オーストラリアのインディースタジオGrinning Pickleによる『Totem Teller』は、ミューズ(芸術の女神)が“ひらめき”を求めて探索していくアドベンチャーゲーム。
本作はPCおよび家庭用ゲーム機でのリリースを目指して開発が進められており、先月サンフランシスコで行われたGDC会期中には、Xboxプラットフォームのインディーゲーム施策“ID@Xbox”のプレスイベントで遊ぶことができた。
その特徴は、グリッチエフェクト全開で描かれる美しい情景。とにかく画面全体がほぼ常にノイズまみれなのだが、この世のものではない超越的なものが察せられるその壮絶な美しさは思わず圧倒されるほどだ。
I'll be wandering the halls from Wednesday on. say hi, poke some flora https://t.co/xChpxnmopG
— ben (@benjkers)
2019-03-19 02:14:56
gate https://t.co/9YEOrb1WcM
— ben (@benjkers)
2019-03-08 09:42:47
各シーンは世界の民話や伝承からインスパイアされてデザインされているそうで、ちょっとした謎解きなども仕掛けられている(大体トリガーとなるものにタッチすればいいのだが、ノイズの中で見失って迷う人も見受けられた)。
また、グリッチノイズ表現に負けず劣らずスタイリッシュにフォントが表示される会話シーンもあり、選択肢によってゲーム世界に変化が起きることも。
クリエイティブディレクターのBen Kerslake氏に話を聞いたところ、(テキスト表現をどうやるかはともかく)日本向けのリリースとローカライズも検討しているとのことだった。