アメリカのテキサス州で開催中のゲームイベント“QuakeCon”で、ベセスダ・ソフトワークスのオンラインアクションRPG『Fallout 76』についてのステージイベントが行われ、今後のアップデート内容などが明かされた。

“ニュークリアウィンター”アップデートは秋にかけて順次実施

 直近のアップデートシリーズ“ニュークリア・ウィンター”については、秋にかけての今後の実装内容についての詳細なロードマップが公開に。

 まずはVault 94を舞台にしたレイドイベントが2019年8月20日に実装予定で、毎週異なるミッションがローテーションで受けられるようになる。時間制限がある一方、中断でもそれに応じた報酬を得られるようになっているそうなのだが、テスターによると相当難しいとか。

 また同じく8月20日には、獲得した雑誌やボブルヘッドなどを自分のC.A.M.P.に飾れるようになる、スタンドなどの展示ケースが作成可能に。コレを待っていた人は少なくないんじゃないだろうか。

 一方9月には(当初予定の夏じゃない気がするがスルーしよう)、バトルロイヤルモード“ニュークリア・ウィンター”の新マップとして、モーガンタウン周辺が登場する予定。

 9月にはパブリックイベントの改善も予定されており、パフォーマンスベースでの報酬になったり、開催地へのファストトラベルが無料になるといった調整も。

次期アップデートシリーズ“ウェイストランダーズ”以降への言及も

 “ニュークリア・ウィンター”の次に予定されているアップデートシリーズが、復興が進んだことで人間NPCが世界に戻ってくるという“ウェイストランダーズ”。

 11月頃の導入を目指しており、全土に人間NPCが登場するようになり、旧作のように会話の選択肢による分岐(ダイアログツリー)や主要な勢力との好感度システムなども存在する。

 またキャンプに連れ帰れるNPCコンパニオンも登場予定で、普段はキャンプにいるものの、特定のクエストに連れて行くこともできるという。プレイヤーの行動による好感度の変動やロマンス(恋愛)要素もあるそうで、どんな面々に出会えるのか気になる所だ。

 その他の今後の予定としては、高レベルプレイヤー向けの“レジェンダリーPerk”システムが開発中。レベル50おきにSPECIALのひとつをレジェンダリー化して超強力なPerkをセットできるようになるというもので、すでにレベル50以上になっているキャラはさかのぼって適用できるようにする予定。また“ニューゲーム+”(いわゆる“強くてニューゲーム”)にも対応し、レジェンダリー化の恩恵は新キャラに適用することもできるとか。

 そしてプライベートサーバーについては「思っているよりは早く来ると思う」とのコメントが。一方でテストサーバーの導入については明確な肯定も否定もせず、いずれにしても最新ビルド(バージョン)の安定化に注力するとのことだった。