊っている。わずか1枚のチラシに衝撃的な事実が満載だ。
『D.M.L.C.-デスマッチラブコメ-』といえば、2013年にスマートフォン版が、2014年にはWii Uでも配信され人気を呼んだアドベンチャーゲーム。こちらに大きく手を加えて新生し、家庭用ゲーム機向けに開発中だという。
いろいろとすごいニュースが飛び込んできたが……
??「ハッハッハ、驚かれたようですね」
あっ、あなたは!?
まさか、このチラシを配布していたのがamphibian氏本人だったなんて! これが叙述トリックか!! ……違うか。
それにしても、KEMCOさんはいろいろとすごいですね。バラエティー豊かな作品を出展されていますし、『レイジングループ』も好調で、小説が出たり、このチラシによると欧米向けに英語版も出されるそうで……。
amphibian「いやいやもう、おかげさまで。今回、縁あってSteamで英語版が出せることになりました。この機会に残っていたバグも修正できますよ(笑)」。
それに加えて、ご自身の新作も出されるんですね! 瀬戸内海、人魚など、気になるワードが盛りだくさんな『RD(仮)』についてもう少し詳しく教えてください。
amphibian「ああ、それは****です。**が**でして……」
えっ?
amphibian「だから、**の***が*****なんです」
ダメだ! 肝心なところは言葉を濁しやがる!! サッパリわからない! でも、おもしろそう。
……というわけで、詳細な情報は今後の続報を待ちたいところだ。チラシ左下の“amphibianのひとこと”には「せっかくなのでamphibianにもお声がけください」とも書いてあるので、『レイジングループ』ファンの方は、ケムコブースへamphibian氏に会いに行ってみよう。
あと「機密を引き出そうとするのはやめろ」とも書いてあるが、この言葉を額面通りに受け取るか、ある種の“フリ”と取るかは、賢明な読者諸兄の判断に委ねたいところである。