2019年4月14日、千葉県・舞浜アンフィシアターにて開催された“声優紅白歌合戦”のイベントリポートをお届け。

 2019年4月14日、千葉県の舞浜アンフィシアターにて“声優紅白歌合戦2019”が開催された。

 同イベントは、著名な声優陣が男女で白組と紅組に分かれ、交互に歌唱を披露するライブイベント。そのオフィシャルリポートが到着したので、ご紹介する。

以下、リリースを引用

声優による、声優ファンのための新たな祭典「声優紅白歌合戦2019」ライブイベント オフィシャルレポート

 「巌窟王」のモンテ・クリスト伯爵や「ケロロ軍曹」のギロロ伍長役などで知られる声優の中田譲治が発起人を務めるイベント「声優紅白歌合戦」が4月14日(日)、舞浜アンフィシアターで実施され、人気声優たちが歌の競演。盛況のうちに幕を下ろした。

 声優による、声優のための祭典となる「声優紅白歌合戦2019」。発起人となる中田は「いよいよ始まりますよ! 元気ですか? 舞浜まできてくださって、ジョージ感激!」とおどけた様子であいさつ。
 司会を務める諏訪部は「こんにちは、こんばんわ、おはようございます! 世界基準のあいさつをしました」と語ると、同じく司会を務める植田は「どうぞお願いします。いよいよ始まりましたね」とワクワクした様子をみせた。

 記念すべき最初の対決は紅組が平野綾、白組が武内駿輔。まずは紅組の平野が「God knows…」を披露すると、観客は赤いペンライトを振りながら、早くも総立ちで大盛り上がり。平野は「タイトルを言った瞬間にああと言ってくれて。会場にも伝わってすごくうれしかったです。やっぱり声優としてのわたしを知っていただいた大事な作品なので、大事に歌いました」と感激の表情。続く白組のトップバッターとなる武内は、昭和アニメの名曲「銀河鉄道999」を披露。今度は白のペンライトが会場を包み込んだ。平成生まれの武内がこの曲を披露した理由について「もともと僕自身が松本零士先生の曲が好きで。幼少期から観ていて、憧れがありました。これから声優というものを世の中に伝えていく時に、若い世代にも歴史を伝える機会とさせていただけたらと思って。なかなかない世代の先輩と一緒にやる機会なので、この曲を選曲させていただきました」と語った。

 続く二番手の対決はアダルトムード。紅組が岩男潤子、そして白組は大塚明夫が登場した。まず「昭和ブルース」を披露した大塚が「昭和ブルース」を披露。「のっけから息子や娘のような若々しい二人が盛り上げてくれたのに。彼らの父親でもおかしくない年齢ですが」と笑いつつも、「わたしが小学校の頃だっったかな。ドラマの主題歌として天知茂さんが歌っていた曲なんですけど、どういうわけかスネークがカバーしていた昔の曲です」と明かした。一方の岩男は「KEY THE METAL IDOL」の「手のひらの宇宙」を披露。岩男が「すばらしいステージに立たせていただいているんだなと、喜びをかみしめながら歌わせていただきました。普段コンサートでもお送りしている曲ですけど、今日は特別な気持ちで、歌わせていただきました」と感激の表情をみせた。

 三番手,四番手は二組同時に実施。紅組の井上喜久子、そして白組の堀内賢雄が対決。まず「アンジェリーク」から「愛としか呼べない」を披露した堀内が「今日は声優紅白なので歌中心でやってくれと言われて。僕がどれだけ練習したか」と語ると、「おねがい☆ティーチャー」のオープニング曲「Shooting Star」を披露した井上が「緊張しました。皆さんがサイリウムを振ってくれるのがうれしくて。ありがとうございました」と感激の表情。四番手は紅組は井上ほの花、そして白組の平川大輔が登場。まず「水中飛行論における多角的アプローチ」を披露した平川が「それなりにイベントに出させていただきましたけど、今までで一番緊張したかもしれない。でも僕はキャラクターソングは、そのキャラクターが歌っている前提が大事じゃないかと思っているので、自分のキーとは違っても、そのキャラクターの声でお届けできるように取り組んでいます」と語ると、いきものがかりの「ブルーバード」の歌唱中に親子競演を果たした井上ほの花が「バンジージャンプを飛ぶのと同じくらいの緊張がありました。また母と一緒にやりたいですね」と語ると、母・喜久子が「今度はピンクレディーがいいね」と提案し、会場を盛り上げるひと幕があった。

 ここで前半戦は終了。歌合戦を小休止して、個性豊かな声優たちのコラボコーナーを実施することになった。まずは大塚明夫と黒田崇矢がアリスの「チャンピオン」を。続いて日髙のり子、中川翔子が「トップをねらえ!~Fly High~」を。さらに岩男潤子と平野綾が「創聖のアクエリオン」を。そして締めくくりは井上和彦、内田直哉、堀内賢雄のベテラン3人がコブクロの「桜」を披露。会場を一体感に包み込んだ。中田も「ソロの歌もいいけど、こういうコラボもここでしか聞けないからね」と満足げな様子だった。

 そして後半戦は各回がクライマックスともいうべき大盛り上がりとなった。五番手は紅組が笠原弘子、そして白組が黒田崇矢が対決。まず「機動警察パトレイバー」のオープニング曲「コンディショングリーン~緊急発進~」を披露した笠原が「緊張しました。でも皆さんがすごく盛り上がってくださってうれしかったです。ありがとうございます。年々、歳を忘れて若返っています。これもアニメソングの力だと思います」と語ると、自身のバンド曲「必ず景色は変わる」を披露した黒田が「譲治さんからは何を歌ってもいいと言われた。ひとつだけ自分のバンドの曲をやったんで。『龍が如く』の桐生一馬のセリフをやります」と語ると、「死にてぇヤツだけかかってこい!」と披露し、会場は大盛り上がりとなった。

 続く六番手は紅組は横山智佐、そして白組は関智一が登場。まず「サクラ大戦」の主題歌となる「ゲキテイ(檄!帝国華撃団)」では、バックダンサーとして井上喜久子と日髙のり子も登場し大盛り上がり。披露した横山が「今日は赤白の中間のサクラカラーを着て参加しました。『ゲキテイ』は22年間歌わせていただいて。20世紀、21世紀をまたぎ、今度は元号をまたぐことになりました。ステキな曲なので、これからも愛してください」と会場に呼びかけた。続く白組は「機動武闘伝Gガンダム」の挿入歌「戦闘男児~鍛えよ勝つために~」を披露した関。途中で東方不敗マスター・アジア役の秋元羊介も参加し、会場からは歓喜の声。「あの時は20代前半だったのに、今は50代間近ですよ」と笑ってみせた関は、「この歌を歌わせていただくことに決まって。自分でやるのも何ですから、師匠に来ていただけないかなと思い、師匠に聞いたら快く受けてくれました」とコメント。秋元は「関くんとはいろんなところでコラボをやらせてもらっていますけど、当時を思い出しながらやらせていただきました」と続けた。

 七番手は紅組が小松未可子、そして白組が豊永利行が対決。まずは「ボールルームへようこそ」のエンディングテーマとなる「Maybe the next waltz」を披露した小松は「もともと譲治さんがツイートをされていたじゃないですか。最初に紅白があったらいいのにねという会話にわたしも絡ませていただいて。今日はステキな先輩方と競演できて、こんなに光栄なことはないなと思います」と語ると、「デュラララ!!×2 転」のテーマソングとなる「Day you laugh」を披露した豊永が「ぼくも、レジェンドがたくさんいる中、若手は武内くんたちがいるよと言われたんですけど。僕の気持ちを分かってくれるはずの武内くんが『銀河鉄道999』の曲で。なかば僕が最年少の気持ちで歌わせていただきました」と語った。

 八番手は紅組が中川翔子、そして白組は内田直哉が登場。中川が披露した「空色デイズ」に会場は大盛り上がり。「『空色デイズ』は紅白でも歌わせていただいたんですが、こんな晴れの舞台で歌うことができてしあわせです。さらに、わたしが歌った後が『デンジマン』で、わたしの全身の細胞が逆流しました!」と興奮の表情を見せた。

 続く内田は、自身がデンジグリーン役で出演していた「ああ 電子戦隊 デンジマン」をリードギター飯島肇、ベース勝杏里を従えて生披露。内田が「主題歌を歌っていた成田賢さんが他界されたものですから。これからは僕が歌い継がせていただきたいなと思います」と決意を語った。

 白熱した対決もいよいよクライマックス。紅組のトリは日髙のりこ、そして白組のトリを井上和彦がそれぞれ務めた。まずは「らんま1/2」から「ハート ないしょ/2」を披露した日髙が「今日はコラボ曲を歌うことができたり、歌って踊ったりすることが出来て楽しかったです」と語ると、「誰がために」を披露した井上が「先ほどの話じゃないですが、僕もこの曲を歌い継がせてもらおうかなと思いました」と語った。

 全員の歌唱が終わり、この日のイベントもいよいよフィナーレ。会場の参加者の投票の結果、今回は白組が優勝。中田からトロフィーを受け取った井上は「劣勢かと思っていたので、ビックリしました」と驚いた様子をみせた。そして最後のコメントを求められた中田は「僕が最初に思っていたのとは全然イメージが違って。こんなにたくさんのお客さんに囲まれて。ステキな出演者に来ていただいて。夢を叶えてくれたスタッフ、出演者の皆さん、ありがとうございます」と謝辞を述べて、会場は大盛り上がり。さらに最後のあいさつを求められた植田が「こんなに光栄なことはなかったと思います」と語ると、諏訪部も「まもなく平成が終わろうとしていて。声優のあり方が変わってきていますが、音楽と声優との親和性の高さを提示できるのは我々にとってもありがたいことだなと。令和の新しい時代も応援していただければうれしいです」と感謝の言葉を述べた。そして最後は出演者、観客全員で「NARUTO -ナルト-」のオープニング曲「GO!!!」を全員で大合唱。会場の興奮は最高潮となり、盛大なフィナーレを迎えた。

 そしてイベント終了後、会場のモニターにはCSファミリー劇場での放送決定と、来年の「声優紅白歌合戦2020」実施決定がアナウンスされ、会場は歓喜の声に包まれた。

◆「声優紅白歌合戦」概要

日時:4月14日(日) 16:30開場 17:30開演
場所:舞浜アンフィシアター(千葉県浦安市舞浜2‐50)
発起人:中田譲治
総合司会:諏訪部順一、植田佳奈
出演声優
紅組:井上喜久子、井上ほの花、岩男潤子、笠原弘子、小松未可子、中川翔子、日髙のり子、平野 綾、横山智佐
白組:井上和彦、内田直哉、大塚明夫、黒田崇矢、関 智一、武内駿輔、豊永利行平川大輔、堀内賢雄
主催:東北新社 協力:ファミリー劇場 / スカパー!
協賛:Cygames
公式サイト:http://seiyu-kouhaku.jp
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