『ドラクエ』の勇者がついに『スマブラSP』参戦!
2019年7月30日、Nintendo Switch用ソフト『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』(以下、『スマブラSP』)の新ファイター“勇者”の特徴を紹介する、プレゼン映像を公開。配信日が2019年7月31日になったことが発表された。
みんな“勇者”という呼び名だが、こちらは公式で使われている名前。
カラーバリエーションは、シリーズのキャラクターがモチーフに。
各勇者の声を担当する声優も発表。『DQXI』は斎賀みつきさん、『DQIII』は檜山修之さん、『DQIV』は草尾毅さん、『DQVIII』は梶裕貴さん。『DQIII』、『DQIV』、『DQVIII』の勇者に声がつくのはシリーズ初で、主人公が呪文の名前を読み上げるのもシリーズ初だという。
勇者のアクション
鳥山明氏のデザインにしっかり合うようなものを目指して、元気なアクションになっているという。スマッシュ攻撃には“かいしんのいちげき”がランダムで発生。これが当たると大きな効果に。また、シリーズごとの“かいしんのいちげき”を再現している。
シールドを装備しているため、飛び道具などを防げる。横強攻撃はシールドバッシュで、飛び道具を打ち消すことができる。
勇者の必殺ワザは、入力方向によって変化する呪文。なお、MPが足りないと撃てない。MPは時間経過のほか、攻撃を当てると回復する。
通常必殺ワザ:メラ系の呪文。ため時間を保持&ため状態をキープできる。
横必殺ワザ:デイン系の呪文。デイン、ライデイン、ギガデイン。剣に雷撃を溜めて攻撃する。
上必殺ワザ:バギ系の呪文。バギはMP消費が少ないバギマは横に飛びやすく、バギクロスはかなり高く飛ぶ。
下必殺ワザ:コマンドがランダムで表示されて、行動を選択する。
最後の切りふだ:歴代の主人公が集まる“ギガスラッシュ”。上方向への攻撃が広い。
映像で公開された下必殺ワザまとめ
- バイキルト:一定時間こうげき力アップ
- ためる:つぎの一撃を強力にする。バイキルトとの違いは1回の攻撃で消える点。ただし、相手に当たるまで効果が続く
- マホカンタ:相手の飛び道具などを反射する。ともにマホカンタをかけると、リフレクター効果が何倍にもなる
- ホイミ:体力を回復
- かえん斬り:広範囲に前方に攻撃
- マヒャド斬り:相手を凍らせる
- ピオリム:自身をものすごく素早くする
- イオナズン:強力な爆発系の呪文
- ラリホー:相手を眠らせる
- まじん斬り:当たると“かいしんのいちげき”
- ザラキ:相手をたまに即撃墜。蓄積ダメージが多いほど確率が上がる
- ルーラ:どこからでもステージに復帰。天井があると頭をぶつける
- アストロン:一定時間その場で無敵に。ただし、メタル斬りには要注意
- メタル斬り:メタル化した相手に一撃必殺の攻撃
- パルプンテ:何が起こるかわからない。映像では自分がスローモーションに。悪い効果だけでなく、いい効果も起こる
- マダンテ:MPをすべて消費して相手に攻撃を与える。MPの残量に比例してダメージが大きくなる
- メガンテ:超強力な爆発をするが、自分もミスになる
- コマンドはシールドボタンなどでキャンセル可能
新ステージ“天空の祭壇”も追加
天空の祭壇ステージは、宙に浮き、ロトゼタシア全景が見渡せるように。背景にはさまざまなギミックが登場する。
背景にはヨッチ族やスライムが登場。ヨッチ族が出ると足場が出現。レアなメタルスライムが出ることも。
ステージには宝箱が登場。開けるとアイテムが出てくる。
なかにはミミックが出る場合も。攻撃をして倒すこともできる。
ステージは『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて S』からの登場だが、楽曲はそれぞれの勇者の戦闘曲とフィールド曲を収録。有名な“序曲”は勝利したときにアウトロが流れる。スピリッツボードや勝ち上がり乱闘の勇者ルートも追加。
Miiファイターのコスチュームも追加
Ver.4.0アップデート情報
チャージ切りふだに時間制限を追加。時間経過で徐々にゲージが減っていく。
アドベンチャーに新たな難易度“とてもかんたん”が追加。
“大観戦”に勝者を予測する機能を追加。予想的中で手に入るポイントを貯めて、アイテム交換ができる。
オンライントーナメントが追加。ルールは定期的に変わり、特別なイベントトーナメントが定期的に開催される。
勇者はジョーカー(『ペルソナ5』)に続く、『スマブラSP』の追加ファイター。ファイターの追加は、1体602円[税抜]。追加コンテンツのファイター5体がセットになった、“ファイターパス”の場合は2500円[税抜]で、これまでに配信されたジョーカー、2019年秋配信予定の“バンジョー&カズーイ”に加え、未発表の2体のファイターも入手できる。