ブラジルのインディースタジオJoyMasherは、『忍者龍剣伝』と『北斗の拳』が合体したような8ビット風アクション『Oniken』や、初期『悪魔城ドラキュラ』からの影響丸出しなアクション『Odallus: The Dark Call』など、どうかしている熱量で日本のレトロゲームリスペクトなタイトルを発信してきた南米の雄。

 そんな同スタジオがフランスのインディーパブリッシャーArcade Crewと組んで新たに送り出すのが、2Dアクションシューティング『Blazing Chrome』だ。

 2019年7月11日より世界に先駆けてまずNintendo Switchで配信を開始し、今週末にかけてプレイステーション4/Xbox One/PCでも順次配信予定。日本語に対応し、参考までにSwitch版の定価は1900円となっている。

 さて、今回JoyMasherがネタに選んだのはKONAMIの魂斗羅シリーズ。より具体的には『魂斗羅 ザ・ハードコア』(メガドライブ/1994)と『魂斗羅スピリッツ』(スーパーファミコン/1992)にグラフィック面でもゲームシステム面でもオマージュを捧げまくったタイトルとなっている。

一面のボスがもう見る人が見れば元ネタがわかる感(『魂斗羅 ザ・ハードコア』の背景ぶっ壊してから登場する一面ボスにそっくり)。

 本作の舞台は22世紀。地球を完全に支配しつつある機械生命体に対し、プレイヤーは反乱軍となって戦うことになる。2P協力プレイに対応しており、デフォルトでは女性兵士の“マヴラ”と味方のロボット兵士“ドイル”が選択可能。さらにゲーム中でアンロックできる追加キャラクターが2名存在する。

 ゲームシステムは基本的に横スクロールのアクションシューティングで、『魂斗羅 ザ・ハードコア』に似た4種類の武器のストックシステムを搭載。また近接攻撃やローリング(回避アクション)も使える一方で、『魂斗羅スピリッツ』のようなボムはない。

 ゲームは全6ミッションで構成されており、序盤のミッションはプレイする順番を選択可能。各ミッションにはそれぞれミニボスとステージボスがいるほか、ビークル(乗り物)に乗りながらの戦闘や、縦スクロール面、奥スクロール面などもあったりするのでダレずに遊べる。

武器のストックシステムは『魂斗羅 ザ・ハードコア』を踏襲。入手したら任意に切り替えが可能で、ノーマルショット以外は死亡時に装備していると失う(装備していない武器は失われない)という仕組み。そのほかバリアーや追加の火力を提供するボットも入手できる。

 ちなみにネタ元のひとつ『魂斗羅 ザ・ハードコア』は高速で高難度なゲームとして知られているが、本作のゲームスピードはそこまで早くはなく、全体的な難度も「難しすぎずフェアな手応えのある作り」と言えるだろう。道中では敵の無限湧きなどもあるし、ゲームとしては一撃即死なのである程度の慣れは当然必要だが、ミスから学習すればリカバーしやすい範囲で設計されている。

 最初から選択できるイージー/ノーマルモードではコンティニュー制限がなく、ミニボスを倒した後ならばチェックポイントからの再開も可能。途中でゲームを中断した場合は再プレイ時に前回プレイしたミッションから進めることもできる。

 なお2人協力プレイの場合は自分の残機がゼロになると自動復活しなくなり、パートナーの残機を使って復活するかどうかを選べる。残機を浪費するよりパートナーに任せた方が先に進めそうな時はあえて待つのもアリだろう。

 難度設定にはノーマルクリアーでアンロックされるハードコア難度もあるので、腕に自信がある人はぜひトライしてみて欲しい。