『サスペリア』などの作品で知られる、イタリアンホラーの巨匠ダリオ・アルジェント監督。同監督がクリエイティブ・スーパーバイザーとして監修する一人称視点ホラーアドベンチャーゲーム『Dreadful Bond』がクラウドファンディングを実施中だ。
『Dreadful Bond』は、直接的なホラー描写よりも心理的ホラー演出を重視した作品。プレイヤーは舞台となる廃墟“ウォートン邸”(Wharton Manor)を探索していく過程で、部屋の壁などに現れる“影”を通じて過去の出来事を目撃していくことになる。
ゲーム中のシーンを編集したショートムービー“For Bridget”が公開されているのでぜひ見てみて欲しいのだが、白黒で統一されたスクリーンの中で起こる超現実的な光景は雰囲気たっぷり。ビジュアル面のスタイルや演出はアルジェント監督の作品などに代表される“ジャッロ映画”のそれを目指しているという。
KickStarterでのクラウドファンディングの締め切りは日本時間の2019年4月25日午後7時まで。ゲームはまずSteamで2020年末までに配信予定のPC版が開発されており、15ユーロ(約1900円)の出資から製品キーを入手可能。
なお、クラウドファンディングの目標額(6万ユーロ)を超えた場合の追加目標として、プレイステーション4版の開発や日本語ローカライズなども挙がっている。