いやぁ、日本のテレビって当たり前に見てたけど、アレすごかったんだなぁ。

 海外大手インディーパブリッシャーDevolver Digitalの新作『Fall Guys』を同パブリッシャーのイベント会場で遊んできたのだが、説明で出てきた単語が“Takeshi's Castle”(風雲!たけし城)とか“American Ninja Warriors”(アメリカ版SASUKE)とか、完全に日本のテレビ関連のネタなんで面食らってしまった。

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 しかもコレ、「よし日本人の記者に合わせて説明してやろう」とかいうサービスじゃなくて、マジで本作、たけし城を始めとした日本のアトラクションバラエティー番組(Japanese Game Show)へのオマージュ全開なゲームなのだ。

 さて『Fall Guys』は、100人のプレイヤーがKawaiiキャラになってラスト1位を目指すというゲーム。今回は発売前で100人も集まるわけがないので、4人の記者+96体のBotという構成で戦った(ちなみに製品版でBot戦を採用するかは未定)。

 各回は複数のミニゲームの連続で構成されており、ひとつゲームが終わるごとに脱落者が弾かれていくという方式。今回は3種目で勝敗を決していたが、製品版までにバリエーションを増やしていくという。

 まず挑戦したのは、壁に設置されている扉のひとつに飛び込んで先を目指すというもの。ぶっちゃけて言えば、やってることはたけし城の名アトラクション“自由への壁”まんまである!(ゲーマー的には『たけしの戦国風雲児』の“地獄門”)

 このゲームでは100人全員が一斉スタートな一方、ハズレの扉に飛び込んでもアウトにはならないのがポイント。しかしそれだけタイムロスになるし、ガンガン抜かれていくことになる……。時にはあえて最前線を走らずに、先に行った奴の結果を見てルートを選ぶというテクもありだろう。

完全に“自由への壁”。よろい注は出てきません。(何を言ってるのかわからない人はお母さんに聞いてみよう!)

 第2種目は、要は日本で言う“しっぽ鬼”。“しっぽ”を持っているプレイヤーがフィールド内を逃げ回り、持っていないプレイヤーが捕まえるとしっぽが移行。制限時間終了時にしっぽを持っていたプレイヤーが勝ち抜けとなる。

 フィールド内には回転する仕掛けなどが存在し、そっちに追い込んでミスを誘ったり、逆に追っ手をトラップに引っ掛けて逃げるテクが可能だ。

 ラストは坂の頂上に輝く王冠を目指して走るレース。坂がヌルヌルではないのはいいのだが、頂上の砲台からボールが飛んできたり、回転する仕掛けで行く手を阻まれたりするので油断は禁物。最初に王冠に飛びついた者が勝者となる。

 さて、試合結果の方は無事1位をゲット。こちとら元ネタの番組見て育ってんだ、負けるわきゃねぇよ!

 ゲームとしてはサクッと遊べて、負けてもそこまで嫌な気分にはならずにサッサと次に行けるのがほどよい感じ。操作もかなりシンプルにまとまっているので、幅広い人が楽しめるだろう。いろんなミニゲームが登場するのを期待したい。

 『Fall Guys』は2020年にプレイステーション4とPCで発売予定。架け橋ゲームズによる日本語ローカライズも予定されているそうなので、続報をお楽しみに。