Behaviourの人気ホラーアクションゲーム『Dead by Daylight』の新たなサバイバーとして、ホラードラマ『死霊のはらわた リターンズ』のアッシュが参戦することが判明した。
これは、アメリカのボストンで開幕したゲームイベント“PAX EAST 2019”に合わせて発表されたもの。会場では試遊が可能で、対応各プラットフォームでは2019年4月2日(北米基準)よりDLCとして配信される。
アッシュ・ウィリアムズは、『死霊のはらわた リターンズ』およびその原作であるサム・ライミ監督のコメディタッチのホラー映画『死霊のはらわた』シリーズの主人公。
会場では本作のゲームディレクターであるMathieu Cote氏とクリエイティブディレクターのDave Richard氏に話を聞くことができたのだが、アッシュがホラー映画の代表的なキャラクターであるだけでなく、同シリーズのホラー要素とコメディ要素のバランスや、絶対的ヒーローではなくドジをしでかすキャラであるのが本作に丁度いいと感じていたそうで、開発初期から参戦を検討し、調整を進めてきたのだという。
一方で、一般的にはチェーンソー義手とショットガンを象徴的な武器として使うアッシュだが、本作ではショットガンなしで、チェーンソーのないメカニカルな義手を装備したスタイルに。
こちらは、本作があくまで恐怖の対象から逃げるゲームであり倒すゲームではないのもあって、劇中でもたまに登場する非チェーンソーの義手をつけた姿を採用したとのこと。
アッシュのPerk(特殊能力)は3種類あり、まず“Flip-Flop”はダウンしてキラーに担がれた際、瀕死状態からの回復度の50%がもがきゲージに換算され、最大で40%のもがきゲージを獲得できるというもの。
そして“Buckle Up”は、瀕死状態から回復中の仲間のオーラが48メートルまで見え、その強さで回復具合を視認できる。さらに仲間を回復している最中は自分と相手がキラーのオーラを4秒間見ることができるというもの。
最後に“Mettle of Man”は3回キラーの基本攻撃を受けると成立し、次回攻撃時にダメージを無視するというもの。ただし完全回復した際にキラーより12メートル以上遠くにいるとオーラが見えてしまう。
また、Amazonが提供するプラグイン“GameOn Tournament Organizer”の採用も発表に。これはAmazon傘下のゲーム映像配信プラットフォームのTwitchと連動した機能で、配信者がファンを招待しカジュアルな大会を開けるというもの。
この機能は現在はβ提供となっており、同作を活発にプレイする“Fog Whisperers”と呼ばれる50人の配信者が試用を開始し、正式採用時には一般に開放される模様。
そして昨年発表されたNintendo Switch版の日本リリースは「間違いなく日本でも発売するので、詳細をお待ち下さい」とのことだった。
右:Dave Richard氏(『Dead by Daylight』クリエイティブディレクター/Behavior)