エレクトロニック・アーツが、同社のレースゲームシリーズ『ニード・フォー・スピード』最新作、『Need for Speed Heat』を2019年11月8日にプレイステーション4/Xbox One/PCで発売することを発表した。

 新たなNFSの舞台となるのは、ネオン輝く“パームシティ”。近作同様にオープンワールドとして構成されており、プレイヤーは“スピードハンターズ・ショウダウン”と呼ばれる日中の公認レースと、夜の非合法のストリートレースでのし上がっていくようだ。

 それぞれで獲得できるポイントも異なり、日中のレースではクルマの購入やカスタマイズのためのポイント“BANK”を稼ぎ、夜は悪徳警官がアガりを没収しようと追跡してくる中をもうひとつのポイント“REP”を稼ぐ、という流れになる模様。

 開発を担当するのは、2015年のリブート版『ニード・フォー・スピード』や、2017年の『ニード・フォー・スピード ペイバック』などを開発したGhost Games。クリエイティブ・ディレクターのライリー・クーパー氏はプレスリリースで、より多くのクルマ・カスタマイズ・チャレンジを用意し、さまざまなプレイスタイルを可能にするとコメントしている。

 また海外掲示板Redditへの公式の投稿では、日中と夜のレースの両方をプレイするかどうかはプレイヤーが好きに決められるほか、『ニード・フォー・スピード ペイバック』でチューニング方法として登場した“スピードカード”を撤廃したことが明かされている。

 さらなる詳細はドイツで行われるGamescomの会期直前に行われる“gamescom: Opening Night Live”の配信で発表されるようだ。

 なお、エレクトロニック・アーツのサブスクリプションサービスであるEA AccessやOrigin Accessのメンバーは11月5日から最大10時間の先行プレイトライアルが可能で、Origin Access Premierのメンバーは同5日からフルのプレイが可能になるそう。

 予約特典は、通常版では三菱ランサーエボリューションXの“K.S Edition”がスターターカーとして手に入るほか、デラックス版ではさらにBMW i8クーペとメルセデスAMG C63クーペとシボレー・コルベット グランスポーツのK.S Editionが加わり、さらに4種類の限定キャラクターコスチュームや、BANKおよびREPのブーストアイテムなどもついてくるという。